これダメなの?あなたの自動車が車検に通らない原因とは?
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これダメなの?あなたの自動車が車検に通らない原因とは?
自動車を所有されている以上避けて通ることができない車検。
車検を受けなければ公道で自動車に乗ることができないので必要不可欠です。
自分の車は改造はしていないから大丈夫!不具合なく走れているから、大きな金額は必要ないだろうと思われている方もいらっしゃると思います。
しかし!普段何気なくしていたことが実は法令違反であり、それが原因で車検時に思わぬ出費が増えてしまったということも。。。
自動車の車検に合格するための基準は沢山の範囲や項目に分かれており、それぞれに細かい規定が設けられております。
一つ気付かなかった不具合箇所が見つかるだけで不合格になる可能性も。。。
そこで今回は、実は車検に通らない、ありがちな様々な事例や注意点を解説していきたいと思います。
車検が通らないには様々原因がある!
自動車の車検が通らない原因は多岐に渡ります。
それが駆動関係で修理が必要だったのか、オイル関係なのか、はたまた書類の不備が原因である可能性もあります。
この後解説致しますが、ユーザー車検だと検査官のさじ加減で車検合格か不合格かが決まる事が。。。
今回の記事で解説する事は、あくまで一般的な車検の合格・不合格の内容ですので、不正な改造をされている方の車検にもある程度対応しております。
是非参考にしてみてくださいね!
車検前に修理や整備、点検、チェックが必要な項目12選!
それでは、まずは各点検項目の基準や注意点などを解説して行きます!
オイル漏れ
新車で購入された自動車で初めての車検の際にはあまりココで引っかかることはありませんが、よくありがちな項目として【オイル漏れ】があります。
ちなみに私のVolvoちゃんは新車で購入して初めての車検でオイル漏れで引っかかりました…(笑)
まずオイル関係の項目で基準となるのが、
【エンジンオイルの滲みや漏れがないか】
になります。
あまり自動車に詳しくない方ですと自動車の下回りをマジマジと見ることはありませんが、大ざっぱに言いますと、オイル関係は漏れや滲みが目視で確認ができなければ良いのです!
しかしながら定期的にオイル交換をしていかないとオイル漏れの原因になりますので、メンテナンスは必要なります。オイル漏れの修理は場所によってはかなり面倒なことになりますのでご注意ください。
もし車検当日に下回りをみたらオイル漏れを起こしていた時、本当はあまりよろしくはありませんがウエスで綺麗に漏れ部分を拭き取ってください。あとパーツクリーナー等で綺麗にしておくとすんなり車検に通すことができます。
ただこれは裏技的な方法なので多様しないように…
参考:車検時にオイル漏れはどの程度なら通るのか (合格・不合格判定)
車高の高さに問題がある
私は自動車の整備やカスタムが好きで、日頃から車高の高さには人一倍こだわりを持っております。
なので車検の際には特に車高の高さは気になる点です。
普段からノーマルの車高の自動車に乗っていらっしゃる方は全くもって気にしなくても良いですが、車高の高さにもきちんとした基準が設けられております。
【最低地上高9センチ以上必要】
この基準に尽きます。
最低地上高とは地上面から車両の最も低い所までの距離になります。
ただ1つだけ気を付ける事があるとするなら、この最低地上高には【ロアアームやエアロパーツ】は除外されるということです。
つまりエアロパーツが地面すれすれでも車検の基準にはなんだかんだ適合しているということ。
ただ、エアロパーツが地面すれすれですと、以外と気を付けなくてはいけないのはマフラーの高さです。マフラーの高さは最低地上高の規定の中に入らなければいけないので注意が必要です。
車高の高さは車検当日であっても車高調を付けていれば調整は可能です。
参考:車高を下げたいんだけど…車検に合格するための最低地上高は何cm?
フロントガラスなどのカーフィルム
カーフィルムは車内の温度調整やUVカットや遮光にも一躍かってくれる便利なカー用品です。
現在では様々な種類・色・透過度のカーフィルムが販売されており、カスタムするにも大変便利な物です。
ただ、このカーフィルムにも車検の基準があるのご存じですか?
1つの基準として、
【透過率が70%以上】
になります。ほとんど透過率が70%以下のカーフィルムをフロントガラスに貼っている方もいらっしゃいませんが、サイドガラス(運転席・助手席)では完全にアウトとなります!
ちなみにリヤガラスの透過率に制限はありませんので気になさらなくてもOK!ただ、透過率70%以上になると視界はかなり悪くなりますのでご注意くださいね!
