正しい工具の使い方!家に必ずあるドライバーの種類や使い方は?
一家に一本!ご存じドライバーの使い方!
知名度ナンバーワン、ネジ回しとも呼ばれるネジを締緩する工具です。
誰もが知っていて誰でも使えるドライバーですが、正しい使い方があります。
「ただ回すだけでしょ?」「ネジの十字部分に挿すだけでしょ?」
と思っていませんか?
そんな使い方だとねじ山!ナメちゃいますよ。
ちなみに、ネジの工具穴と呼ばれる十字やマイナス部分、ボルトやナットの頭が潰れることをナメると言います。
ネジをナメさせない使い方
どうすればナメさせなくて済むのでしょう。
それは「ドライバーを押しながら回す」が正解です。
理想は押す力7、回す力3だと言われています。
この回し方を「押し回し」と言います。
プラスドライバーは工具穴に挿しやすい反面外れやすい特性もあります。
外れやすいと言うことは軸がブレやすいと言うことで、軸がブレるとナメやすくなります。
片方の手でグリップを持ち、もう片方の手で軸を支えることで、軸がブレにくくなりナメにくくなります。
対象物を持って回すなんて持っての他!
しっかり置いて動かないようにして作業しましょう。
必ずネジの溝に合ったドライバーを選ぶことが重要となります。
ネジのサイズが分からない時は、大きめのサイズから合わせましょう。
小さいネジであればサイズが合っていなくても強引にネジを回すことができ、ネジがナメるだけでなくドライバーを痛めてしまうかもしれません。
ドライバーの種類
プラスドライバーは番号で規格化されていて、マイナスドライバーは先端部分の幅や厚み、軸の長さで分類しされています。
ネジの呼び径に合わせた番号を使う必要があります。
種類は大きく分けると2種類
・貫通型
軸がドライバーの先端部分からグリップの頭まで貫通しているので貫通ドライバーと呼びます。
頭の部分を座金と呼び、古くなって錆付いたり固着したネジを、座金をハンマーで叩いて衝撃を与えて緩めることができます。
やり過ぎると軸が折れたり、ドライバーの先端部分やネジを壊してしまう可能性があるので注意が必要です。
・普通型(非貫通)
軸がグリップの途中までしか差し込まれていないため、貫通型のようにグリップの頭を叩くことはできません。
軸がハンドルの途中までのため、差し替えタイプのドライバーは普通型のドライバーになります。
軸の種類
軸には丸軸と角軸の2種類があります。
丸軸は手で押さえながら回しやすく、角軸はスパナなどを使い高いトルクをかけることができます。
ボルスター付きドライバーなら、レンチを掛け更に高いトルクをかけることができます。
・スタビドライバー
全体が短く、狭い場所での作業に適しています。
・長軸ドライバー
軸が長く、手の届きにくい深い場所の作業に適しています。
・ラチェットドライバー
ラチェット機構を持ち、早回しが可能です。
・短絡防止絶縁ドライバー
通称「電工ドライバー」と呼ばれ、グリップが絶縁加工されたドライバーです。
他にもありますが、カーメンテナンスにはあまり使わないので割愛させていただきます。
固着してガッチガチ!?そんな時はどうする??
固く締まったネジはどうして緩めるのでしょうか。
押す力を7ではなくもっと強くします!
たったそれだけです。
7:3から9:1、極端に言えば押す力を99、回す力を1にする必要もあります。
片方の手でグリップを押しながら、もう片方の手で、少しずつ回そうとしてください。
回すのではなく回そうとすることがポイントです。
ネジが回る感覚に集中して回します。
それでも回らないときは潤滑油を吹き付けて少し待ちます。
そして、再び同じように回してください。
それでもダメなら貫通ドライバーで衝撃を与えてください。
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