うっかりネジがナメてしまった。。。そんな時は

 

DIYをやっていると避けて通れないのが、ネジの頭がなめて外れてこないという状況。

皆さん一度や二度は経験しているのでないでしょうか。

ニッチもサッチも行かない状況、、、

 

ちなみになめる＝ネジ頭が潰れた状態。

 

漢字ではこう書きます。

「滑める」 ドライバーの先が滑るのが語源のようです。

 

この状態になると、なんとか外そうと色々やってみるものの、気付けば傷口が広がっている事がほとんどです。

こういう時に頼りになる工具をいくつか紹介したいと思います。

 

①摩擦増強剤

はじめに紹介するのは工具ではありませんが、最初に試したい薬液です。

ネジの頭の潰れた部分に滴下して使用します。

ネジの頭とドライバー先端との間に特殊な粒子が噛みこんで摩擦係数を増加させます。

様々なメーカーから色々なネーミングの商品が発売されています。

 

②挟んで外す

電動ドライバーでネジを締めこんでいくと、ドライバー先端が空回りしてネジをなめらせてしまい、最後まで締めれないという場合があります。

このようなネジの頭を挟むことが出来る場合には、先日も記事でご紹介させて頂いた、『エンジニア』というメーカーから販売されているネジをまわす為のペンチ「ネジザウルス」が有効です。

 

普通ペンチには横にミゾが入っていますが、このネジザウルスは縦にミゾが入っています。そのためネジの頭をがっちり掴むことができるのです。

 

また、「バイスプライヤー」と言われる、スプリングの力で挟んだ物を固定出来るプライヤー（ペンチの大きいもの）でネジを挟んで回すことも可能です。

バイス＝万力の事です。

 

③叩いて外す

固着したネジを外す際には「貫通ドライバー」で垂直にネジを上から叩くと緩み易くなりますが、今回は既になめった状況での話。

そこで使用するのが「ショックドライバー」と言われる工具です。

この工具はドライバー先端をネジ頭に合わせて上からハンマーで叩くと、打撃によりドライバー先端が回転するという構造です。

打撃でネジ頭とドライバー先端の食い付きを良くした上で回転する力を加えてネジを外します。

この工具使用時には回転方向を間違えないようにする必要があります。間違えると更にネジが締めこまれた状態に…。

 

④ドリルを使って外す

ここまでやって来て外せない場合は電動ドリルを使って外します。

ネジ径と同じぐらいのドリル径で穴をあけて行きネジ頭を壊す方法です。

難点として相手側の材料にネジ山部分が残ってしまいます。

それを解決する便利な工具が、『アネックス』というメーカーから発売されている「なめたネジはずしビット」という商品です。

電動ドリルに付けて使用するビットです。

ネジの潰れた頭にドリル側で下穴をあけ、ビットの反対側に付け替えます。

螺旋状の溝が彫られている先端を下穴に入れ、電動ドリルを左回転にする事で溝がネジに噛みこみながら一緒に回転して外れてくる優れものです。

 

以上いくつか紹介してきましたが、本当はナメらせないのが一番です。

ネジ頭の+や-の溝と使用するドライバーのサイズを合わせる事と、「押しつけ７割、回転３割」と言われるドライバーのコツを身に付ければなめるリスクは減らせるでしょう。

でも効率重視で電動ドライバー使っちゃうんですよね～笑

 

↓↓弊社が運営しているショップはこちらから♪↓↓

 

【ファミリアEXショップ公式ページ】

 

 

ファミリアEXショップ公式　BASE店

ファミリアEXショップ　アマゾン店

ファミリアEXショップ　楽天市場店

ファミリアEXショップ　Yahoo!ショッピング店

ファミリアEXショップ　ヤフオク！店

【FC(ファミクリ)】ブランドで展開中♪

　　　　※商標登録済！