グラインダーとサンダーの違いを徹底解説|初心者でも失敗しない電動工具選びガイド
「グラインダーとサンダー、名前は聞いたことがあるけど何が違うの?」
ホームセンターやネット通販で工具を探し始めると、必ずといっていいほどこの疑問にぶつかります。
実際、工具専門店の現場でも「サンダーを探しているんですが、グラインダーとの違いが分からなくて…」というご相談は毎日のようにいただきます。
見た目が似ていて、どちらも「削る・磨く」印象を持たれがちなグラインダーとサンダーですが、用途・パワー・安全性の面でまったく異なる電動工具であり、間違えて購入すると作業ができないどころか危険を招くこともあります。
この記事では、グラインダーとサンダーそれぞれの仕組みや用途・選び方の違いを、工具に詳しくない初心者の方にも分かるよう、工具専門店の接客目線でていねいに解説します。
「どちらを買えばいいか決まらない」「作業内容に合った工具をコスパよく選びたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
① グラインダーとサンダーとは?2つの電動工具の基本をまず整理する

グラインダーとサンダーは、どちらも「研磨・削る」作業に使われる電動工具ですが、その対象素材・研磨の強さ・アタッチメントの種類がまったく異なります。
まずは「それぞれ何者か」を正確に理解することが、失敗しない工具選びの第一歩です。
工具専門店ではこの2つを「別カテゴリの道具」として案内するケースがほとんどで、兼用はほぼ推奨されません。
🔩 グラインダーとは?
グラインダーは、主に金属の切断・研磨・バリ取りを目的とした電動工具です。
高速回転する砥石やディスクの摩擦力によって、金属を削ったり切り落としたりする強力なパワーが特徴で、一般的には毎分数千〜1万回転を超える高回転で動作します。
グラインダーに取り付けるアタッチメントは「砥石(といし)」や「切断ディスク」と呼ばれる円形の消耗品で、用途によって種類を使い分けます。
代表的なグラインダーの種類としては、「ディスクグラインダー(アングルグラインダー)」がもっともポピュラーで、DIYユーザーからプロの整備士まで幅広く使われている電動工具です。
グラインダーは非常にパワーが強く、使い方を誤ると砥石が破損して飛散するリスクもあるため、正しい使い方と適切な保護具の着用が必須です。
🪵 サンダーとは?
サンダーは、木材・金属・樹脂などの表面を滑らかに仕上げるための研磨専用の電動工具です。
サンダーの研磨力はグラインダーに比べてずっとマイルドで、「削り落とす」というよりも「表面をなめらかにする・塗装前の下地を整える」という細かい研磨作業に適しています。
サンダーにはいくつかの種類があり、代表的なのは「オービタルサンダー」「ランダムアクションサンダー」「ベルトサンダー」などです。
サンダーにはサンドペーパー(紙やすり)を取り付けて使うタイプが多く、研磨の粗さは紙やすりの番手(数字)で調整できます。
サンダーはグラインダーに比べて安全性が高く、初心者でも扱いやすい電動工具といえますが、サンダーを使う際も研磨粉の吸引を防ぐためマスクの着用は必要です。
② グラインダーとサンダーの構造・仕組みの違いを徹底比較

グラインダーとサンダーは外観が似ている場合もありますが、内部の動作原理・取り付けるアタッチメント・研磨の方向性がまったく異なります。
この違いを理解しておくと、「なぜグラインダーで木材を削ってはいけないのか」「なぜサンダーで金属の切断はできないのか」が自然に理解できます。
用途によって異なりますが、適切な工具を選ぶことで作業効率・仕上がり・安全性がすべて向上します。
⚙️ 動作方式の違い
グラインダーは、モーターの動力でディスク(砥石)が一方向に高速回転します。
この「一方向の高速回転」が金属を切断・研磨できるほどの強い摩擦を生み、硬い金属にも対応できるパワーを発揮します。
一方、サンダーの動作方式はいくつかの種類に分かれます。
オービタルサンダーはサンドペーパーを小刻みに振動・偏心運動させながら研磨する方式で、木材の研磨や塗装前の下地づくりに最適です。
ランダムアクションサンダー(ダブルアクションサンダー)は、振動と回転を組み合わせてより滑らかな研磨面を作る方式で、車の塗装研磨にもよく使われます。
ベルトサンダーはサンドペーパーがベルト状に連続して動く方式で、広い面を素早く研磨する作業に向いています。
