どんな時に使うの?意外と知らない!トルクレンチの選び方まとめ!
トルクレンチは工具?
トルクレンチとは?
様々なシーンでお役立ちするトルクレンチ。
そもそもトルクレンチとは?と思われる方もいるかもしれません。
今回説明させていただくトルクレンチとはその名のとおり、トルク(簡単に説明するとねじりの強さ)を測り、所定のトルクでボルトやナットを適正な力で締めるための工具です。
トルクレンチはどういうときに使うの?
タイヤ交換などをお店に頼む時、待ち時間に作業ピットを覗いたことはありませんか?
実際に見ていると新しいタイヤを装着し、最後になにやら大きめの工具を持ってきて、「ジ、ジ、ジ、カッコン」という音を出してタイヤのナットを締めているシーンがよく見られます。
これは何をしているのかというと、タイヤや精密な部分のボルトやナットは適正な力で締めなければ緩んだり、破損したりしてしまう恐れがある為、トルクレンチで力を測りながら締めているのです。
(稀にメンテナンスの熟練者になるとトルクレンチを使わずとも通常のレンチで回すだけでトルクが分かる…という方もいらっしゃいますが、できるだけトルクレンチを使用するようにしましょう!手ルクレンチと私は呼んでおります笑)
トルクレンチの選び方
トルクを表す単位としてN・m(ニュートン・メートル)があります。
トルクレンチは測定トルク値によって様々なサイズが設定されており、選ぶ基準としてはトルクレンチの測定範囲の「70%以内に締めたいトルク値が収まるもの」を選びましょう。
これだけ聞くと、なんだか難しいなあ…と思われるかもしれませんが、たとえば普通車のタイヤのナットの締め付けトルクは100〜120N・m程度なので「100Nmで測定して締めたい」場合、「トルクレンチの最高値が 142Nm以上の物」が推奨となります。
工具店などでトルクレンチを見てみると「測定範囲」という数値が記されているので上記で例えたトルク値の場合は一般的に測定範囲の最高値が180Nmや200Nmまでのものを選ぶと良いでしょう。
トルクレンチの種類
トルクレンチの種類には大きく分けると「プリセット型」と「デジタルタイプ」があります。
プリセット型とは
この記事の最初のほうに説明した「カッコン」という音が特徴的なトルクレンチです。
あらかじめ設定したトルク値に達すると「カッコン」と鳴り手に軽い反動が加わることで確認することができます。
一般的によく使用されており、測定範囲が豊富なタイプです。
プリセット型の注意点として使用後は必ず設定トルクを最低値(0)に戻す必要があります。
デジタルタイプとは
本体に付いている画面にトルク値が表示されるトルクレンチです。
こちらはプリセット型と違い、設定トルク値に達すると音や光、またメーカーによってはバイブレーションなどで通知してくれます。
特徴としてはプリセット型では不可能な測定値のメモリー機能や、ボタン1つで測定値を設定でき使用後に最低値に戻す必要もありませんので時短にもなります。
そのためプリセット型より高価なものが多いイメージです。
最後に
トルクレンチを使えば誰でも適正なトルク値でボルトやナットを締めることができ、1度買えば大切に保管することで長く使用できます。
使用する際は付属品なども必要になってくるので車やバイクなどに合ったものを選び、使いこなしましょう。
正しく、安全にDIYメンテナンスを楽しみましょうね♪
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