自動車保険会社を変えるときの注意点とは?等級はどうなる?手続き・補償・保険料の疑問をまるごと解決
「自動車保険の保険会社を変えたいけど、せっかく上がった等級はどうなるの?」
「手続きが面倒そうで、なかなか踏み出せない……」
こうした不安を感じている方は少なくありません。自動車保険は毎年の更新があるとはいえ、保険会社を変えるとなると、等級の引き継ぎや補償内容の違い、手続きの流れなど、気になることがたくさん出てきます。
この記事では、自動車保険の保険会社を変更する際に知っておくべきポイントを、等級制度の基本から具体的な手続きの流れ、保険料への影響、補償の見直し方まで、現場での実務経験を踏まえて丁寧に解説していきます。初めて自動車保険の見直しを検討している方でも、「結局どうすればいいのか」がはっきり分かる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
自動車保険の「等級」とは?まず押さえておきたい基本の仕組み

保険会社を変える前に、まず理解しておきたいのが自動車保険の等級制度です。等級は保険料の割引率や割増率を決める重要な仕組みであり、保険会社の変更を検討するうえでも欠かせない知識になります。ここでは、等級制度の基本をわかりやすく整理していきます。
📘 等級制度の仕組み|1等級〜20等級の意味
自動車保険には「ノンフリート等級制度」と呼ばれる仕組みがあります。これは、契約者ごとの事故歴に応じて1等級から20等級までランクを設け、等級に応じた保険料の割引・割増を適用する制度です。
初めて自動車保険に加入する場合、一般的には6等級(6S等級)からスタートします。1年間無事故で保険を使わなければ、翌年の契約で等級が1つ上がり、保険料の割引率が大きくなっていきます。つまり、等級が高いほど保険料が安くなるという仕組みです。
等級は自動車保険の契約者にとって大切な「資産」のようなもので、長年無事故を続けて積み上げてきた等級が、保険会社を変えたことでリセットされてしまうのではないかと心配される方が多いのも当然です。
等級ごとの割引率は保険会社によって若干の差がありますが、制度の枠組み自体は損害保険料率算出機構が定めた共通のルールに基づいています。そのため、等級の数字そのものは、どの保険会社でも同じ基準で管理されています。
⚠️ 事故あり等級と無事故等級の違い
等級制度でもうひとつ重要なのが、「事故あり係数」の存在です。同じ等級でも、過去に事故で自動車保険を使ったことがある場合と、無事故の場合では適用される割引率が異なります。
たとえば、同じ15等級であっても、無事故の方と事故あり係数が適用されている方では、保険料に大きな差が出ることがあります。事故で自動車保険を使うと、等級が3つ下がるだけでなく、「事故あり係数適用期間」が加算されるため、等級が元に戻った後も一定期間は割引率が低くなる仕組みです。
事故あり等級と無事故等級の区別は、保険会社を変更しても引き継がれます。つまり、事故あり係数の適用期間が残っている状態で保険会社を変えても、新しい保険会社でもその期間は継続されます。
この仕組みを正しく理解しておくことで、保険会社の変更後に「思ったより保険料が安くならない」という事態を防ぐことができます。
💡 等級が保険料に与える影響はどれくらい?
