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ワイトレとは?基礎知識から価格相場・選び方まで|初心者向け完全ガイド

「ワイトレ」という言葉を車好きの友人から聞いたけれど、実際どんなパーツなのか分からない。

車のカスタマイズに興味があるけれど、ワイトレが自分の車に必要なのか判断できない。
本記事では、ワイトレの基本的な仕組みから価格相場、メリット・デメリット、選び方まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

 

この記事の目次

ワイトレとは|正式名称と基本的な役割

ワイトレとは「ワイドトレッドスペーサー」の略称で、ホイールとハブの間に装着する金属製のパーツです。
車のカスタマイズでよく使用されるパーツですが、その役割や仕組みを正確に理解している方は意外と少ないかもしれません。
まずは基本的な構造と、なぜ多くのドライバーが使用するのかを理解しましょう。

 

 

ワイトレの正式名称と呼び方

正式名称は「ワイドトレッドスペーサー(Wide Tread Spacer)」ですが、一般的には「ワイトレ」と略して呼ばれることがほとんどです。
他にも「スペーサー」「ホイールスペーサー」「トレッドスペーサー」などと呼ばれることもあります。

整備工場やカー用品店では「ワイトレ」で通じますが、正式な書類や車検関連の手続きでは「ワイドトレッドスペーサー」という正式名称が使用されます。
初めて購入する際は、どちらの名称でも検索できるように覚えておくと便利です。

 

 

 

ワイトレが果たす役割

ワイトレの主な役割は、ホイールを車体の外側に押し出すことです。
これにより、左右のタイヤの接地面間の距離(トレッド幅)が広がります。

具体的には、以下のような効果があります。

まず、車の見た目が大きく変化します。
ホイールが外側に出ることで、車体全体が引き締まった印象になり、スポーティーで迫力のある外観を演出できます。

次に、本来装着できないオフセットのホイールが装着可能になります。
ホイールのオフセット値が合わない場合でも、適切な厚さのワイトレを使用することで、装着の選択肢が広がります。

また、理論上はトレッドを広げることで走行安定性の向上も期待できます。
ただし、整備現場の経験から言えば、日常的な街乗りではこの効果を実感できるケースは限定的です。

 

 

トレッド幅とは何か

ワイトレを理解する上で、「トレッド幅」という言葉の意味を知っておくことが重要です。

トレッド幅とは、左右のタイヤの接地面の中心間の距離を指します。
例えば、左右のタイヤの中心間が1500mmであれば、トレッド幅は1500mmということになります。

ワイトレを装着すると、このトレッド幅が広がり、「ワイド化」することから「ワイドトレッドスペーサー」という名称になっています。
トレッド幅が広がることで、車の外観だけでなく、走行特性にも影響が出ることがあります。

 

 

ワイトレの構造と種類|初心者が知っておくべき基礎知識

ワイトレには様々な種類があり、それぞれ構造や価格、装着方法が異なります。
購入前に基本的な種類と特徴を理解しておくことで、自分に適した製品を選びやすくなります。

 

 

ワイトレの基本構造

ワイトレは、円盤状の金属プレートに複数のボルト穴が設けられたシンプルな構造です。
材質は主にアルミニウム合金が使用されており、軽量性と強度を両立しています。

基本的な構成要素は以下の通りです。

・本体(円盤状のスペーサー)
・ボルト穴(車種に応じて4穴または5穴が一般的)
・ハブ穴(車体のハブに合わせた中央の穴)

製品によっては、スペーサー本体にハブボルトが組み込まれているタイプもあります。
このタイプは「ハブボルト一体型」と呼ばれ、15mm以上の厚いスペーサーでは必須となることが多いです。

 

 

厚さによる分類と特徴

ワイトレは厚さによって大きく3つのカテゴリーに分類されます。

【薄型:5mm~15mm】
薄型のワイトレは、微調整に適しています。
主にホイールとフェンダーの隙間を詰める「ツライチ調整」や、軽微なオフセット補正に使用されます。
価格は比較的リーズナブルで、ペア(2枚セット)で3,000円から8,000円程度が相場です。

10mm以下であれば既存のボルトで対応できることも多く、初心者でも扱いやすい厚さといえます。
車検についても、タイヤがフェンダーから出なければ通ることが多いです。

