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自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?仕組みと保険料への影響

「自動車保険の等級って何?」「事故を起こしたら保険料はどれくらい上がるの?」「ノーカウントって聞いたことあるけど、どういう意味?」
このような疑問を持ちながら検索している方は、非常に多くいらっしゃいます。
自動車保険の等級制度は、すべてのドライバーに直接関係する重要な仕組みですが、細かい内容まで理解している方は意外と少ないのが実情です。
等級制度を正しく理解しておくことは、万が一の事故のときに慌てず対応するためにも、日頃の自動車保険の見直しをするためにも、とても大切な知識です。
この記事では、自動車保険の等級の基本的な仕組みから、事故を起こした場合の等級ダウンの詳細、ノーカウント事故の種類と注意点、保険料への具体的な影響、そして等級を守るための判断基準まで、現場の実務目線を交えながら初心者にも分かりやすく解説していきます。

 

 

この記事の目次

① 自動車保険の「等級」制度とは何か?基本の仕組みを理解しよう

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

自動車保険の等級制度とは、契約者ごとの事故歴をもとに保険料の割引・割増を決定する仕組みです。
等級が高いほど保険料の割引率が大きくなり、反対に事故を起こして保険を使うと等級がダウンし保険料が上がります。
自動車保険を検討・契約するうえで、等級の仕組みは必ず押さえておくべき基礎知識です。

 

 

📋 等級は1〜20等級。新規契約は原則6等級からスタート

自動車保険の等級は、現在の制度では 1等級〜20等級 の20段階に分かれています。
等級が高くなるほど、保険料に対する割引率が大きくなる仕組みです。
自動車保険に新規で契約する場合は、原則として 6等級 からスタートします。
ただし、保険会社によっては条件によって異なる等級から契約が始まるケースもあるため、契約時に確認しておくことをおすすめします。

等級ごとの割引・割増率は保険会社によって多少異なりますが、一般的には以下のような目安となっています。

・1〜5等級:保険料が割増(事故を繰り返した場合など)
・6等級:新規契約の基準となる等級(割引なし〜小幅割引)
・7〜16等級:保険料が割引(等級が上がるほど割引率アップ)
・17〜20等級:最大の割引率が適用される最上位等級

等級が1つ上がるだけで保険料の割引率が変わるため、長年無事故で等級を積み上げることは、自動車保険の保険料節約において非常に重要です。

 

 

📋 等級は1年間無事故なら1つずつアップする

自動車保険の契約期間中(通常1年間)に事故がなければ、次の契約更新時に等級が1つアップします。
たとえば、今年の契約が10等級であれば、無事故で1年間過ごせば翌年は11等級になります。
逆に言えば、事故を起こして自動車保険を使うと等級がダウンし、翌年以降の保険料が上がることになります。

等級制度は「長く無事故で運転を続けるほど保険料が安くなる」という設計になっており、安全運転を続けることが自動車保険の節約にもつながります。

 

 

📋 等級は契約者に紐づいており、車を乗り換えても引き継げる

自動車保険の等級は、車そのものではなく 契約者(記名被保険者) に紐づいています。
そのため、車を乗り換えたり、車を売却して別の車を購入した場合でも、これまでに積み上げた等級を引き継いで新たな契約を結ぶことができます。
ただし、等級の引き継ぎには条件があり、契約の間が一定期間(一般的には13ヶ月以内)空いてしまうと等級がリセットされてしまう場合があります。
車の乗り換えや保険会社の変更を検討している場合は、等級の引き継ぎ条件を事前に必ず確認しておきましょう。

 

② 事故を起こすと等級はどうなる?ダウンの仕組みを詳しく解説

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

自動車保険で最も気になるのが「事故を起こしたときに等級がどうなるか」という点です。
事故の種類によって等級のダウン幅は異なり、3等級ダウンになる事故と1等級ダウンになる事故があります。
事故後の等級の変動と保険料への影響を正しく理解しておくことで、いざというときに冷静に判断できるようになります。

