皆さんもお気を付けください！それ、法令違反です！

 

罪の意識が無く、知らず知らずのうちにやってしまっている法令違反。

法令違反だとは思ってもいないのに実は法令違反！？
今回はよく見かけるそんな法令違反を紹介していきたいと思います。

 

《フロントガラス》

自動車のフロントガラスに貼り付けや取り付けをできる物は【点検ステッカー】【車検ステッカー】【適合証明書】【公共の電波を受信するアンテナカメラ・センサー類】となっております。

また、取り付けや貼り付ける範囲も視界の妨げにならない位置と決まっています。

よく見かけるフロントガラスに吸盤で貼り付けてあるお守りや初心者マーク等は実は違法となります。

また、取り付けの許可が下りているセンサーやカメラもフロントガラスの指定された上部の範囲以外に取り付けることは違法となります。

フロントガラスの左上に貼り付けてある丸い点検ステッカーは、期限付きで貼り付けの許可が下りているものなので、点検期限が切れているものを貼り付けておくことも違法となります。

 

尚、フロントガラスに貼ってあるチーム名やショップのステッカーも貼り付けるのは違法となりますのでお気をつけください。

 

《ダッシュボード》

上記のフロントガラス同様に視界を妨げるものを置くことは違法となります。
こちらは視認できる角度に関わる法令なのでグレーゾーンがありますが、センターに取り付けるポータブルナビや携帯ホルダー、ダッシュボードに並べてある人形等はほぼほぼ違法となります。

過去に陸運局の方にのぞき込めば視界確保できるのではと問い合わせをしたことがあるのですが、
『そんな屁理屈を言っていたら法令の意味が無くなる』との回答をもらっているので、グレーゾーンは違法と思っておいた方がいいと思います。

 

《ヘッドレスト》

シートの頭の部分ですが、新車登録時にヘッドレストが装着してある車はヘッドレストを取り外して走行すると違法となります。

ヘッドレストは事故を起こしたときに前部座席の人の首を守るのと、後部座席の人が前のめりになり突っ込んでしまうので、衝撃が吸収できるようにする為に法令で装着が義務付けられています。

ヘッドレストに埋め込み式のモニターが取り付けてあるものは、上記の理由により車検対応品以外の物を取り付けることは違法となります。
車検対応品の取り付けを行った際は保安基準適合証を車検証入れ等に保管して失くさないようにしておいてください。

同じく上記の理由によりシートの背面に衝撃吸収剤の取り付けが無いバケットシート等も違法となります。

今回はよく目にする罪の意識のない違法をいくつか紹介しましたが、法令は事故が起こらないようにとか事故が起きた時に被害が最小限になるように設けているので、法令を守って車を運転しましょう！

 

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