【中厚型:20mm~30mm】
20mmから30mmの中厚型は、より明確な外観変化を求める場合に選択されます。
ドレスアップ効果が高く、見た目の迫力が大きく向上します。

価格はペアで8,000円から20,000円程度が一般的です。
この厚さになると、専用の長いボルトやハブボルト一体型のスペーサーが必要になります。

【厚型:35mm以上】
35mm以上の厚型は、大幅なトレッド変更が必要な場合に使用されます。
価格はペアで15,000円から40,000円以上と高額になりますが、劇的な外観変化が可能です。

ただし、この厚さになると車検対応や安全性について十分な検討が必要で、構造変更手続きが必要になる場合もあります。
初心者の方が最初に選ぶ厚さとしては推奨できません。

 

 

 

ボルトタイプによる違い

ワイトレには、ボルトの取り付け方式によって大きく2つのタイプがあります。

【ボルトオンタイプ】
既存のハブボルトをそのまま使用して装着するタイプです。
スペーサーに穴が開いているだけのシンプルな構造で、価格が安価なのが特徴です。

一般的に10mm以下の薄型スペーサーに多く見られる形式で、取り付け作業も比較的簡単です。
ただし、既存のボルトの長さが足りるかどうか確認する必要があります。

【ハブボルト一体型】
スペーサー本体にハブボルトが組み込まれているタイプです。
より確実な固定が可能で、安全性と信頼性に優れているため、15mm以上のスペーサーではこのタイプが一般的です。

価格はボルトオンタイプよりも高くなりますが、整備工場でもこちらのタイプを推奨することが多いです。
ボルトが一体化しているため、ボルトの長さを気にする必要がありません。

 

 

ワイトレを使用する理由とメリット|なぜ多くのドライバーが装着するのか

ワイトレは、単なる見た目の変化だけでなく、実用的な理由でも使用されます。
どのようなメリットがあるのか、整備現場で実際に聞かれる理由を含めて解説します。

 

 

ドレスアップ効果

ワイトレを使用する最大の理由は、車の見た目を改善することです。

ホイールが車体から外側に出ることで、以下のような視覚的効果があります。

・車体全体が引き締まった印象になる
・ホイールの存在感が増し、足回りが強調される
・車高を下げたような錯覚効果が得られる
・スポーティーで迫力のある外観になる

特に「ツライチ」と呼ばれる、ホイールとフェンダーの面を揃える調整に使用されることが多く、これによりカスタム度の高い見た目を実現できます。

実際のユーザーからは「新しいホイールを買うよりも手軽に雰囲気が変わった」という声をよく聞きます。

 

 

ホイール選択肢の拡大

ワイトレのもう一つの重要な役割は、装着できるホイールの選択肢を広げることです。

ホイールには「オフセット」という数値があり、この値が車種に合っていないとうまく装着できません。
例えば、気に入ったデザインのホイールを見つけても、オフセット値が合わずに諦めざるを得ないケースがあります。

このような場合に、適切な厚さのワイトレを使用することで、オフセット値を調整し、本来装着できないホイールを装着可能にできます。

例えば、現在のホイールオフセットが+45mmで、欲しいホイールのオフセットが+30mmの場合、15mmのワイトレを使用することで調整できます。
このように、ホイール選びの自由度が大きく向上するのがワイトレの実用的なメリットです。

 

 

コストパフォーマンス

ワイトレは、カスタマイズの中では比較的コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

新しいホイールを購入する場合、4本セットで10万円から30万円以上かかることも珍しくありません。
一方、ワイトレであれば、4枚セット(フロント・リア)で1万円から3万円程度で購入可能です。

手軽に見た目を変えたい、予算を抑えてカスタマイズしたい、という方にとって魅力的な選択肢といえます。

ただし、安全性や品質を考慮すると、あまりに安価な製品は避けるべきです。
適切な品質の製品を選ぶことで、長期的に見てもコストパフォーマンスの高いカスタマイズが実現できます。

 

 