グラインダーの砥石はサンダーのサンドペーパーとは取り付け方も素材もまったく異なるため、パーツの流用や代用はできません。
🔄 砥石・ディスク・サンドペーパーの違い
グラインダーに取り付けるのは主に「砥石(といし)」や「切断ディスク」です。
砥石には「研削砥石(研磨用)」「切断砥石(切断用)」「ワイヤーブラシディスク(錆落とし用)」「フラップディスク(仕上げ研磨用)」などさまざまな種類があります。
グラインダー用の砥石やディスクは金属・コンクリート・石材などの硬い素材に対応したものが多く、木材には原則として使用しません。
サンダーに取り付けるのはサンドペーパー(紙やすり)で、番手(#80・#120・#240など)によって研磨の粗さが変わります。
サンダー用のサンドペーパーは消耗品であり、作業内容や研磨したい素材によって適切な番手を選ぶ必要があります。
工具専門店ではこのように案内するケースが多いです:「グラインダーは砥石・ディスクで削り、サンダーはサンドペーパーで磨く」と覚えておくと間違いが減ります。
📊 グラインダーとサンダーの違い一覧表
| 比較項目 | グラインダー | サンダー |
|---|---|---|
| 主な用途 | 金属の切断・研磨・バリ取り | 木材・金属・樹脂の表面研磨・仕上げ |
| 取り付けるもの | 砥石・切断ディスク・ワイヤーブラシ | サンドペーパー(紙やすり) |
| 動作方式 | 高速一方向回転 | 振動・偏心回転・ベルト回転など |
| 研磨パワー | 非常に強い | マイルド〜中程度 |
| 対象素材 | 主に金属・石材・コンクリート | 木材・金属・樹脂・塗装面 |
| 扱いやすさ | 要注意(上級者向け) | 初心者でも扱いやすい |
| 代表製品 | ディスクグラインダー(アングルグラインダー) | オービタルサンダー・ランダムアクションサンダー・ベルトサンダー |
③ グラインダーの砥石・ディスクの種類と選び方

グラインダーは砥石やディスクを交換することで、切断・研磨・錆取り・仕上げとさまざまな作業に対応できる汎用性の高い電動工具です。
ただし、砥石・ディスクの種類を間違えると作業効率が落ちるだけでなく、砥石の破損・飛散という深刻なリスクもあるため、用途に合わせた選定が非常に重要です。
一般的には、購入するグラインダーの対応サイズ(100mm・125mm・150mmなど)に合った砥石・ディスクを選ぶ必要があります。
🔴 グラインダー用砥石・ディスクの主な種類
① 研削砥石(研磨・バリ取り用)
グラインダーの最もポピュラーな砥石で、金属のバリ取りや研磨に使います。砥石の厚みがあり、平面でグラインダーを当てて研磨する使い方が基本です。金属の種類(鉄・ステンレスなど)によって対応する砥石を選ぶ必要があります。
② 切断砥石(切断用)
研削砥石より薄いディスク状の砥石で、金属・パイプ・アングル材の切断に使います。薄い分だけ破損しやすいため、切断砥石でグラインダーを使う際は絶対に側面から力を加えてはいけません。
③ ワイヤーブラシディスク(錆落とし・塗装剥がし用)
金属ワイヤーを束ねたディスクで、金属表面の錆落とし・旧塗装の剥がし・汚れ除去に使います。ワイヤーが飛散する危険があるため、グラインダー使用時は必ずフェイスシールドを着用してください。
④ フラップディスク(仕上げ研磨用)
砥石布を放射状に貼り合わせたディスクで、金属の仕上げ研磨に使います。研削砥石よりもなめらかな研磨面が得られるため、溶接後の仕上げ段階でよく使われます。
⑤ ダイヤモンドカッターディスク(石材・コンクリート用)
コンクリート・タイル・石材などの切断に使う専用ディスクです。グラインダーに取り付けて使いますが、金属用の砥石とは素材がまったく異なります。
工具専門店ではこのように案内するケースが多いです:「グラインダーの砥石は用途別に使い分けが必要で、兼用は危険。まず何を切りたいか・削りたいかを決めてから砥石を選びましょう。」
📏 グラインダーのサイズ(ディスク径)の選び方
グラインダーはディスクのサイズ(直径)によってパワーと作業範囲が変わります。
一般的なグラインダーのディスクサイズは100mm・125mm・150mm・180mm・230mmなどがあります。
DIYや家庭での軽作業なら100mm〜125mmのグラインダーが扱いやすく、プロの現場や大型金属の切断には150mm以上のグラインダーが使われます。