等級の違いが保険料にどの程度の影響を及ぼすのか、具体的な目安を知っておくと判断がしやすくなります。
一般的な目安として、最高の20等級(無事故)では保険料が約63%割引になるのに対し、もっとも低い1等級では約64%の割増が適用されます。6等級(新規)はおおむね割引なし(一部の保険会社では数パーセントの割引あり)というイメージです。
たとえば年間保険料が10万円の契約で20等級の無事故割引が適用されると、実質的な保険料は約3万7千円程度まで下がる計算になります。等級が保険料に与えるインパクトがいかに大きいか、この数字からもお分かりいただけるでしょう。
だからこそ、保険会社を変更する際に「等級がちゃんと引き継げるのか」は、保険料に直結する非常に重要なポイントなのです。
保険会社を変えても等級は引き継げる?条件と注意点を解説

結論からお伝えすると、自動車保険の等級は保険会社を変えても引き継ぐことができます。ただし、引き継ぎにはいくつかの条件があり、手続きのタイミングを誤ると等級がリセットされてしまうリスクもあります。ここでは、等級の引き継ぎに関する条件と注意点を詳しく見ていきましょう。
✅ 等級の引き継ぎは原則として可能
自動車保険の等級は、前述のとおり業界共通の「ノンフリート等級制度」に基づいて管理されています。そのため、保険会社を変更した場合でも、現在の等級をそのまま新しい保険会社に引き継ぐことが可能です。
これは代理店型の保険会社からダイレクト型(通販型)の保険会社に変える場合でも同様ですし、その逆のパターンでも等級は問題なく引き継がれます。
引き継ぎの際には、現在契約中の保険会社から発行される「保険証券」や「等級についての情報」が必要になります。新しい保険会社が契約の手続きを進める際に、前の保険会社に等級の照会を行う仕組みになっているため、契約者が自分で等級を証明する書類を取り寄せなくても、基本的にはスムーズに手続きが進みます。
ただし、自動車保険の契約内容を正確に確認するために、現在の保険証券は手元に用意しておくことをおすすめします。等級だけでなく、補償内容や特約の確認にも役立ちますので、手続きの前に必ず準備しておきましょう。
🕐 等級の引き継ぎに必要な「空白期間」のルール
等級の引き継ぎで最も注意が必要なのが、保険契約の「空白期間」です。
自動車保険の等級を引き継ぐためには、前の契約の満期日(または解約日)から新しい契約の開始日までの間が「7日以内」であることが必要です。この期間を過ぎてしまうと、等級の引き継ぎができなくなり、新規契約として6等級からのスタートになってしまいます。
もし現在の等級が15等級や20等級といった高い等級であった場合、6等級に戻ってしまうことによる保険料の増加額は非常に大きくなります。これは保険会社を変更する際に、最も気をつけなければならないポイントのひとつです。
逆に、1〜5等級のように保険料が割増になっている低い等級の場合はどうでしょうか。実は、低い等級をリセットする目的で契約の空白期間を長くとることを考える方もいますが、等級のリセットには前の自動車保険の満期日(または解約日)から13か月を超える空白期間が必要です。13か月以内に新しい契約を結ぶと、低い等級がそのまま引き継がれます。
つまり、高い等級の方は空白期間を開けないよう注意し、低い等級の方も簡単にはリセットできないと覚えておく必要があります。
📋 共済からの乗り換え時、等級はどうなる?
自動車保険ではなく、JA共済や全労済(こくみん共済 coop)などの自動車共済に加入している場合、一般の保険会社への乗り換えで等級が引き継げるかどうかは、少し事情が異なります。
JA共済については、多くの保険会社で等級の引き継ぎに対応していますが、全労済やその他の共済については、引き継ぎに対応していない保険会社もあります。共済から自動車保険への乗り換えを検討している場合は、事前に新しい保険会社に等級の引き継ぎが可能かどうかを確認する手続きが必要です。
この点は保険会社ごとに対応が異なりますので、見積もりの段階で必ず確認しておくことをおすすめします。
🔄 満期での乗り換えと中途解約での乗り換えの違い
保険会社を変える方法には、大きく分けて「満期のタイミングで乗り換える方法」と「契約の途中で解約して乗り換える方法」の2つがあります。
満期での乗り換えの場合は、現在の契約期間が終了するタイミングで新しい保険会社の契約を開始するため、もっともスムーズに等級の引き継ぎができます。自動車保険の更新時期(満期の約2〜3か月前)に保険会社から届く案内をきっかけに、他社の見積もりを比較する方が多いです。
一方、中途解約での乗り換えの場合は注意が必要です。自動車保険の契約期間中に解約すると、その年の無事故による等級アップは反映されません。つまり、現在の等級のまま新しい保険会社に引き継がれ、次の等級アップは新しい契約の満期時になります。
また、中途解約の場合、解約返戻金(未経過期間分の保険料の返金)が発生しますが、月割りではなく「短期率」という計算方法で算出されるため、契約期間に対して日割り計算よりも返金額が少なくなることが一般的です。