 

 

💥 3等級ダウン事故と1等級ダウン事故の違い

自動車保険において事故を起こして保険を使った場合、事故の内容によって等級のダウン幅が異なります。
大きく分けると「3等級ダウン事故」と「1等級ダウン事故」の2種類があります。

■ 3等級ダウン事故(対人・対物・人身傷害・車両など)
相手方への賠償(対人・対物)や、自分の怪我に関する人身傷害保険、車両保険を使った場合は、原則として 3等級ダウン になります。
一般的な交通事故のほとんどがこのケースに該当します。
たとえば、追突事故や交差点での衝突、駐車場での接触事故などで相手方への賠償が発生した場合、あるいは自分の車の修理のために車両保険を使った場合は、3等級ダウンとなります。

■ 1等級ダウン事故(車両保険の一部)
台風・洪水・地震・盗難・火災など、自分の過失によらない自然災害や犯罪被害が原因で車が損傷した場合に車両保険を使うと、1等級ダウン になります。
3等級ダウンと比べてダウン幅は小さいですが、それでも翌年以降の保険料は上昇します。

どちらの事故でも、自動車保険を使った場合は等級がダウンし、翌年の保険料に影響が出ます。等級ダウンの幅によって影響の大きさが変わるため、「何等級ダウンになる事故か」を把握しておくことは非常に重要です。

 

 

💥 事故後の等級はどのように回復するのか

等級がダウンした後、どのくらいで元の等級に戻れるのかというのも、多くの方が気になるポイントです。
等級は、事故後に保険を使った翌年からダウンした状態で契約が始まり、そこから毎年無事故を続けることで1等級ずつ回復していきます。

たとえば、16等級のときに3等級ダウンする事故を起こして保険を使った場合、翌年の契約は13等級からスタートします。
その後、無事故で1年過ごすごとに14等級→15等級→16等級と回復していくことになります。
3等級ダウンした場合、元の等級に戻るまでに最低でも3年間の無事故が必要です。その間、保険料の上昇が続くことを念頭に置いておきましょう。

また、後述する「事故有係数」の適用もあるため、実際の保険料が元の水準に戻るまでにはさらに時間がかかるケースもあります。

 

 

💥 同じ契約期間中に複数の事故を起こした場合

1年間の契約期間中に複数の事故を起こした場合、それぞれの事故に応じた等級ダウンが加算されます。
たとえば、同じ1年間に3等級ダウンの事故を2件起こして保険を使った場合、翌年の契約は合計で6等級ダウンとなります。
複数の事故が重なると、等級への影響は非常に大きくなるため、事故が続いた場合は特に保険料の変化に注意が必要です。
等級は一度大きくダウンすると回復に長い年数がかかります。複数の事故が重なった場合は、専門家や保険会社への相談も検討してみてください。

 

③ ノーカウント事故とは?等級に影響しない事故の種類と注意点

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

自動車保険には「ノーカウント事故」と呼ばれる、等級のダウンに影響しない事故の区分があります。
ノーカウント事故は、保険を使っても等級が下がらないため、保険料への影響が最小限に抑えられます。
ただし、ノーカウント事故にも注意すべき点があるため、正しく理解しておくことが大切です。

 

 

🔍 ノーカウント事故とは何か?定義を確認しよう

ノーカウントとは、自動車保険を使って保険金を受け取っても、等級のダウンがカウントされない(=等級に影響しない)事故のことです。
ノーカウント事故の場合、翌年の契約では通常通り1等級アップします。
ノーカウントの対象となる事故は、あくまで「契約している保険の補償種類」と「損害の原因」によって決まります。
ノーカウントかどうかは保険会社の約款に明記されているため、契約前・事故発生後に確認しておくことをおすすめします。

 

 

