バイクのチェーンは自分で調整できます！

エンジンパワーを後輪へ伝える役目を担うチェーン。

適切な張りのチェーンでないと快適な走行は望めません。

 

チェーンが伸びてくると、「ジャラジャラ～」と異音がしてきます。

異音がするほど、チェーンがたるんでくると加速した時やエンジンブレーキを掛けたときの衝撃が大きく伝わってきますね！

そのまま、チェーンがたるんだ状態にしておくとスプロケットの消耗が速くなってしまいます。

異音も煩わしいですがスプロケットの消耗は頂けません。。。

 

さらに、チェーンがたるんだままだとハズレてしまったり、後輪に絡んで後輪がロックしたりして大事故につながることにもなります。

 

チェーン調整の下準備

 

バイクのチェーンの調整は積載工具で十分調整出来ます。

チェーンの調整を出来る工具を常に携帯しておくことをお勧めします。

 

チェーンの張りは、オンロードバイクで約2～3センチ。

オフロードバイクなら2～4センチです。

 

チェーンの張りを確かめるにはチェーンをつかんでおよそ10kgの力で上下に動かします。

10kgの力とはバネばかりを引っ張り10kgのメモリにあわせることです。

どのくらいの強さと言えば大人が思いっきり力を込めてやるくらいの強さです。

 

チェーン調整をするときにはサイドスタンドでなくセンタースタンドを立てて行うのが理想的です。

しかし、最近のバイクではセンタースタンドがないバイクも多いので、メンテナンス用にローラースタンドを用意しておくのがよいでしょうね。

 

ローラースタンドは、安いものでは2000円台から売られているので、センタースタンドのないバイクの方は用意したほうがこれからバイクと付き合うには必需品でしょう。

 

チェーン調整に必要な工具

 

チェーンの張りを調整は、チェーンアジャスターロックナットを緩めるにはボックスレンチやメガネレンチが必要です。

モンキーなどは、大きさが自由に出来るので、よさそうですが空回りしたときにナットがなめてしまう危険があるので使わない方が無難です。

 

チェーンアジャスターロックナットに入っている割ピンを抜くペンチ。

割ピンは、消耗品なので再使用しないで予備を用意しておきましょう。

 

あと、左右のチェーンアジャスターロックナットを調整するスパナが必要です。

チェーン調整に必要な工具は、メガネレンチ・ペンチ・スパナの３つですね。

 

チェーンの調整方法

 

チェーンの調整方法は、チェーンアジャスターロックナットに入っている割ピンをペンチで抜き、次にチェーンアジャスターロックナットをメガネレンチで緩めます。

次に左右のチェーンアジャスターロックナットをスパナで調整しますが、左右のメモリが同じ位置になるように調整します。

 

チェーンの交換時期は、1万～2万Kmです。

定期的にメンテナンスしていれば、2万kmまでチェーンは持ちます。

１万kmを越えると、チェーンが伸びやすくなってきます。

やはり、2万kmを越えたならチェーンの交換です。

チェーン交換と同時に前後スプロケット交換もやれば駆動系がリフレッシュされ乗り味もよくなるでしょう。

 

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