特別な理由がない限り、自動車保険の保険会社の変更は満期のタイミングに合わせて行うのが最も合理的です。等級の進行ロスがなく、保険料面でも無駄が生じにくいためです。
自動車保険の乗り換え手続き|具体的な流れとタイミング

等級の引き継ぎが可能だと分かったところで、次に気になるのは実際の手続きの流れでしょう。自動車保険の保険会社を変更する手続きは、思っているよりもシンプルです。ここでは、満期での乗り換えを中心に、手続きのステップを順番に解説します。
📝 STEP1:現在の契約内容を確認する
まず最初に必要なのが、今加入している自動車保険の契約内容の確認です。手続きを始める前に、以下の項目を保険証券やマイページで確認しておきましょう。
・現在の等級(事故あり係数の適用期間も含む)
・契約の満期日
・現在の補償内容(対人・対物・人身傷害・車両保険など)
・付帯している特約の内容
・年間保険料
・契約している車の情報(車種・型式・年式・走行距離など)
これらの情報を整理しておくことで、新しい保険会社の見積もりを正確に取ることができ、補償内容の比較もしやすくなります。手続きの第一歩として、保険証券を手元に準備することから始めてみてください。
📝 STEP2:複数の保険会社で見積もりを取る
現在の契約内容が確認できたら、次は新しい保険会社の候補を絞り込むために見積もりを取ります。
見積もりの方法としては、「一括見積もりサイト」を利用する方法と、各保険会社のウェブサイトから個別に見積もりを取る方法があります。一括見積もりサイトでは、一度の情報入力で複数の保険会社の保険料を比較できるため、手続きの手間を減らしたい方にはおすすめです。
見積もりを比較する際に大切なのは、同じ補償条件で比較することです。保険料だけを見て安い保険会社を選んだものの、実は補償内容が手薄だったというケースは現場でもよく耳にします。
具体的には、対人賠償・対物賠償は「無制限」が基本ですが、人身傷害の補償額や車両保険の有無、特約の内容が保険会社によって異なる場合があります。保険料の差額だけでなく、自分に必要な補償がきちんと含まれているかを確認する手続きを怠らないことが重要です。
📝 STEP3:新しい保険会社に申し込む
見積もりを比較して乗り換え先の保険会社が決まったら、いよいよ申し込みの手続きに入ります。
ダイレクト型の自動車保険であれば、ウェブサイトからオンラインで手続きが完了するケースがほとんどです。代理店型の場合は、担当の代理店を通じて契約の手続きを進めます。
申し込みの際に必要な情報・書類は、一般的に以下のとおりです。
・現在の自動車保険の保険証券(等級や契約内容の確認に必要)
・車検証(自動車検査証)
・運転免許証
・クレジットカードまたは銀行口座の情報(保険料の支払いに必要)
新しい保険会社に申し込むと、保険会社同士で等級の情報照会が行われます。このとき、前の保険会社での等級や事故歴の情報が正確に引き継がれる仕組みになっています。
虚偽の等級申告をしても、保険会社間の情報照会で必ず発覚します。発覚した場合は契約が解除されることもありますので、等級や事故歴は正直に申告してください。
📝 STEP4:前の保険会社の契約を終了させる
新しい保険会社での契約手続きが完了したら、前の保険会社の契約終了を確認します。
満期での乗り換えの場合、多くの自動車保険には「自動継続特約」が付帯されています。この特約がある場合、満期までに特別な手続きをしないと自動的に契約が更新されてしまうことがあるため注意が必要です。
自動継続を止めるためには、満期日までに前の保険会社に「継続しない」旨を連絡する手続きが必要です。この連絡を忘れると、自動車保険が二重契約の状態になってしまう可能性があります。
二重契約になった場合、保険料が二重に発生するだけでなく、万が一の事故の際にどちらの保険で対応するのかが複雑になることもあります。保険会社を変える手続きの中で、前の契約の終了確認は最も見落としやすいポイントですので、必ず確認しましょう。
📝 手続きのベストタイミングは満期の1〜2か月前
自動車保険の保険会社を変更する手続きは、現在の契約の満期日から逆算して1〜2か月前に始めるのが理想的です。
早すぎると見積もりの有効期限が切れることがありますし、逆に直前になると手続きが間に合わず、契約の空白期間が生じるリスクがあります。保険会社によっては、満期の90日前から見積もり・申し込みに対応しているところもありますが、実際に手続きを進めるのは1〜2か月前からがスムーズです。
更新の案内が届いたタイミングが、ちょうど他社への乗り換えを検討するのに最適な時期です。届いたら「今の保険で本当に良いのか」を一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。
保険会社を変えるメリット・デメリット|保険料と補償のバランスを考える