グラインダーのディスクサイズを本体の対応サイズ以外のものに変更することは、回転数との相性が合わず非常に危険なので絶対に行わないでください。
④ 用途の違いを徹底比較|金属加工・木工・研磨作業別に解説

グラインダーとサンダーの最大の違いは「何に使えるか」という用途の差です。
グラインダーは金属の切断・研磨・バリ取り、サンダーは木材・金属・樹脂の表面研磨・仕上げと、作業内容によってはっきり使い分けられます。
「研磨」という言葉は両方の電動工具に共通しますが、研磨の深さ・目的・対象素材が異なるため、混同しないよう注意が必要です。
🔧 グラインダーが得意な作業
グラインダーが最も力を発揮するのは金属に関わる作業全般です。
・金属の切断:鉄パイプ・アングル材・ボルトなどの切断に切断ディスクを装着したグラインダーが使われます。
・金属の研磨・バリ取り:溶接後の金属ビード削り・バリ取り・段差の研磨など、グラインダーの研磨力が必要な場面です。
・錆落とし:金属表面の錆をワイヤーブラシディスクで除去する作業もグラインダーの定番用途です。
・石材・コンクリートの切断・研磨:専用のダイヤモンドディスクを使えば、グラインダーでコンクリートや石材の切断・研磨も可能です。
グラインダーは「素材を大きく削る・切る」ことに特化した電動工具であり、繊細な表面仕上げには不向きです。
グラインダーを木材に使用すると、砥石が食い込みやすく制御不能になる危険があるため、木工作業へのグラインダーの使用は推奨されていません。
🪚 サンダーが得意な作業
サンダーが最も活躍するのは、表面を滑らかに整える研磨作業です。
・木材の研磨・仕上げ:家具製作やDIY棚づくりで、木材表面をサンダーで研磨して滑らかに仕上げます。
・塗装前の下地づくり:ペンキや塗料の密着をよくするため、サンダーで表面の粗さや汚れを研磨します。
・車・バイクの塗装研磨:ランダムアクションサンダーは車のボディ研磨・コーティング前の下地処理に使われます。
・金属の仕上げ研磨:金属表面の細かいキズを研磨で消す作業にもサンダーが使われますが、厚みを大きく削る作業はグラインダーの領域です。
・旧塗装の剥離:ベルトサンダーを使って広い面の古い塗装を剥がす作業にも使われます。
サンダーは「表面をきれいに整える」電動工具であり、金属を切断したり大量に削り取る作業にはパワーが足りません。
⑤ サンダーの種類と用途別の選び方

サンダーは一口に言っても複数の種類があり、それぞれ研磨の方式・適した素材・仕上がりの細かさが異なります。
「サンダーを買いたいけれど、どの種類が自分の作業に合っているか分からない」というご相談は工具専門店でも多くいただきます。
作業内容や使用頻度によって差がありますが、用途を明確にすることで最適なサンダー選びができます。
🌀 オービタルサンダー(仕上げサンダー)
四角いサンドペーパーを小刻みに振動・偏心運動させて研磨するサンダーです。
木材の研磨・塗装前の下地整え・塗装後の仕上げなど、細かい研磨作業に向いています。
価格が比較的安く、サンダーのなかでも初心者が最初に選びやすい種類です。DIYで家具を作る方や棚をリメイクする方に人気のサンダーです。
🚗 ランダムアクションサンダー(ダブルアクションサンダー)
回転と振動を組み合わせた動作で研磨するサンダーで、研磨スジが残りにくく非常に滑らかな仕上がりが得られます。
車・バイクのボディ研磨やコーティング前の下地処理に多用されるサンダーです。
オービタルサンダーよりやや高価ですが、金属・樹脂・木材など幅広い素材の研磨に対応し、仕上がりの美しさが求められる作業に最適です。
自動車整備・DIY塗装をよくされる方には、ランダムアクションサンダーが特に人気のサンダーです。
⚡ ベルトサンダー
ベルト状のサンドペーパーが高速で回転するサンダーで、広い面積を素早く研磨することが得意です。
木材の大量研磨・旧塗装の剥離・厚みを落とす削り作業などに使われます。
サンダーのなかでは研磨パワーが比較的強く、使いこなすには多少の慣れが必要ですが、大面積の作業効率は非常に高いサンダーです。
🔺 デルタサンダー(コーナーサンダー)
三角形のサンドペーパーを取り付けるサンダーで、コーナー部分や狭い隙間の研磨に特化しています。
家具の角・窓枠の隙間・フローリングの端など、大型のサンダーでは届かない細部の研磨作業に活躍するサンダーです。