カーフィルムが原因で事故に遭うなんて事のないように!
ヘッドライトのランプ
現代では標準装備になりつつあるLEDヘッドライト。
装着難易度が低いこともあり、ご自身でLEDヘッドライトに交換されている方もいらっしゃると思います。
しかし!こちらも場合によってはLEDランプに交換したことが原因で不合格となる可能性があります。
基準はこちらです。
【光量、光度は基準内か】
【光軸は正常か】
【灯火の色(色温度)】
となります。
ランプの光量、光度、色温度については車検基準適合品と書かれた商品なら問題ありませんが、問題は光軸です。
というのも元々ハロゲン球やHID装着車だとライトの設計がLEDを想定して作られておらず、LEDバルブとの相性が悪いといくら調整しても光軸が合わないということがあります。
こうなると元々付いていたライトを付け直しすることになり、手間とお金がかかってしまいます。
もし、LEDライトへの交換をされる際には高額になってもしっかりとしたメーカー品で、車種ごとの適合が確認済みの保安基準適合品の購入をおすすめします。
また、日頃からバルブが切れていないか点検する習慣もつけておきましょう!
車検当日ランプが切れていた…なんてこと実際結構あります。
自動車のバルブの記事についてはこちら↓
タイヤの摩耗・スリップサイン、劣化、ひび割れ、はみ出し
タイヤの摩耗や劣化なども車検では大変よく見られる項目になり、不合格になるケースも多々ございます。
たった4本のタイヤで1トン近い自動車を支えているのですから、もちろん規定も厳しくなっています。
規定は細かくありますが、基準となるのが、
【スリップサインが出ていないか】
【偏摩耗やヒビが入っていないか】
【タイヤがボディからはみ出していないか(ハミタイ)】
になります。
スリップサインとはタイヤの溝の奥にあるサインで、タイヤが減ってくると出現してきます。そのスリップサインは溝が1.6mmになると現れる物で、それが出てしまうと車検不合格になります。
タイヤの側面を見ると、△マークが必ずあります。その延長線上のタイヤの溝部分にある盛り上がりがスリップサインです。
スリップサインが出てしまうと雨の日にめちゃくちゃ滑ります!!!!!そもそもスリップサインが出る前にある程度滑りやすくはなっているので非常に危険な状態です。
また、摩耗に関してはスリップサインとほぼ変わりませんが、偏摩耗といって、タイヤの減り具合に左右で偏りがあっても車検に通らない事があります。タイヤのヒビに関しても劣化している証拠ですので早めに交換が必要です!
偏摩耗に関する記事は以下の記事で取り上げておりますので参考にしてください!
タイヤの摩耗に関しての記事はこちらを参考に↓
タイヤのはみ出し(巷ではハミタイといいます)については、車両にタイヤ装着状態で真上から見るとタイヤがボディからはみ出している状態のことをいいます。
余程ホイールを変えたりしていない限りはここでひっかかることはありませんが、カスタムをしている方にとってはここは重要な項目です。
実際、【ツライチ】といって、ボディとタイヤが一直線になる状態が巷では美しいとされています。(カスタムマニアの中では…笑)
タイヤがボディより内側にあると【引っ込み思案】、出っ張っていると【ハミタイ】です。あまり関係ないですかね(笑)
参考:車検に通らないタイヤの特徴は?チェックすべきポイントを確認しよう
マフラーの音の大きさ
マフラーはカスタムをされる方にとっては社外品に交換したいカー用品です。私もマフラーには結構こだわりを持っております。
社外マフラーは基本的には『車検適合品』を購入しないと車検には通りません。不合格です。
マフラーが車検に合格する基準として、
【近接排気騒音96db(デシベル)以下】
【最低地上高9センチ以上】
になります。
96dbとはどれほどの音の大きさなのでしょうか?
電車のガード下の騒音が約100dbといわれています。そう考えると相当大きいですよね!
余程社外のマフラーに交換していない限りは車検で不合格になることもありませんが、マフラーに錆で穴が開いていたりすると爆音になっているということもありますので、普段から注意してメンテナンスをしておきましょう!
参考:「マフラーはどこまでOK?」車検時の基準値と対処法について解説
ヘッドレストの取り外し
各シートに取り付けられているヘッドレスト。
枕のようについている割には運転中頭に当たらないし、視界の邪魔になるという理由で取り外される方がいらっしゃいます。
しかしこちらのヘッドレスト、新車時に取り付けられている場合だと取り外されている場合車検に通りません!
