工具の豆知識!墨つぼとはどんな時に使うの?使い方と種類まとめ
これは工具?墨つぼ工具とは?
墨つぼとは、一度は皆さん聞いたことがあるでしょうか。
あまり一般の方には聞き慣れないこの墨つぼという工具なのですが、実はだいぶん昔からある工具のひとつなのです。
古くは、古代エジプト時代に生まれそこから中国に渡って、墨つぼの原型が生まれたとも言われております。
なので、この日本でも平安時代、鎌倉時代くらいの頃から使われはじめたとも言われております。
日本には古くから建物を作る時に、左官、右官といったやくしょくの建物をつくる職人さんがいて、それが、今で言う所の大工さんと左官さんだと言われています。
その方たちが、最初に使ったとみられ、金づちや、差し金、のこぎり、かんななどにならんで墨つぼも立派な道具の一つとして扱われてきました。
墨つぼの特徴、使い道
そんな古くからある墨つぼですが、昔は墨の壺のとなりに糸巻きを取り付けてその糸に墨を染み込ませながら、糸をだしてそれを、線を引きたい所に持っていきそこに合わせて糸を弾くと墨汁の墨だけキレイに線になって打つことができます。
これは、例えば鉛筆で線を書いたりすると線が曲がったり、線が太くなったり細くなったりとなかなかキレイに書けているようでそうなりません。
それに、鉛筆で書くのも、長さに限界があり定規を当てた部分にしか線を書けずそれを繋げて書いていくと結果的に線が曲がってしまったりとかして寸法が合わなかったりします。
しかしながら、墨つぼがあれば長い線を一発で打てることになり正確に線を描くことができるのです。
今では、墨つぼもだいぶん形を変えてきて、お馴染みのパーフェクト墨つぼとかその類似品などが沢山売られています。
だいたい値段は1000円位から3000円くらいの間で売られていまして、お求め易くなっています。
今の墨つぼは、黒や赤色の墨汁が一般的で本体が糸巻きと墨の壺の部分が一体化しており、壺の蓋をパカッと開けて墨汁を追加するだけで簡単に使えます。
なので手も汚れないのが良いですね!
でもたまに使っていると、糸が絡んでしまって糸が出せなくなったり、途中で糸が切れて巻き込まれてかるこをつけなおしたりとか少し手間がかかる道具なのも確かです。
こんなデジタル化の現在においてもそういうアナログな所があるのも墨つぼの魅力ですし、こういうものはなくてはならない物だと思います。
今でも昔のタイプの墨つぼを使っている大工さん、左官さんも多く私も何度も目にしたことがありますし、使ったこともあります。
まぁ慣れてないとすぐに手が真っ黒になっちゃいますけどね。。。
まとめ
上記のことから、墨つぼは古くから使われている歴史のある工具だということがわかりますね。
だからこそ、これからもその歴史を感じながら大切に使っていくことが大事だと思います。
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