コーナー部分の研磨はグラインダーにも通常のサンダーにも難しい箇所ですが、デルタサンダーを使えばきれいに仕上げられます。
⑥ 初心者がやりがちな失敗例と間違えやすいポイント

工具専門店の現場でよくいただく相談の多くは、「購入してから用途が合わないと気づいた」というものです。
グラインダーとサンダーは特に混同しやすい電動工具であり、購入前に正しい違いを理解しておくことが大切です。
以下に、実際の相談・失敗例をもとに注意点をまとめました。
❌ よくある失敗例①:グラインダーで木材を研磨しようとした
「グラインダーの方がパワーが強いから木材も早く削れるのでは?」と考えてグラインダーを購入する初心者の方がいますが、これは危険な判断です。
グラインダーの砥石は金属用に設計されており、木材に当てると砥石が食い込みやすくグラインダーが暴れる原因になります。
木材の研磨にはサンダーを使うのが正しい選択であり、グラインダーを木材加工に使うことは安全上の観点から強くお勧めできません。
❌ よくある失敗例②:サンダーで金属の深い錆を落とそうとした
サンダーでも金属の表面研磨は可能ですが、深い錆や大量の錆をサンダーだけで落とすのはパワー的に難しく、作業に非常に時間がかかります。
金属の錆落としはグラインダーにワイヤーブラシディスクを取り付けて行うのが効率的です。
工具専門店ではこのように案内するケースが多いです:「深い錆や大面積の錆はグラインダー、仕上げの薄い錆・軽い曇りはサンダーで研磨する」と覚えておくと迷いが減ります。
❌ よくある失敗例③:砥石のサイズをグラインダー本体と間違えた
グラインダーに取り付けられる砥石のサイズは本体ごとに決まっており、対応外のサイズの砥石を無理に装着しようとする方がいます。
砥石のサイズがグラインダー本体と合っていない場合、回転数と砥石の強度のバランスが崩れ、砥石が破損・飛散する大変危険な状態になります。
グラインダーの砥石を選ぶ際は、必ず本体の対応ディスクサイズと最高回転数(rpm)を確認し、砥石に記載された使用回転数以内であることを確認してください。
❌ よくある失敗例④:サンダーの番手を間違えた
サンダーで金属・木材の研磨をする際、最初から番手の細かいサンドペーパー(#400以上)を使っても、大きなキズや段差は消えません。
粗い番手(#80〜#120)から順に細かい番手へと段階的に研磨を進めるのが正しい使い方です。
作業内容や使用する素材によってサンダーで使うサンドペーパーの番手選びは変わりますので、工具専門店でご相談いただくとスムーズです。
⑦ 価格帯と購入の考え方|無駄な出費を防ぐためのポイント
グラインダーとサンダーの価格は、用途・パワー・メーカーによって幅があります。
「とりあえず安いものを買えばいい」と考えてしまいがちですが、作業内容に合わない電動工具を購入すると、結果的に二度買いになるケースも少なくありません。
工具専門店ではこのように案内するケースが多いです:「使用頻度・作業内容・予算のバランスで工具を選ぶことが、長期的には一番コスパがよい」という考え方です。
💴 グラインダーの価格帯の目安
・入門向けグラインダー:3,000円〜7,000円
DIYの錆落とし・バリ取りなど、頻繁に使わない方向けのグラインダー。作業時間が短い場合はこのクラスのグラインダーで十分なことも多いです。
・中級グラインダー:8,000円〜20,000円
自動車整備・溶接後の仕上げ研磨など、ある程度の頻度で使う方向けのグラインダー。信頼性の高い有名メーカーのグラインダーがこの価格帯に多くあります。
・プロ向けグラインダー:20,000円〜50,000円以上
毎日使うプロの整備士・建設業・製造業向けのグラインダー。耐久性・パワー・連続作業時の安定性が優れています。
💴 サンダーの価格帯の目安
・入門向けサンダー(オービタルサンダー):2,000円〜6,000円
DIY初心者・木材の研磨・塗装前の下地づくりなど、軽作業向けのサンダー。コストを抑えたい方の最初のサンダーとして人気です。
・中級サンダー(ランダムアクションサンダー):6,000円〜18,000円
車・バイクの研磨・DIYの本格塗装など、仕上がりを重視する作業向けのサンダー。
・ベルトサンダー:8,000円〜25,000円
大面積の研磨・木工作業を頻繁にする方向けのサンダー。