走行性能への影響

トレッドを広げることで、理論上は走行安定性の向上が期待できます。

トレッド幅が広がることで、以下のような効果が期待されます。

・コーナリング時の安定性向上
・高速走行時の直進安定性向上
・左右方向への踏ん張りが効きやすくなる

ただし、整備現場の経験から言えば、日常的な街乗りでこれらの効果を実感できるケースは限定的です。
むしろ、後述するデメリット(燃費悪化、ハンドリングの変化など)の方が目立つことも多いです。

サーキット走行やスポーツ走行を楽しむ方であれば効果を感じられるかもしれませんが、主な目的はドレスアップと考えた方が良いでしょう。

 

 

ワイトレのデメリットと注意点|購入前に必ず知っておくべきこと

ワイトレにはメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
購入を検討する際は、これらのデメリットも十分に理解した上で判断することが重要です。

 

 

安全性に関するリスク

ワイトレ装着における最大の懸念は、安全性への影響です。

スペーサーによってホイールが外側に移動することで、ボルトやハブベアリングにかかる負荷が増加します。
特に厚いスペーサーを使用した場合、純正状態と比較してボルトへの負荷が1.5倍から2倍以上に達することもあります。

整備現場では、以下のようなトラブルを目にすることがあります。

・ボルトの緩み
・ボルトの疲労破損
・ハブベアリングの早期劣化
・サスペンション系パーツへの過剰な負担

これらのリスクを最小限に抑えるためには、品質の高い製品を選び、定期的なメンテナンスを欠かさないことが必要です。
特にボルトの締め付けトルクは、装着後1,000km走行時点と、その後も月に1回程度は確認することを強く推奨します。

 

 

法規制と車検への影響

ワイトレを装着する際は、法規制や車検への対応も考慮する必要があります。

日本の道路運送車両法では、タイヤがフェンダーから突出する場合、構造変更手続きが必要になります。
わずか1mmでも突出していれば、そのままでは車検に通りません。

一般的に、10mm以下の薄型スペーサーであれば、タイヤが突出しない範囲で調整できることが多く、車検対応もしやすいです。
しかし、15mm以上になると、車種やホイールの組み合わせによっては構造変更が必要になる可能性が高まります。

構造変更手続きには、以下のような費用と手間がかかります。

・検査手数料、登録手数料:約5,000円から6,000円
・行政書士に依頼する場合:約30,000円から80,000円
・手続き完了までの期間:数週間から1ヶ月程度

また、適切な構造変更手続きを行っていない状態で事故を起こした場合、保険金の支払いが制限される可能性もあります。

 

 

日常使用での不便さ

ワイトレを装着すると、日常的な運転で以下のような不便を感じることがあります。

【燃費の悪化】
ホイールが外側に出ることで空気抵抗が増加し、燃費が5%から10%程度悪化することがあります。
また、スペーサー自体の重量増加も燃費に影響します。

【ステアリングの重さ】
トレッドが広がることで、ステアリング操作に必要な力が増大します。
特に駐車場での切り返しや低速走行時に、ハンドルが重く感じられることがあります。

【小回りの悪化】
最小回転半径が大きくなるため、狭い道路や駐車場での取り回しが不便になります。

【タイヤの偏摩耗】
適切なアライメント調整を行わないと、タイヤの片側だけが異常に摩耗する「偏摩耗」が発生しやすくなります。
これにより、タイヤ交換サイクルが短くなり、維持費が増加する可能性があります。

 

 

維持費の増加

ワイトレを装着した車両は、通常よりも多くの維持費がかかることがあります。

【定期点検費用】
ボルトの締め付けトルク確認を整備工場に依頼する場合、1回あたり3,000円から5,000円程度かかります。
月に1回程度の点検が推奨されるため、年間で36,000円から60,000円程度の追加費用が発生します。

【ハブベアリング交換】
スペーサー装着車ではハブベアリングの寿命が短くなる傾向があり、通常よりも早い段階で交換が必要になることがあります。
交換費用は一輪あたり3万円から10万円程度です。

【アライメント調整】
タイヤの偏摩耗を防ぐため、定期的なアライメント調整が必要になります。
1回あたり1万円から2万円程度の費用がかかります。

 

 

ワイトレの価格相場|厚さ別・メーカー別の費用目安

ワイトレの購入を検討する際、価格は重要な判断材料の一つです。
厚さやメーカーによって価格が大きく異なるため、相場を理解した上で予算を決めましょう。

 