【もともとあった車種で、へッドレストがない】
これがヘッドレストにおいて車検に通らない基準となります。
まずヘッドレストは運転席、助手席(平成24年6月30日以前の車両は運転席のみ)には絶対に付いていないといけません。
それでは、それ以外の座席ではどうなのかというと、純正の状態で取り付けられている場合は装着されていないと不合格となります。
少しややこしいですが、元々ヘッドレストがないシートならば無くても大丈夫ということです。
万が一取り外されて紛失してしまっている場合、車検満了日までに時間の余裕がある場合は、ヤフオク!などで中古品を探しましょう!
価格を抑えられます。
ただ、急に必要となると新品取り寄せとなり、部品代金のみで1個1万円近くの出費となります。。。もったいない。。。
また、ヘッドレストモニターなどの後付け部品を装着されたい場合、その商品が車検に適合している証明書がないと車検に不合格となってしまう可能性がありますので、純正のヘッドレストはなくさないように保管しておくことをおすすめします!
ブレーキ関連
ブレーキは自動車を停止させるとっても大事な機能です。
ブレーキが効かなくなるとは、つまり大事故を意味します。車検ではもちろん重要視されます。
ブレーキで車検の基準となるのが、
【ブレーキがきちんと効くか】
大ざっぱですがこれに尽きます。
ブレーキパッドの残量が車検に関係するんじゃないの??と突っ込まれそうなのですが、実際の所保安基準ではブレーキパッドの残量は規定がないのです。
しかしながら、ブレーキパッドの残量がないと言うことは、ブレーキが効かなくなるということですので、実際の所はパッドの残りが2~4㎜くらいになったら交換しましょう。
車検の際に試験官は残量チェックしますが、チェックしない試験官もいるくらいです。
ディーラーなどでブレーキパッド交換しないと車検に通らない!という方もいらっしゃいますが、厳密に言うとブレーキがきちんと効く状態なら車検は通ります。
ディーラーが交換をおすすめしている以上減ってきていることは確かなので、交換するかしないかは、ドライバーの判断になります。
ブレーキ関係の修理はきちんとした資格を持った方でないと難しいで、くれぐれも知識のある方と一緒に交換作業は行ってくださいね!
ブレーキと車検の関係性を書いた記事はこちらをご覧ください!
必要書類の不備によるもの
車検を受ける時には、【車検証】【自賠責保険証明書】【納税証明書】【印鑑】が必要になります。
納税証明書に関しては近年では納税から3週間程度経過していれば必要ないということもありますが、念の為車内に携帯しておくことをおすすめ致します。
そもそも車検証と自賠責保険証明書は車内に携帯していないと法令違反になりますので、絶対に携帯しないまま運転はしないでください!
ワイパーやウォッシャー液
ワイパーは雨の日のドライバーの視界を確保してくれる大事な保安部品です。そしてウォッシャー液はフロントガラスが汚れて視界が悪いときに活躍してくれます。
もちろんこのワイパーやウォッシャー液にも車検の規定が存在します。
【ワイパーが正常に動くか】
【ワイパーのゴムが切れていないか】
【ウォッシャー液がきとんと出るか】
決まった基準値まではありませんが、きちんと視界が確保できることが大前提の規定になります。
よく車検時に交換をおすすめされる部品ですが、交換してもらっても費用もそれほど高くないのでそのまま交換してもらってしまいましょう!
ワイパー自体が故障している場合は車検に通りませんので修理が必要になります。
ワイパーは消耗品で劣化も早い部品になりますので定期的にメンテナンスしましょう。
違法改造で気付きにくい箇所
世の中にはもっとスピードを速くしたい!カーブを速く曲がりたい!他のドライバーと差を付けて目立ちたい!!などなど様々な方がいらっしゃいます。
その中でも特に盲点となる車検不合格箇所を少しご紹介します。
①フロントガラスのステッカー類
フロントガラスに小さくてもステッカーを貼ってあると車検不合格になります。フロントガラスにステッカーを貼るとカッコいいのは分かりますが、実は法令違反になります!すぐに剥がしましょう!