🔍 ノーカウント事故に該当する主な補償・ケース

ノーカウントとなる主な補償・ケースは以下の通りです。

■ 弁護士費用特約の使用
交通事故の相手方との交渉を弁護士に依頼する際に使用する弁護士費用特約は、ノーカウントです。
弁護士費用特約を使っても等級ダウンはなく、翌年の保険料に影響しません。

■ 人身傷害保険(相手方への請求が可能な事故の場合)
交通事故で自分が怪我をした際、相手方への賠償請求が可能な状況で人身傷害保険を使った場合は、ノーカウントとなるケースがあります。
ただし、状況によってはノーカウントにならないケースもあるため、事故発生後に保険会社に確認することが重要です。

■ 搭乗者傷害保険の使用
搭乗者傷害保険(車に乗っていた人の怪我に対する補償)を使った場合は、ノーカウントとなります。
搭乗者傷害保険はノーカウント扱いのため、保険を使っても等級への影響なく、翌年も等級がアップします。

■ ロードサービスの利用
自動車保険に付帯しているロードサービス(レッカー移動・バッテリー上がり対応など)を利用した場合も、ノーカウントです。
ロードサービスはノーカウント扱いのため、利用しても等級は変わりません。

■ 車両保険(一部のノーカウント対象外の事故原因に限る)
先述のとおり、台風・洪水・地震・降雹(こうひょう)・落書き・窓ガラスの破損・飛び石による損傷・盗難など、自分の過失によらない損害に車両保険を使った場合は「1等級ダウン」であり、厳密にはノーカウントではありません。
ただし、保険会社や契約内容によっては、特定の損害に限りノーカウントとなる「フリート外ノーカウント特約」「車対車のノーカウント事故」などが設定されている場合があります。
「ノーカウントのはずだったのに等級がダウンしていた」というトラブルを防ぐため、契約内容の確認と事故発生後の早期報告が非常に重要です。

 

 

🔍 ノーカウント事故でも「事故有係数」が適用される場合がある

ここで多くの方が誤解しがちな重要なポイントがあります。
ノーカウント事故は等級のダウンが発生しない反面、保険会社によっては「事故有係数」の適用対象となるケースがあります。
ノーカウントだからといって保険料への影響がゼロとは限らない点に注意が必要です。
事故有係数については後の章で詳しく解説しますが、ノーカウントと等級ダウンがない事故であっても、契約内容によっては保険料の割引率が変わる場合があります。
ノーカウントだから安心と思い込まず、事故後は保険会社に「等級への影響」と「事故有係数の適用有無」を両方確認するようにしましょう。

 

 

🔍 ノーカウントの対象か迷ったらすぐに保険会社へ連絡を

事故が発生したとき、「これはノーカウントになる事故なのか?」と判断に迷うケースは少なくありません。
ノーカウントかどうかの判断は、事故の原因・損害の種類・使用する補償の種類・契約内容など複数の条件が絡み合うため、自己判断は危険です。
事故が起きたらまずは保険会社の事故受付窓口に連絡し、「この事故は等級がダウンするか」「ノーカウント扱いになるか」を確認するのが最も確実な対処法です。
保険会社の担当者は実務上こうした相談を日常的に受けているため、遠慮せずに確認することをおすすめします。

 

④ 等級ダウンで保険料はどのくらい上がる?「事故有係数」の影響も解説

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

事故を起こして等級がダウンすると、翌年以降の保険料が上昇します。
実際にどのくらい保険料が変わるのかは、等級の変動だけでなく「事故有係数」という仕組みも深く関わっています。
ここでは、等級ダウンと保険料の関係を具体的に整理して解説します。

 

 

💴 等級が下がると保険料はどう変わるか

等級が下がると、まず割引率が低くなることで保険料が上がります。
たとえば、20等級で最大割引を受けていた方が3等級ダウンして17等級になると、その分だけ割引率が下がります。
さらに、等級が低いほど割引率の差が大きくなるため、低い等級で事故を起こすと影響が一層大きくなる傾向があります。