自動車保険の保険会社を変えることには、メリットもあればデメリットもあります。保険料の節約ばかりに目がいきがちですが、補償内容やサービス面も含めて総合的に判断することが必要です。ここでは、乗り換えのメリットとデメリットを整理していきます。
🔵 メリット①:保険料が安くなる可能性がある
保険会社を変える最大のメリットは、やはり保険料の見直しによる節約効果です。
自動車保険の保険料は、同じ等級・同じ補償内容であっても保険会社によって異なります。これは、各保険会社が独自のリスク算定方法や経費率を持っているためです。特に、代理店型からダイレクト型の自動車保険に変更すると、代理店手数料がかからない分だけ保険料が安くなるケースが多いです。
一般的な目安として、代理店型からダイレクト型への変更で保険料が年間1万円〜3万円程度安くなるという事例は珍しくありません。ただし、車種・年式・等級・補償内容・使用状況によって差がありますので、必ず自分の条件で見積もりを取って比較することが必要です。
🔵 メリット②:補償やサービスの改善が期待できる
保険料の節約だけでなく、補償内容やロードサービスなどの付帯サービスが充実している保険会社に乗り換えることで、満足度が向上することもあります。
たとえば、事故対応のスピードや質、ロードサービスの範囲、インターネット割引の有無、各種特約の選択肢の豊富さなど、保険会社ごとに強みが異なります。現在の保険会社の対応に不満がある場合や、自分の生活スタイルに合った補償・サービスを求める場合には、保険会社の変更が有効な手段になります。
保険料の安さだけで保険会社を選ぶのではなく、事故が起きたときの対応力やサポート体制も含めて比較することが、自動車保険選びで後悔しないための重要な判断基準です。
🔴 デメリット①:手続きの手間がかかる
保険会社を変えるデメリットとして、まず挙げられるのが手続きの手間です。
新しい保険会社で見積もりを取り、補償内容を比較し、申し込みの手続きを行い、前の保険会社の契約終了を確認する——という一連の流れには、やはり一定の時間と労力が必要です。
ただし、近年はオンラインでの手続きが充実しているため、以前に比べると保険会社の乗り換えに伴う手間はかなり軽減されています。ウェブ上で見積もりから契約までを完結できる自動車保険も増えていますので、「手続きが面倒そう」という理由だけで乗り換えを諦めてしまうのはもったいないかもしれません。
🔴 デメリット②:補償の空白や内容の変化に注意が必要
保険会社を変更する際には、補償内容が意図せず変わってしまうリスクにも注意が必要です。
自動車保険の特約や補償の名称は保険会社によって異なることがあり、同じような名前でも補償範囲が微妙に違う場合があります。たとえば「弁護士費用特約」ひとつとっても、補償の対象範囲や上限額が保険会社によって異なるケースがあります。
保険会社を変える際は、現在の契約で付帯している特約や補償内容を新しい契約でも同等にカバーできているか、ひとつずつ確認する手続きが欠かせません。特に、車両保険の免責金額や人身傷害の補償額については、見落としが起きやすいので注意してください。
また、前の保険会社の契約終了と新しい保険会社の契約開始にタイムラグが生じると、「無保険」の期間が発生してしまいます。この間に事故が起きた場合、自動車保険の補償を一切受けられないことになります。契約の切り替えは、必ず空白が生じないように手続きのスケジュールを管理してください。
🔴 デメリット③:長期契約の割引が失われることがある
一部の保険会社では、同じ保険会社で長期間契約を続けることで適用される「継続割引」や「長期優良割引」といった独自の割引制度を設けています。
保険会社を変えると、こうした独自の割引が適用されなくなるため、等級による割引は同じでも、トータルの保険料が思ったほど安くならないことがあります。見積もりを比較する際には、こうした割引の有無も含めて保険料を確認することが必要です。
乗り換え時に見落としがちな補償・契約のチェックポイント

自動車保険の保険会社を変更する際、保険料と等級ばかりに気を取られて、補償の細かい部分を見落としてしまうケースは意外と多いです。ここでは、現場の経験からよくある見落としポイントをまとめます。乗り換えの手続きを進める前に、ぜひチェックしておいてください。
🔍 車両保険の条件を比較する
車両保険は、自動車保険の中でも保険料に大きく影響する補償項目です。保険会社を変更する際には、車両保険の補償範囲と免責金額(自己負担額)を必ず確認しましょう。
車両保険には「一般型」と「エコノミー型(車対車+A)」があり、補償範囲が異なります。現在の契約で一般型に加入している場合、新しい保険会社でも同じタイプを選ばないと、単独事故や自損事故が補償されなくなる可能性があります。
また、車両保険の保険金額(補償の上限額)は車の時価に基づいて設定されるため、保険会社によって金額が若干異なる場合があります。年式が古い車の場合は保険金額が低く設定されることがありますので、乗り換え時に契約内容をよく確認することが必要です。