②外径の異なるタイヤを装着すること
社外ホイールを装着すること自体は全く問題ありません。車検において問題になることがハミタイ以外にあります。
それはその車種の規定の範囲外の外径のタイヤ(ホイール)を装着する。ということです。
車検ではスピード検査が行われます。その車の実際の速度と、速度メーターの誤差を計る為に40㎞/hの速度で測定がされます。
外径が大きい(小さい)ホイールを装着することでそのスピードに誤差が起きます。その誤差が起きないように、それぞれの車種で許容ホイールのサイズが決められています。
その規定に入っていないと車検では不合格になります。
③メーターの表示ランプが切れている
ここも気付きにくい所なのですが、スピードメーターの警告灯のバルブが切れてしまっているケース。
切れているランプを確認することは普段しないかと思います。アクセサリー電源を入れると全てのメーターのライトが点灯しますのでそこで判断致します。
違反の罰則金の未払い
もしあなたが交通違反を犯してしまったとして、その罰則金が未払い状態の場合、もし車検に合格したとしても車検証は受け取ることができません。
車検を受ける前に必ず罰則金は支払っておきましょう!
車検に通らなかったときの対処法
それでは、もし車検に通らなかった場合、どうすればよいのでしょうか?
ディーラーや民間の工場であればすぐに解決策を教えてくれますが、ユーザー車検の場合ですと自分で判断しなければいけませんのでとっても困ることがあります。
もし車検に通らなかった場合の対処法を解説して行きます。
再検査にいく
当たり前のことなのですが、車検に通らないと自動車には乗れませんので、車検の再検査に行くことになります。
ここではユーザー車検を受ける方向けに解説させていただきます。
①当日中に指摘箇所を整備して再検査を受ける
ユーザー車検に行った当日であれば3回まで再検査を受けられます。
よほどの大整備でなければ車検場の駐車場で修理をして直すことができます。
ユーザー車検を受ける方は再検査をすることになってもいいように不安箇所などは予めピックアップしておき、それに必要な工具や部品などは持っておくようにしましょう。
②限定自動車検査証を発行してもらう
ユーザー車検に行って車検不合格になった場合、すぐにその箇所を修理・整備できれば良いのですが、できないこともあるでしょう。
そんな時は『限定自動車検査証』を陸運支局の自動車検査登録事務所で発行してもらってください。
その検査証を発行してもらうことで、その発行日から15日以内であれば車検が切れてしまっていても公道を走行することは可能になります。
あくまで限定ですので、もしその検査証が切れてしまった場合に公道を走行したら結構な違反点がついてしまいますのでお気を付けください。
該当箇所を修理して再検査に臨みましょう!
中古車買取をしてもらう
もし車検に不合格になってしまい、修理費も日数もかかりそうだ、そんな時は中古車販売店に売却してしまうことも一つ考えられます。
中古車買取店であれば車検が切れた車でも引き取ってくれますし、結構良い査定額が付くかもしれません。
買取をしてもらうか、修理して車検を取ってまだ乗るかはきちんと計算をする必要があります。
車検はどこに依頼すればいいの?
さて、次は車検を依頼するお店についてそれぞれ解説して行きたいと思います。
車検を依頼できるお店は沢山あります。それぞれにメリットやデメリットがありますので、その辺にも触れて行きたいと思います。
カーディーラー
まずはカーディーラーです。その自動車のメーカーに持っていくことで、一番専門的な整備やアドバイスをいただけますし、代車などもあるでしょうから修理などの対応はとても早いかと思います。
再検査になった場合の対応も迅速に行ってくれます。
しかしながら、ディーラーは専門的な車検や整備を行う分、他の店舗より車検のトータル費用は割高になる傾向があります。
最近私も車検を民間業者で受けましたが、ディーラーの見積もりと比べると約10万円開きがありました。。。
ちょっと高くない!!!!??と思いましたが、愛車の細部までメンテナンスをしてくれますので、それを高いか安いかを値段だけで判断するのは少し難しいかと思います。
ちなみに私はある程度の整備は趣味で行っておりますので、ディーラーの車検は基本的に行きませんが(笑)
ユーザー車検の方法
ユーザー車検が車検を一番安く済ませる方法です。
過去の記事でユーザー車検について書いた記事がありますので参考にしてください!
