実は車は常に頑張っております！

梅雨明けから、夏が一気にやってきて、あっという間に秋が近付いてきました。

 

この夏は、連日の猛暑で危険レベルから災害レベルとまで、天気予報のお兄さんが訴えていましたね！

暑い日の外出にはくれぐれもご注意くださいね。

 

車も同じ!暑さを感じています！

さて、この「夏場の暑さ」、人間が感じるくらい暑さは辛いですよね。

それは車でも同じ事が言えます。

人間は体温が上昇すると、汗をかいて体温を調整しますよね！

その機能が上手くいかないと体調を崩してしまいます。

 

これを車に例えると、熱を発生させる物と言えば何でしょうか？

そうエンジンです。

エンジン内部では爆発を意図的に起こして、発生した熱を動力に変えています。

その為、エンジンは熱を発生します。

 

エンジンの熱を下げるには？

では、この発生した熱を下げるにはどうすればいいのでしょうか？

このままずっと爆発を繰り返し続けたら、エンジンの熱はどんどん上昇しエンジンは壊れてしまいます。

そこで、エンジンの熱を下げる為に冷却装置が付いています。

エンジン内部に冷却水を循環させて、エンジンからの熱を奪い、ラジエータに送られ走行風により、ラジエーター内の冷却水温度が下げられ、またエンジン内部に循環されていきます。

 

信号待ちなどの車が停止している時には、走行風が得られない為、電動ファンにより強制的にラジエータに風を送りこみ冷却水を冷やしています。

 

エンジン始動時には、エンジンを早く暖める為に、エンジン内部だけで冷却水を循環させ、ある一定の温度になるとラジエータに冷却水を流すサーモスタットが取り付けられています。

これにより、オールシーズン最適なエンジンの温度を保つように調整されています。

最近の車では、冷却水温はメーター表示のみになり、オーバーヒートすると警告灯の赤（Ｈ）が点灯します。

では点灯した場合の対応はどうすればいいのでしょう。

 

オーバーヒートしてしまったら？

 

◆走行中であれば、安全な場所や路肩に車を止める。
（無理に走り続けるとエンジンへのダメージが大きくなっていきます。最悪破損する恐れがあります）
◆エンジンは止めた方が賢明です。（冷却水の量やエンジン関連の破損が把握できない為）
◆ボンネットは開けて、エンジンには触らずにレスキューを呼ぶ。
◆絶対にやってはいけない事！
むやみにラジエータキャップを緩めない。冷却水が噴出し火傷をする危険があります。
◆ 安全な場所で、レスキューが来るまで待ち、到着したら状況を説明し対応してもらう。

 

このようなトラブルも日頃のメンテナンスにより予防が出来ます。

年式や走行距離に応じた部品を定期的に交換する事は、愛車にとっても優しく結果的にお財布にも優しいです。

年に一度は愛車の健康診断を受けてあげてくださいね。

 

それでは、愛車と共に素敵なカーライフをお過ごしください。

 

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