単品で買うかセットで買うかについては、「砥石やサンドペーパーが付属しているセット品」を選ぶと初期費用を抑えやすいため、初心者の方にはセット購入がおすすめです。
🏭 信頼できるメーカー選びのポイント
グラインダー・サンダーともに、信頼性の高いメーカーを選ぶことが重要です。
一般的には、マキタ・HiKOKI(ハイコーキ)・ボッシュ・リョービ(京セラ)などのメーカーが工具専門店でも広く取り扱われています。
国内メーカーのグラインダー・サンダーはアフターサービスや補修部品の入手がしやすく、長期的なコスパに優れているとされています。
格安の無名ブランドのグラインダーは砥石との互換性や安全装置の精度が不明なものも多く、特にグラインダーについては信頼できるメーカー品を選ぶことを強くお勧めします。
⑧ グラインダーとサンダーの安全な使い方と注意点
グラインダーとサンダーはどちらも電動工具であり、正しく使えば非常に便利ですが、使い方を誤ると大けがに繋がる可能性があります。
特にグラインダーは高パワーの電動工具であり、砥石の破損・キックバック(工具が跳ね返る現象)など、初心者が特に注意すべき危険が伴います。
以下の注意点は、グラインダーとサンダーを使う前に必ず確認してください。
⚠️ グラインダーを使う際の注意点
・砥石の取り付け確認:グラインダーを使う前に、砥石がしっかり固定されているか必ず確認してください。砥石のゆるみは作業中の脱落・破損につながります。
・砥石の回転数確認:砥石にはそれぞれ「最高使用回転数(rpm)」が記載されています。グラインダーの無負荷回転数がその数値を超えていないか確認が必要です。
・保護具の着用:グラインダーを使う際は、フェイスシールド(または保護メガネ)・防塵マスク・革手袋・安全靴が基本の保護具です。
・ガードの取り外し禁止:グラインダー本体に付いている保護ガードは、砥石が破損した際の飛散を防ぐ重要な装置です。絶対に外したまま作業しないでください。
・作業後の砥石点検:グラインダーの作業後は砥石にひびや欠けがないかを確認し、損傷した砥石は次の作業前に必ず交換してください。
⚠️ サンダーを使う際の注意点
・サンドペーパーの取り付け:サンダーのサンドペーパーがきちんと固定されているか確認してから作業を始めましょう。サンドペーパーのずれは研磨ムラの原因になります。
・粉塵対策:サンダーの研磨作業では大量の木粉・金属粉が発生します。防塵マスクを必ず着用し、作業場の換気も十分に行ってください。
・集塵機能の活用:多くのサンダーには集塵袋や集塵機への接続口が付いています。研磨粉の飛散を抑えるために積極的に活用しましょう。
・金属研磨後の粉塵管理:金属をサンダーで研磨した後の金属粉は可燃性の場合もあるため、木工用の集塵袋とは別に管理することをお勧めします。
⑨ よくある質問(FAQ)
グラインダーとサンダーに関して、工具専門店でよくいただく質問をまとめました。
「自分だけが分からないのでは?」と思っているような疑問も、実は多くの方が同じ疑問を持っています。
工具選びで迷ったときの参考にしてください。
❓ Q1:グラインダーとサンダーは兼用できますか?
一般的には兼用できません。グラインダーとサンダーは取り付けるアタッチメント(砥石とサンドペーパー)の規格がまったく異なり、相互に流用することはできません。
「グラインダーにサンドペーパーを付けられるアダプター」も一部存在しますが、グラインダーの回転数はサンダーより格段に高いため、サンドペーパーが破れやすく細かい研磨作業には不向きです。
作業内容によって電動工具を使い分けることが、安全で正確な研磨・切断作業への近道です。
❓ Q2:初心者が最初に買うならグラインダーとサンダーのどちらですか?
作業内容によって異なりますが、木工DIY・家具の研磨・塗装前の下地づくりが目的であればサンダー(特にオービタルサンダー)が最初の電動工具として最適です。
サンダーはグラインダーに比べて扱いやすく、初心者でも安全に研磨作業を始められます。
一方、金属の切断・バリ取り・錆落としが主な作業であればグラインダーが必要ですが、グラインダーは安全知識を十分に習得してから使いましょう。
工具専門店ではこのように案内するケースが多いです:「まずサンダーで慣れ、金属加工が必要になったときにグラインダーを追加購入する」という段階的な揃え方がコスパにも安全面でも優れています。
❓ Q3:グラインダーの砥石はどれくらいで交換が必要ですか?