 

厚さ別の価格相場

ワイトレの価格は、主に厚さによって変動します。
以下は一般的な価格相場です(ペア=2枚セットの価格)。

【5mm~10mm:薄型スペーサー】
・国産メーカー標準品:5,000円から8,000円程度
・海外製廉価品:2,000円から4,000円程度
・国産高品質品:8,000円から12,000円程度

薄型は比較的リーズナブルな価格帯ですが、安全性を考慮すると、あまりに安価な製品は避け、最低でも国産メーカーの標準品レベルを選ぶことを推奨します。

【15mm~25mm:中厚型スペーサー】
・国産メーカー標準品:10,000円から18,000円程度
・海外製廉価品:5,000円から10,000円程度
・国産高品質品:18,000円から30,000円程度
・海外有名ブランド:25,000円から40,000円程度

中厚型になると、ハブボルト一体型が必要になることが多く、価格も上昇します。
この厚さでは特に品質が重要になるため、価格だけでなく製品の信頼性も重視して選ぶべきです。

【30mm以上:厚型スペーサー】
・国産メーカー標準品:15,000円から30,000円程度
・国産高品質品:30,000円から50,000円程度
・海外有名ブランド:40,000円から80,000円程度

厚型は価格が高額になりますが、安全性への影響も大きいため、妥協せず高品質な製品を選ぶことが必要です。

 

 

メーカー別の価格帯と特徴

ワイトレのメーカーは大きく3つのカテゴリーに分類できます。

【国産メーカー(中価格帯)】
日本の自動車部品メーカーが製造するワイトレは、品質と価格のバランスに優れています。
代表的なメーカーとしては、KYO-EI、ハブボルト一体型のワイトレを製造するメーカーなどがあります。

価格は15mmのペアで10,000円から15,000円程度が標準的です。
日本車に最適化された設計で、品質管理も徹底されており、初心者でも安心して選べる選択肢です。

【海外有名メーカー(高価格帯)】
欧米の老舗メーカーや高性能車向けの専門メーカーの製品は、高い技術力と豊富な実績を誇ります。
H&R、EIBACH、BBS など、ホイールやサスペンション分野で有名なメーカーが製造しています。

価格は15mmのペアで20,000円から30,000円以上と高額ですが、材質や加工精度、表面処理などが優れています。
輸入車や高性能車に装着する場合、車両の性能を考慮してこれらのメーカーを選ぶのも良い選択です。

【廉価メーカー(低価格帯)】
主に中国や東南アジアで製造される低価格帯の製品も市場に多く流通しています。
価格は15mmのペアで3,000円から8,000円程度と非常に魅力的です。

ただし、品質にばらつきがあり、加工精度や材質に問題があるケースも報告されています。
整備現場では、廉価品が原因と思われるトラブル(振動、異音、早期破損など)を目にすることもあります。
価格の安さだけで選ぶのは避け、最低限の品質基準を満たした製品を選ぶことが重要です。

 

 

総コストの考え方

ワイトレの購入では、本体価格だけでなく総コストを考慮することが重要です。

【初期費用】
・ワイトレ本体:上記の価格相場参照
・専用ボルト(必要な場合):5,000円から15,000円
・取り付け工賃(整備工場に依頼する場合):5,000円から15,000円
・アライメント調整:10,000円から20,000円

【継続費用】
・定期点検(月1回程度):年間36,000円から60,000円
・アライメント調整(年1~2回):10,000円から40,000円
・タイヤ交換の早期化による追加費用:年間10,000円から30,000円
・ハブベアリング交換(早期化した場合):1輪あたり30,000円から100,000円

初期費用が安くても、維持費が高くつく可能性があるため、長期的な視点でのコスト計算が必要です。

 

 

ワイトレの選び方|失敗しないための購入ガイド

ワイトレを購入する際は、いくつかの重要なポイントを確認する必要があります。
適合性や安全性を軽視すると、使用できない製品を購入したり、安全上のリスクを抱えたりする可能性があります。

 

 

