当たり前になっている装置もお客さまのこんな声から

皆さまは自動車を運転していて何か不便に感じたことはありませんか？

 

今回はお客様の『不便の声』から生まれた自動車の装置を、いくつか紹介したいと思います。

 

カップホルダー

元々カップホルダーはジュースの取りづらい下の方に取り付けてありました。
車を運転している時にジュースを取ろうとすると、目線が下の方にあるカップホルダーの方ににいってしまい運転しづらい！

とか、ジュースをカップホルダーに戻す時に道路から目線を外せない為、ジュースをこぼしてしまう！

等の『不便の声』によりカップホルダーは運転していても取りやすい位置へと変更されました。

 

今では、ハンドルの脇に収納型のカップホルダーがついている車も増えてきました。

 

ヘッドライトの光軸調整

公園にある遊具のシーソーを思い描いて頂けたら分かり易いと思いますが、車のトランクルームや後部座席に荷物をいっぱい積んでしまうと、車の前方部が上方に浮いてきてしまいます。

この状態で夜間走行をすると、ヘッドライトのスイッチの位置は下向きなのですが、車両前方が上方に浮いている分、ヘッドライトの光も上に向いてしまいます。

対向車がヘッドライトを上向きにして走行している思って、パッシングしてきて困る！との『不便の声』によりヘッドライトの光の高さを調整できるスイッチが取り付けられました。

 

今では、自動では光の高さを調整してくれる車が増えてきています。

 

電気自動車の走り出すときの音

電気自動車やハイブリッド車は、従来の燃料で走る車と違いエンジン音がしない為、走り出す時に無音でした。
車が走り出す時に無音の為、歩行者が車が接近していることに気づくことができずに、ぶつかりそうになったという『不便の声』が運転者と歩行者の両方から挙がりました。

その事から、電気自動車やハイブリッド車が低速で走行する時に電子音が鳴る装置が取り付けられました。

この電子音は歩行者や動物にとって、やや不快に感じる高音の周波数になっており危険を察知できるようになっています。

 

最後に

上記の内容は、お客さまの『不便の声』から生まれた自動車の装置のほんの一部になります。

まだまだ沢山の『不便の声』から生まれた自動車の装置があります。
お客さまの『不便の声』は確実にメーカーさんのもとに届いています。

皆様も点検や車検の時に、『不便の声』を伝えていただければ、それが自動車の発展や、便利で楽しいカーライフに繋がると思います。

 

 

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