🔍 特約の引き継ぎ可否を確認する
自動車保険には、基本補償に加えてさまざまな特約をオプションとして付帯できます。代表的なものとしては、弁護士費用特約、個人賠償責任特約、ファミリーバイク特約、他車運転特約などがあります。
これらの特約は保険会社によって取り扱いが異なり、前の保険会社で加入していた特約が新しい保険会社では提供されていないケースもあります。逆に、新しい保険会社ならではの特約が用意されている場合もあります。
特約は「万が一のとき」に初めてその価値が分かるものです。保険料を少し節約するために必要な特約を外してしまうと、事故が起きたときに大きな自己負担が発生する恐れがあります。手続きの際には、特約の一覧を新旧で並べて比較するのが確実です。
🔍 ロードサービスの内容を比較する
自動車保険に付帯するロードサービスの内容も、保険会社によってかなり差があります。
レッカー移動の距離制限、バッテリー上がり対応、ガス欠時の燃料補給、宿泊費・帰宅費用の補償など、細かい条件が保険会社ごとに異なります。普段から長距離ドライブが多い方や、自宅から離れた場所に通勤で車を使う方は、ロードサービスの充実度も保険会社選びの判断基準に入れることをおすすめします。
🔍 事故対応の体制と評判も確認しておこう
保険料や補償内容に加えて、いざ事故が起きたときの対応力も、保険会社を選ぶうえで重要な要素です。
事故対応の窓口が24時間対応かどうか、初期対応のスピード、示談交渉のサポート体制、修理工場のネットワークの広さなど、保険会社によってサービス品質に差があります。
こうした情報は、各保険会社の公式サイトだけでなく、実際の利用者の口コミや第三者機関の顧客満足度調査なども参考になります。自動車保険は「使わないこと」がいちばんですが、万が一の事故の際にしっかり対応してくれる保険会社を選ぶことは、保険料の安さ以上に大切なポイントです。
事故対応は実際に事故が起きるまで見えにくい部分ですが、契約前に確認できる情報はしっかりチェックしておくことで、いざというときの安心感が大きく変わります。
自動車保険の乗り換えで失敗しないための判断基準まとめ

ここまで、自動車保険の保険会社を変える際の等級の引き継ぎ、手続きの流れ、メリット・デメリット、補償のチェックポイントなどを解説してきました。最後に、乗り換えで失敗しないための判断基準をまとめておきます。
📌 保険料だけでなく「補償の中身」で比較する
自動車保険の保険会社を変更する際、多くの方が最初に注目するのは保険料の差額です。もちろん保険料は重要な判断基準ですが、それだけで決めてしまうと後悔するケースもあります。
補償内容、特約、ロードサービス、事故対応力——これらを総合的に比較したうえで、自分の使い方や生活スタイルに合った保険会社を選ぶことが大切です。保険料が年間数千円安くても、補償が不十分で事故時に大きな出費が発生しては本末転倒です。
「保険料の安さ」と「補償の安心感」のバランスが取れた選択をすることが、自動車保険の保険会社変更で後悔しないための最大のポイントです。
📌 等級の引き継ぎ条件を必ず確認する
繰り返しになりますが、等級の引き継ぎは保険会社を変えるうえで非常に重要な要素です。引き継ぎに必要な条件(空白期間7日以内など)を理解し、手続きのスケジュールに余裕を持つことが必要です。
特に、共済からの乗り換えや、契約の中途解約での乗り換えの場合は、等級の取り扱いに関して通常とは異なるルールが適用されることがありますので、事前に新しい保険会社へ確認する手続きを忘れないでください。
📌 乗り換えのタイミングは満期が最適
保険会社の変更は、自動車保険の満期のタイミングで行うのが最もスムーズです。等級の進行に影響がなく、手続きも比較的簡単に進められます。
更新の案内が届いたら、そのまま惰性で継続するのではなく、一度は他の保険会社の見積もりを取ってみることをおすすめします。自動車保険は毎年条件が変わる商品であり、等級が上がるタイミングや車の年式の変化によって、最適な保険会社も変わる可能性があります。
📌 契約前に不明点は必ず質問する
自動車保険の契約は内容が複雑なため、分からない点がそのままになっていると、いざ事故が起きたときにトラブルになることがあります。
ダイレクト型の自動車保険でも、電話やチャットで契約前の相談に応じてくれるカスタマーサポートを設けている保険会社がほとんどです。等級の引き継ぎに不安がある場合や、補償内容の違いが分かりにくい場合は、遠慮なく問い合わせてみてください。
整備工場やディーラーによって対応が異なる場合がありますが、保険代理店を通じて契約する場合は、担当者に直接相談できるメリットもあります。自分に合った手続きの方法を選ぶことで、安心して保険会社の変更を進められます。
よくある質問(FAQ)🙋
自動車保険の保険会社変更に関して、よく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 自動車保険の保険会社を変えると等級は6等級に戻ってしまいますか?
