工具の豆知識!スパナとレンチって何が違うの?種類と用途まとめ
スパナとレンチの種類と用途とは?
『スパナ』も『レンチ』も六角ボルトやナットを回すための道具で、スパナがイギリス英語でレンチがアメリカ英語といだけで意味に大きな違いはありません。
ですが日本では使い分けられており、一般的に両方の先端が開いているものがスパナ、それ以外をレンチと呼ばれております。
工具をあまり使わない方にはややこしいかもしれません。
基本的に六角ボルトなどを回す時などはレンチを使った方が便利な場面が多いです。
スパナ
スパナは両方の頭にボルトを回すための穴が開いていて2種類のサイズのボルトを回すことが可能です。
また端が開いていて2方向からしか力を加えることができないことから引っ掛けて閉めたり緩めたりする為、力が入りずらく、ボルトなどの角を痛めてしまう可能性があります。
ですので後ほどご紹介しますが、スパナはメガネレンチでは回せない場所(水道など)などや車のブレーキランプなどボルトがへこんでいる時などに使用されます。
レンチは色々と種類があるのでご紹介します。
メガネレンチ
スパナとの違いは円形状になっている為6点から力を入れる事ができる為、ネジが痛みにくくスパナよりも力が入れやすいのが特徴です。
ただ、ボルトとの引っかかりが小さいので固着しているボルトや、錆で痩せてしまっているボルトを回す時は注意しないとボルトをナメてしまいますので注意が必要です。
使用頻度はかなり高いので8㎜~19㎜くらいまでのサイズを集めておくと便利です!
コンビネーションレンチ
こちらはメガネレンチに似ていますが片側がレンチ、反対側がスパナになっています。
基本的には左右で同じサイズの場合が多いです。
1種類しか回せないので買う際は、用途の応じて使用頻度の高そうなサイズを選ぶのがおすすめです。
車では8㎜~14㎜くらいがあれば十分でしょう!
モンキーレンチ
こちらは先端部分が開いておりスパナ同様2点で固定してボルトを回すタイプになります。
先端部分に幅を調整する為の『ウォーム』と呼ばれる部分がついており、それを調整する事でいろんなサイズに対応することができます。
使い勝手が良く便利なのですが、上記のスパナのデメリットに加え、手で調節して口部を締める為強度はあまり高くなく、硬いボルトを回すことには向いていません。
ラチェットレンチ
レンチの口部にラチェット機能が搭載されているレンチで、ボルトから工具を取り外すことなく往復運動だけでボルトを締めたり緩めたりが可能な工具です。
通常のスパナやメガネレンチに比べ作業速度が格段に速くなります。
デメリットとして1つのサイズしか回せない為コストパフォーマンスがあまり良くない所です。
その点以下のソケットレンチはとても画期的な商品です。
ソケットレンチ
ボルトやナットにはめ込むためのソケット部分と、そのソケットを取りつけるハンドルで構成されたレンチになります。
ソケットの取り付けには様々な種類を取り付けることが可能で、ヘキサゴンソケット(ボルトを回す為のもの)はもちろん、プラスドライバーやマイナスドライバー、六角ソケットなどを取り付けることが可能です。
また口部にはラチェット機能も搭載されているので作業の幅、スピードが格段に上がります。
ソケットレンチはセットで販売されていることが多く、セットに付いてくるソケットも使用頻度の高いソケットがラインナップされております。
こちらのセットを一つ購入しておくとDIYや車の修理などで大活躍してくれるので本格的に始めたい人には得におすすめです。
いかがでしたでしょうか?
レンチと一口に言ってもこれだけ多くの種類のラインナップがあります。
用途に合わせて少しずつコレクションしてゆきましょう!
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