ユーザー車検の記事はこちら↓
ユーザー車検の方法は慣れてしまえば本当に簡単ですが、ある程度知識は持ってからチャレンジすることをおすすめします。
初めての場合は自動車検査場の係の方が親切に順序や方法を教えてくれますが、もし車検に不合格になってしまって再検査の場合などはどうしたら良いか分からない!ということにも成りかねません。
ユーザー車検は心配だけど、どうしてもユーザー車検にしたい場合は、検査場の近くに大体予備の検査場、通称『予備検』が存在し、費用が多くても5000円ほどでその車が車検に通るかどうか事前に検査をしてくれます。
予備検査を使ってもディーラーに比べたらかなり割安になりますのでおすすめです。再検査になるとちょっと恥ずかしいですからね…
ただ、ユーザー車検ですと流れ作業で日々何台も検査していますので、試験官のさじ加減でなぜか厳しい判定で不合格になってしまうこともあったり。。。
民間指定工場・民間業者
オートバックスなどの自動車用品店、コバックや車検の速太朗などの民間業者を使うのも1つです。
民間業者の特徴はディーラーとユーザー車検の中間的な立ち位置となります。
検査手数料がかかりますのでユーザー車検よりは高くなりますが、ディーラーのようなオプション整備まではしないのでディーラーより安くなるということです。
もちろん民間業者も整備で商売をしていますので、消耗品の交換や部品交換などをおすすめされることもあるでしょう。
しかしながら、そこで交換などをお願いしても純正品ではなく汎用品での交換も行っているため、部品代も安く済むことも多くあります。
きちんと自動車の状態も見てもらって、けど安く済ませたい時は民間の店舗もおすすめです。
※車種によっては民間の業者に車検を断られることがあるようです。カーメーカーによっては民間業者に純正部品を販売しないこともあるとか。
一般的な車検費用はどのくらいかかるの?
上で解説させていただいた通り、車検を依頼するお店によって車検費用はバラバラです。
そして車種やグレードにより変わることもあります。
ここでは国産の普通車での一般的な価格を解説して参ります。
大きく分けて以下の3つの費用に分けられます。
①法定諸経費
②車検基本料
③整備費用
①法定諸経費
法定諸経費とは主に税金のことです。そう、固定費になります。
ですので車検の際にはどの車種でもここの費用は必ずかかってきます。
ユーザー車検でも法定諸経費はかかりますが、裏を返せばこの費用しかかかりませんので結果的に安くなります。
②車検基本料
車検基本料とは、車検を依頼するお店に支払う手数料です。お店によってこの費用は変動がありますので一概には言えませんが、民間の業者であれば1~2万円ほどになるでしょう。
高級車やスポーツカーなどはこの基本料金が少し高額になる傾向があります。
ディーラーなどではある程度整備費用も含まれていたりする場合もあるので、もしディーラーにお願いするとなったらお店に確認してみましょう。
③整備費用
整備費用は車検のオプションとなる費用です。
この整備費用はドライバーの判断で高くもなりますし、安くもなります。
2年に1回の車検ですし、徹底的に交換しよう!と思う方は高額になりますし、最低限の部品の交換だけしてもらおうという方は安く済みます。
ちなみに私は民間の業者に車検をお願いし、交換が必要になりそうな部品だけピックアップしてもらい、その部品を自分で購入してDIYするというのが日課です(笑)
当店は工具セットを扱っておりますので、当店の工具セットを使っていただければ大体の整備は行うことが可能です。
車検不合格で再検査にならないようにするには?
車検不合格になりたい!!なんて思う方はそうはいらっしゃらないと思います。
それでは、車検不合格にならないためには事前にどうしたら良いのでしょうか?
日々のメンテナンス・整備の重要性を解説致します。
日頃のメンテナンス・点検整備の重要性
車検にすんなり通すためには日頃のメンテナンスや整備が不可欠です。
自動車に詳しくない方でもDIYでできるメンテナンス方法や整備を過去の記事で上げておりますので是非参考にしてみてください。
自動車は普段から雨風にさらされて、エンジンの中では超高温という環境で使用されております。消耗品が消耗しないわけがないです。劣化している物はどんどん交換しましょう。
エンジンオイル関係やタイヤの点検などは正しい知識を持っていれば必ずDIYでできます。
点検も簡単ですので恐れずにチャレンジしてみましょう!
タイヤ交換の手順の記事はこちら↓
オイル交換のDIYの記事はこちら↓
消耗品はまめに交換してあげれば予想以上に保ちます。
逆に消耗品をギリギリまで使い倒し、不具合が出てから交換するのでは少し遅いと思います。自動車は特に精密な機械ですので、不具合が連鎖するものです。
日頃からメンテナンスをすることで長く自動車にも乗る事が可能です!
まとめ
さて、今回は車検に通るの?通らないの?という記事から、車検ができる店舗まで幅広く解説させていただきました。
実は上で解説した内容以外にも、普段乗っているだけでは気付けない車検に不合格となるポイントはいくつもありますので、車検前にまずは最寄りのカーショップに車検見積もりの相談をしておけば安心ですね。
何事も事前に早期発見することが大切ですよ♪
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