いいえ、自動車保険の等級は保険会社を変えてもリセットされません。自動車保険の等級制度は業界共通のルールに基づいているため、保険会社間で等級の引き継ぎが可能です。ただし、前の契約の満期日(または解約日)から新しい契約の開始日までの空白期間が7日を超えると等級の引き継ぎができなくなりますので、手続きのタイミングには十分注意してください。現在の等級が高い方ほど、引き継ぎの失敗による保険料への影響は大きくなります。
Q2. 事故で等級が下がった状態でも保険会社を変えられますか?
はい、事故で等級が下がった状態でも保険会社を変えることは可能です。ただし、下がった等級はそのまま新しい保険会社に引き継がれますし、事故あり係数の適用期間も引き継がれます。「保険会社を変えれば事故歴がリセットされる」ということはありませんので、その点は理解しておく必要があります。保険会社間で事故歴や等級の情報は共有されているため、正確な情報をもとに手続きが行われます。
Q3. 自動車保険の乗り換え手続きにはどれくらいの期間がかかりますか?
自動車保険の乗り換え手続きにかかる期間は、ダイレクト型であれば見積もりから契約完了まで最短で数日程度です。ただし、見積もりの比較や補償内容の検討を含めると、2週間〜1か月程度の期間を見ておくのが現実的です。満期の1〜2か月前から手続きを始めれば、余裕を持って保険会社の比較と契約を進められます。
Q4. 代理店型からダイレクト型に変えると、事故のときに対応が悪くなりませんか?
代理店型とダイレクト型で自動車保険の事故対応の品質に差があるのではないかと心配される方は多いですが、一般的にはどちらも事故対応の専門スタッフが対応するため、自動車保険としての事故処理の品質に大きな差はないと言われています。ただし、代理店型の場合は担当の代理店が間に入って手続きのサポートをしてくれるため、自分で保険会社とやり取りすることに不安がある方にとっては安心感があるかもしれません。ケースによって異なりますので、ご自身のニーズに合った保険会社を選ぶことが大切です。
Q5. 自動車保険の乗り換えで必要な書類は何ですか?
自動車保険の乗り換え手続きに必要な書類は、一般的には「現在の自動車保険の保険証券」「車検証(自動車検査証)」「運転免許証」の3点です。加えて、保険料の支払いに必要なクレジットカードや口座情報も準備しておくとスムーズです。保険証券には等級や契約内容が記載されていますので、新しい保険会社で見積もりを取る際にも手元に用意しておくことをおすすめします。
まとめ
自動車保険の保険会社を変えるにあたって最も心配される「等級の引き継ぎ」は、条件を満たせば問題なく行えます。等級は業界共通の制度であり、保険会社間で正確に情報が共有される仕組みが整っています。
乗り換えの手続きをスムーズに進めるためには、満期のタイミングを利用し、空白期間を作らないことが最も重要です。そのうえで、保険料の比較だけでなく、補償内容・特約・ロードサービス・事故対応力を総合的に評価し、自分に最適な保険会社を選びましょう。
保険は「安いから良い」のではなく、「自分にとって必要な補償が過不足なくそろっている」ことが大切です。この記事を参考に、納得のいく自動車保険選びと、安心できる保険会社への乗り換え手続きを進めてみてください。
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