砥石の交換時期は、使用頻度・研磨する金属の硬さ・作業内容によって大きく異なります。
一般的には、砥石の直径が最初より2〜3cm以上小さくなった場合・砥石の表面が偏って摩耗している場合・ひびや欠けが見られる場合はすぐに交換が必要です。
摩耗した砥石や傷ついた砥石をそのまま使い続けることは、砥石の破損・飛散につながる非常に危険な行為です。
交換の目安が分からない場合は、工具専門店でご確認いただくことをお勧めします。
❓ Q4:サンダーで金属は研磨できますか?
はい、サンダーで金属の研磨は可能ですが、用途と限界を理解して使うことが大切です。
サンダーは金属の表面の細かいキズを消したり、塗装前の金属表面を均一に研磨する用途には向いています。
ただし、深い錆の除去・金属の大量削り取り・金属の切断はサンダーでは対応できず、グラインダーが必要になります。
金属をサンダーで研磨する際は、金属用サンドペーパーを使うことと、研磨粉が木工用集塵袋に混入しないよう管理することも意識してください。
❓ Q5:グラインダーとサンダー、どちらがうるさいですか?
一般的にはグラインダーの方がサンダーよりも作業音が大きくなります。
グラインダーは高回転で砥石が金属に当たるため騒音が非常に大きく、近隣への配慮が必要です。
サンダーも作業音はありますが、グラインダーと比べると静かな電動工具です。
住宅地・マンションなどでの作業は時間帯に注意し、必要に応じてイヤーマフ(耳栓)を使用することをお勧めします。
まとめ|グラインダーとサンダーの違いを正しく理解して工具を選ぼう
この記事では、グラインダーとサンダーの違いを、仕組み・用途・砥石・ディスク・選び方・失敗例・価格帯など、さまざまな角度から解説してきました。
最後に要点を整理します。
・グラインダーは金属の切断・研磨・バリ取り・錆落としに特化した強力な電動工具。砥石・切断ディスクを使い、主に金属・石材・コンクリートの作業に使用。
・サンダーは木材・金属・樹脂の表面を滑らかに研磨する電動工具。サンドペーパーを使い、仕上げ研磨・下地づくりの作業に向く。
・グラインダーとサンダーは用途がはっきり異なり、原則として兼用はできない。
・購入前に「何を削りたいか・どんな研磨がしたいか」を明確にすることが、失敗しない工具選びの基本。
・初心者にはサンダーから始めることをお勧めし、金属加工が必要になったときにグラインダーを追加するのが安全で賢い選び方。
「どちらを選べばいいか迷ったら、まず作業内容を整理してから工具専門店に相談する」のが、無駄な出費を防ぐ最善の方法です。
グラインダーとサンダーへの理解を深めることで、DIYや金属加工・研磨作業がよりスムーズで安全になります。
ぜひ本記事を参考に、自分の作業に最適な電動工具を見つけてください。
車と工具のことならカーライフアンテナ
カーライフアンテナは、おすすめ車情報・工具情報、お役立ちカーライフ情報を紹介するカーライフ情報メディアです。
車好きで自ら車のカスタムも手掛け、数々の工具も使用してきました。オリジナル工具ブランドを立ち上げ海外より輸入した工具をECサイトで販売していた経歴もあり。
当サイトは提携各社のアフィリエイト広告によって収益を得ています。
当サイトの記事にて紹介した商品やサービスが購入・登録申し込みされた際に、売上の一部がファミリアクリエーション合同会社に還元されることがあります。
| 屋号 | ファミリアクリエーション合同会社 Familiar Creation LLC. |
|---|---|
| 住所 | 〒413-0101 静岡県熱海市上多賀1065-1262 ビラ自然郷マンションC-304 |
| 電話番号 | 0557-85-3126 お客様専用番号になりますので営業のお電話はご遠慮ください |
| 営業時間 | 10:00~17:00 定休日:土・日・祝 ※メールの返信、発送作業に関しましては定休日でも出来る限り行っております。 |
| 代表者名 | 谷 清和 |
| shop@familiar-ex.com | |
| 関連企業 | 《株式会社峰》 HP制作・WEBデザイン・広告運用・ECサイト運用・SEO対策・MEO対策 https://mine003.com/ 《Buzz Brain株式会社》 SNS運用・動画撮影・動画制作・イベント企画 https://buzz-brain.com/ |