保険料の変化は保険会社・車の種類・年齢・使用目的・地域などによって異なるため、一概に「いくら上がる」とは言えませんが、一般的には3等級ダウンの事故を1件起こすだけで、翌年の保険料が数万円単位で上昇するケースも珍しくありません。
特に等級が10等級以下になると、保険料の割引率が大幅に下がるか、場合によっては割増になることもあるため、事故を繰り返すと保険料負担が急激に重くなるリスクがあります。

 

 

💴 「事故有係数」とは何か?等級と組み合わさる保険料の仕組み

2013年10月に導入された「事故有係数」は、同じ等級であっても事故歴がある場合は保険料の割引率を低くするという仕組みです。
具体的には、等級に「事故有」または「事故なし(無事故)」という区分が設けられており、同じ等級でも事故歴があるほうが保険料の割引率は低くなります。

たとえば、16等級の「事故なし」と、16等級の「事故有」では、同じ16等級であっても保険料に差が生じます。
事故有の区分から事故なしの区分に戻るには、一般的に事故後 3年間の無事故 が必要です(事故の件数によってこの期間は延びます)。
事故有係数の影響は等級の数字だけでは見えにくいため、保険料の見積もりを取る際には等級だけでなく「事故有・事故なし」の区分も必ず確認することが重要です。

 

 

💴 事故を起こして保険を使うべきか、自腹修理すべきかの判断基準

「軽い事故なら保険を使わずに自腹で修理したほうがいい?」という疑問は、実際の現場でも非常によく聞かれます。
この判断は、修理費用と今後の保険料の上昇分を比較することが基本です。

一般的な考え方として、修理費用が少額の場合は保険を使わずに自腹で支払ったほうが、翌年以降の保険料の上昇を防げるため総合的にお得になるケースがあります。
一方、修理費用が高額な場合は保険を使ったほうが経済的に有利になることが多いです。

おおまかな目安として、修理費用が10万円以下程度であれば自腹修理を検討する価値があると言われることもありますが、車種・年式・保険の内容・現在の等級によって最適な判断は異なります。
「保険を使うべきか自腹にすべきか」は、ケースによって大きく異なるため、事故後はまず保険会社に連絡して見積もりを取り、保険料への影響も含めて比較・検討することを強くおすすめします。
保険会社への連絡が保険を使う義務にはならないため、連絡した後でも自腹修理を選択することは可能です。

 

 

💴 等級・事故有係数を踏まえた保険料シミュレーションの考え方

具体的に「事故を起こしたら総額でどれくらい保険料の負担が増えるか」を考えてみましょう。
たとえば、現在の年間保険料が8万円で、3等級ダウンの事故を起こした場合、翌年から3年間は保険料が1〜2万円程度上昇するケースも考えられます(あくまでも目安であり、実際の金額は保険会社・条件によって異なります)。
事故有係数も加味すると、等級が元に戻っても保険料が完全に元の水準に戻るまでには数年かかることがあります。
等級ダウンによる保険料の上昇は1年だけでなく複数年にわたって継続するため、長期的な目線でコストを計算することが大切です。保険会社や保険代理店に「事故後の保険料シミュレーション」を依頼するのが最も正確です。

 

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⑤ 自動車保険の等級を守るための判断基準と見直しのポイント

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

等級を守ることは、長期的な自動車保険の保険料負担を抑えることに直結します。日頃の安全運転はもちろんですが、保険の契約内容を定期的に見直すことも等級を守りながら最適な補償を得るために重要です。
ここでは、等級を守るための実践的な判断基準と、自動車保険の見直し時に押さえておくべきポイントを解説します。

 

 