車種適合性の確認方法

ワイトレを選ぶ際、最も重要なのは車種との適合性確認です。
以下の項目を必ず確認しましょう。

【PCD(ピッチサークル直径)】
ボルト穴の中心を結んだ円の直径です。
日本車では100mm、114.3mm、120mmが一般的で、車種によって決まっています。

確認方法は、車両の取扱説明書を見るか、現在装着しているホイールの裏側に記載されていることが多いです。
PCDが合わないスペーサーは絶対に装着できないため、購入前に必ず確認してください。

【ボルト穴数】
4穴、5穴、6穴などがあります。
これも車種によって決まっており、間違えると使用できません。

【ハブ径】
車体側のハブの直径です。
トヨタ車は多くが60mm、ホンダ車は64mm、日産車は66mmなど、メーカーや車種によって異なります。

ハブ径が合わないと、センターリングがずれて振動の原因になります。
最近のワイトレには複数のハブ径に対応できる「ハブリング」が付属している製品も多いです。

【ボルトピッチ】
ボルトのネジ山の間隔です。
日本車では1.5mmと1.25mmが一般的です。
ハブボルト一体型のスペーサーを選ぶ場合、このピッチが合っているか確認が必要です。

 

 

必要な厚さの計算方法

適切なワイトレの厚さを決定するには、以下の手順で計算します。

【ステップ1:現在のオフセットを確認】
現在装着しているホイールのオフセット値を確認します。
ホイールの裏側に「+45」「+38」などと刻印されています。

【ステップ2:理想のオフセットを決定】
ツライチにしたい場合や、特定のホイールを装着したい場合の理想的なオフセット値を決めます。

【ステップ3:差額を計算】
現在のオフセット値と理想のオフセット値の差が、必要なワイトレの厚さになります。

例:
・現在のオフセット:+45mm
・理想のオフセット:+30mm
・必要なワイトレの厚さ:15mm

ただし、計算だけでなく、実際にタイヤがフェンダーから突出しないか、フェンダー内で干渉しないかを確認することも重要です。
可能であれば、整備工場で相談しながら決めることをお勧めします。

 

 

品質の見極め方

ワイトレの品質を見極めるポイントは以下の通りです。

【材質】
アルミニウム合金製が一般的ですが、中には材質表示が曖昧な製品もあります。
「A6061-T6」「A7075」など、具体的なアルミ合金の規格が明記されている製品が信頼できます。

【鍛造か鋳造か】
鍛造(たんぞう)製法のワイトレは、強度が高く信頼性に優れています。
鋳造(ちゅうぞう)製法よりも価格は高くなりますが、安全性を重視するなら鍛造製品を選ぶことを推奨します。

【表面処理】
アルマイト処理やハードアルマイト処理が施されている製品は、耐久性と耐食性に優れています。
表面がざらざらしていたり、色ムラがあったりする製品は品質に問題がある可能性があります。

【認証マーク】
JWL(日本車輌検査協会)やVIA(日本のホイール品質基準)など、第三者機関の認証を受けている製品は信頼性が高いです。

【メーカー保証】
保証期間やアフターサービスの有無も品質を判断する材料になります。
まともなメーカーであれば、最低でも1年程度の保証を提供しています。

 

 

よくある質問(FAQ)

 

❓ ワイトレを装着すると車検に通らなくなりますか?

ワイトレを装着しても、適切に取り付けられており、タイヤがフェンダーから突出していなければ車検に通ることは可能です。
一般的に10mm以下の薄型スペーサーであれば、車検対応しやすいと言えます。
ただし、15mm以上の厚いスペーサーを使用する場合や、タイヤが少しでもフェンダーから出る場合は、構造変更手続きが必要になります。
また、スペーサーの品質や取り付け状態も車検時にチェックされるため、品質の高い製品を選び、適切に装着することが重要です。
車検前には必ず整備工場で事前点検を受けることをお勧めします。

 

 

❓ 自分で取り付けることはできますか?それとも整備工場に依頼すべきですか?

薄型のボルトオンタイプ(10mm以下)であれば、適切な工具とトルクレンチがあれば自分で取り付けることも可能です。
ただし、規定トルクでの締め付けや、対角線順での締め付けなど、正確な作業が必要です。
初めての方や、15mm以上のハブボルト一体型を装着する場合は、整備工場に依頼することを強く推奨します。
不適切な取り付けは重大な事故につながる可能性があるため、自信がない場合は必ずプロに依頼してください。
工賃は5,000円から15,000円程度かかりますが、安全性を考えれば必要な投資です。

 

 

❓ ワイトレを装着すると車にどんな影響がありますか?