✅ 等級引き継ぎの注意点:車の乗り換えや保険会社変更時の落とし穴

自動車保険の等級は、車を乗り換えたり保険会社を変更したりしても原則として引き継ぎが可能です。
ただし、引き継ぎには条件があります。

まず、自動車保険の契約が失効してから再度契約するまでの空白期間が長くなると、等級が引き継げなくなることがあります。
一般的には、前の契約が終了してから13ヶ月以内に新たな契約を始めれば等級を引き継げるとされていますが、保険会社によって条件が異なることもあるため、事前に確認が必要です。

また、他人名義の自動車保険の等級を引き継ぐことは原則できません。
たとえば、親名義の保険の等級を子どもが引き継ぐことはできないため、家族間での車の引き継ぎや保険の名義変更には注意が必要です。
等級の引き継ぎを誤ると、これまで積み上げた割引が失われてしまいます。車の乗り換えや保険会社の変更時は、必ず等級の引き継ぎ条件を確認してから手続きを進めてください。

 

 

✅ 自動車保険を見直すべきタイミングとポイント

自動車保険の見直しは、等級を守りながら最適な補償と保険料のバランスを見つけるために大切な作業です。
以下のようなタイミングで見直しを検討するとよいでしょう。

・車を乗り換えたとき(車の価値・リスクが変わるため)
・結婚・家族構成の変化があったとき
・ライフスタイルや通勤・使用方法が変わったとき
・現在の保険料が高いと感じているとき
・等級が大きくダウンした後の復活時期

見直しの際は、複数の自動車保険会社から見積もりを取り、補償内容・保険料・サービスを比較することをおすすめします。
各社のウェブサイトや一括見積もりサービスを活用すると、短時間で複数社の比較ができます。
自動車保険の切り替えでは、等級の引き継ぎを確実に行いながら保険料を抑えることが最大のポイントです。補償内容を下げすぎると万が一のときに後悔することもあるため、費用だけでなく補償の中身もしっかり比較しましょう。

 

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✅ 補償内容の絞り込みで保険料を抑えつつ等級を守る方法

等級を守るための最善策は、当然ながら事故を起こさないことです。
しかしそれだけでなく、不要な補償を省いて保険料そのものを下げることも有効な方法です。

たとえば、古い車に乗っている場合は車両保険を外すことで保険料を大幅に抑えられるケースがあります。
車の時価額が低い車に対して高い車両保険を掛けていると、いざというときの補償額よりも支払保険料のほうが高くなってしまうことも少なくありません。
逆に、新車や高額な車の場合は車両保険の加入が強く推奨されます。

補償の選択は車種・年式・使用状況によって大きく異なりますので、整備工場やディーラー、保険代理店などに相談しながら、自分に合った補償を選ぶことをおすすめします。

 

 

✅ 現場から見た等級管理のリアルな注意点

自動車販売や保険代理業の現場では、「等級の仕組みを知らなかったがゆえに損をしてしまった」というケースをよく目にします。
特に多いのが以下のようなケースです。

・事故を起こした際に相手方に直接示談を持ちかけてしまい、保険会社への連絡が遅れたケース
・軽微な事故で自腹修理できたはずなのに、判断を誤って等級をダウンさせてしまったケース
・ノーカウントになる補償なのに、保険を使うと等級が下がると思い込んで使わなかったケース
・車を売却して長期間保険契約が空いてしまい、等級がリセットされてしまったケース

これらはいずれも、等級の仕組みやノーカウント事故の種類を事前に知っておくことで防げるトラブルです。
日頃から自分が加入している自動車保険の補償内容・等級・ノーカウント事故の種類を把握しておくことが、万が一の事故発生時に冷静に対応するための最大の備えになります。

 

❓ よくある質問(FAQ)

自動車保険の等級とは?事故を起こすとどうなる?

Q1. 事故を起こしたのに保険を使わなかった場合、等級はダウンしますか?

いいえ、事故が起きても保険を使わなければ等級はダウンしません。
等級がダウンするのは、自動車保険を実際に使って保険金の支払いが行われた場合に限られます。
ただし、事故発生後に保険会社へ連絡することは義務に近い行為であり、連絡しただけで保険を使うことにはなりません。
「保険を使うかどうか」は、修理費用と今後の保険料上昇を比較して判断することが大切です。

 

 

Q2. ノーカウント事故でも翌年の保険料が上がることはありますか?

ノーカウント事故は等級のダウンが発生しないため、翌年は通常通り1等級アップします。
ただし、保険会社や契約内容によっては、ノーカウントの事故であっても「事故有係数」の対象となるケースがあり、同じ等級でも事故なしの場合と比べて保険料の割引率が低くなることがあります。
ノーカウント事故後は、等級への影響だけでなく事故有係数の適用有無についても保険会社に確認することをおすすめします。

 

 

Q3. 自動車保険の等級は保険会社を変えてもそのまま引き継げますか?

はい、原則として保険会社を変更しても等級を引き継ぐことができます。
ただし、前の契約が終了してから新しい契約が始まるまでの空白期間が長い(一般的には13ヶ月以上)場合は等級の引き継ぎができなくなるケースがあります。
保険会社を変更する際は、契約の空白期間を作らないように注意し、等級の引き継ぎ条件を事前に確認しておきましょう。

 

 

Q4. 事故を起こして等級がダウンした後、元の等級に戻るのに何年かかりますか?

3等級ダウンの事故を1件起こした場合、元の等級に戻るには最低3年間の無事故が必要です。
複数の事故が重なった場合はその分だけ回復に時間がかかります。
また、「事故有係数」が解除されて保険料が完全に元の水準に近づくまでには、さらに数年かかるケースもあります。
等級の回復は時間がかかるため、事故の都度「保険を使うべきか自腹にすべきか」を慎重に判断することが大切です。

 

 

Q5. 事故を起こした後、自動車保険の契約を途中解約・変更することはできますか?

事故を起こした後でも、自動車保険の契約を途中解約したり保険会社を変更したりすることは制度上可能です。
ただし、事故発生後に解約・変更を行っても、等級のダウン自体はすでに確定しているため、等級への影響を回避することはできません。
また、解約した場合は未使用期間の保険料が返還されますが、返還額は保険会社の規定によって異なります。
保険の解約・変更を検討している場合は、次の自動車保険への等級の引き継ぎ条件を忘れずに確認してください。

 

まとめ:等級制度を正しく理解することが、賢い自動車保険の使い方への第一歩

自動車保険の等級制度は、長年にわたる安全運転が保険料の割引として反映される、非常に合理的な仕組みです。
一方で、事故を起こして保険を使うと等級がダウンし、保険料の負担が長期間にわたって続くというリスクもあります。

この記事で解説した内容を改めて整理すると、以下のポイントが重要です。

・自動車保険の等級は1〜20等級。無事故で1年過ごすたびに1等級アップし、保険料の割引率が上がる。
・事故を起こして保険を使うと「3等級ダウン(通常事故)」または「1等級ダウン(特定の車両保険使用)」が発生する。
・ノーカウント事故は等級のダウンに影響しないが、事故有係数の適用の有無に注意が必要。
・等級ダウン後の保険料への影響は長期にわたるため、修理費用と今後の保険料上昇を比較して保険使用の判断をすることが大切。
・車の乗り換えや保険会社の変更時は、等級の引き継ぎ条件を必ず確認する。

自動車保険は「いざというとき」のための備えですが、等級制度を正しく理解しておくことで、日頃の保険料の管理や事故後の判断がぐっとスムーズになります。
「万が一の事故のときに慌てない」「保険料を必要以上に上げない」ために、今一度ご自身の自動車保険の等級・補償内容・ノーカウント事故の種類を確認しておくことをおすすめします。
不明な点や判断に迷う点があれば、保険会社・代理店・ディーラー・整備工場など信頼できる窓口に相談することが、最も安心できる対処法です。

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