ワイトレを装着することで、見た目の向上というメリットがある一方、いくつかの影響も出ます。
プラスの影響としては、車体が引き締まった印象になり、ホイールの存在感が増します。
マイナスの影響としては、燃費が5%から10%程度悪化することがある、ステアリングが重くなる、小回りが利かなくなる、などがあります。
また、ボルトやハブベアリングへの負荷が増加するため、定期的なメンテナンスが必要になります。
適切に管理すれば問題なく使用できますが、これらの影響を理解した上で装着を検討することが重要です。

 

 

❓ 前後で違う厚さのワイトレを使っても大丈夫ですか?

はい、前後で異なる厚さのワイトレを使用することは一般的です。
車種によっては、フロントとリアでホイールのオフセットが異なる設定になっていることも多く、理想的なツライチを実現するために前後で厚さを変えることはよくあります。
例えば、フロントに10mm、リアに15mmといった組み合わせは珍しくありません。
ただし、それぞれのタイヤがフェンダーから突出しないか、フェンダー内で干渉しないかを十分に確認する必要があります。
また、前後で大きく厚さが異なる場合(例:フロント5mm、リア30mmなど)は、走行特性が変化する可能性があるため、専門家に相談することをお勧めします。

 

 

❓ 安価な海外製品と国産品、どちらを選ぶべきですか?

安全性を最優先に考えるなら、国産品または信頼できる海外有名メーカーの製品を選ぶことを強く推奨します。
安価な海外製品の中には、材質や加工精度に問題があるものも存在し、整備現場では実際にトラブルを目にすることがあります。
価格差は確かに魅力的ですが、ワイトレは車の安全性に直結する重要なパーツです。
数千円の価格差で安全性を犠牲にするのは賢明な選択とは言えません。
国産メーカーの標準品であれば、品質管理が徹底されており、価格も中程度で手が届きやすいため、初心者の方には特にお勧めです。

 

まとめ|ワイトレは適切に選んで安全に使用することが重要

ワイトレ(ワイドトレッドスペーサー)は、車の見た目を手軽に変えられる魅力的なカスタマイズパーツです。

本記事で解説した内容をまとめると、以下のポイントが重要です。

【ワイトレの基本】
・ホイールとハブの間に装着するスペーサーで、トレッド幅を広げる役割を持つ
・厚さは5mmから50mm程度まであり、用途に応じて選択する
・ボルトオンタイプとハブボルト一体型の2種類がある

【メリット】
・車の見た目が引き締まり、スポーティーな印象になる
・装着できるホイールの選択肢が広がる
・ホイール交換と比較してコストパフォーマンスが良い

【デメリットと注意点】
・ボルトやハブベアリングへの負荷が増加し、安全性への影響がある
・燃費悪化、ステアリングの重さ、小回りの悪化などの実用面での影響がある
・車検対応や法規制への配慮が必要
・定期的なメンテナンスが必須

【価格相場】
・薄型(5mm~10mm):ペア3,000円から8,000円
・中厚型(15mm~25mm):ペア8,000円から20,000円
・厚型(30mm以上):ペア15,000円から40,000円以上

【選び方のポイント】
・車種適合性(PCD、ボルト穴数、ハブ径、ボルトピッチ)の確認が最重要
・必要な厚さを正確に計算する
価格だけでなく、品質、材質、製造方法、認証マークなども考慮する
・国産メーカーまたは信頼できる海外ブランドの製品を選ぶ

ワイトレは、適切に選択し、正しく装着し、定期的にメンテナンスを行えば、安全に使用できるパーツです。
しかし、安全性に直結する重要なパーツでもあるため、価格の安さだけで選ぶことは避けるべきです。

初めてワイトレを購入する方は、まず薄型(10mm以下)から始めることをお勧めします。
また、購入前には必ず適合性を確認し、装着は信頼できる整備工場に依頼することで、安全で満足度の高いカスタマイズが実現できるでしょう。

何より大切なのは、見た目の向上と安全性のバランスを考え、責任を持ってカスタマイズを楽しむことです。

 


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