車はたまにボディリフレッシュしよう!乗り心地がすごく変わる???
車もたまにはリフレッシュが必要!
季節の変わり目、日を重ねる度に、秋も深まりつつありますね。
秋の景色と秋の味覚を求めて、少し車を走らせてみてはいかがでしょうか。
さて!今回のお題は、ボディリフレッシュです。
これだけ見ると、洗車やコーティングなどの話に聞こえますね。
みなさんのお車はどのような用途に使われていますか?
快適に目的地まで運んでくれるもの?
沢山の荷物を運べるもの?
運転者が意のままに操る楽しみを与えてくれるもの?
などなど
それぞれの場面や人によっても用途が違い、また感じ方も違います。
その為、用途にあったラインナップが各メーカーで用意されています。
しかし用途で選んだ車も、長く乗り続けると新車時のフィーリングを失っていきます。
フィーリングが急激に変われば、誰しも気付くと思いますが、長い年月を掛けて徐々に劣化していくものは、分かりにくいです。
分かった時には壊れている可能性もあります。
フィーリング
フィーリングの部分で、実感できるものは、ボディや足廻りの部品を交換する事です。
交換すれば新車のフィーリングが戻ってきます。
しかしフィーリングと言うと分かりづらいですね。
「しっかり感」があると言えば何となく分かりますでしょうか。
ボディに関しては、交換する事は出来ません。
では何をするのでしょう?
車のボディは一般的に、鉄板から型を抜いてパーツを作り、それらを組み合わせて溶接やシール材などで溶着させてボディの骨格を作っていきます。
この溶着されたボディも年月や距離を走る事又は事故や縁石などにボディをヒットさせたりすると、ボディにダメージが加わったりすると外れたりします。
溶着が外れると、本来強度を保っていた部分に力が伝わらず、ボディの弱い部分へ逃げてしまい、車の本質である、走る・曲がる・止まるに影響が出る場合もあります。
どのように直すのか・・・これは大きな修理になるのですが、内装や外装部品を全部取り去って、ボディの骨格だけにします。
骨格の外や中を確認して外れている部分や弱い部分に溶接を追加していきます。
これをスポット溶接増しといいます。
例えば、レースで使用されている車両に関しては、スポット増しが行われており、ボディの強度を上げています。又、古い車をレストア(蘇らせる)する際には、ボディから作り直すこともあります。
ボディ強度の増強
では、何故ボディ強度を上げると良いのでしょう?
ボディの強度が上がる事は、部品を取り付ける土台(ボディ)がしっかりするという事です。
しっかりした土台(ボディ)に取り付けられた部品は、本来の機能が発揮されるのです。
土台(ボディ)が動いたりすれば、そこに取り付けられた部品は上手く動きません。
足が良く動く・・・そのようなフレーズを聞いた事は無いでしょうか。
足廻りの1番の機能部品としては、ショックアブソーバーと呼ばれる部品になります。
道路の段差を吸収するものですね。(厳密に言えば、スプリングの振動を抑えるのですが)
部品を取り付けるボディがしっかりとしているからこそ、ショックアブソーバーの性能が発揮され、意図した車の動きや乗り心地に繋がっています。
足廻りに関して言いますと、他にも沢山の部品で構成されているのですが、取り付け部には、乗り心地や異音を対策する為に、ブッシュ(硬いゴム)を返して取り付けられています。
緩衝材ですね。
例えばブッシュなどが無く、直接取り付けられていた場合は、異音や振動など、とても運転できる状態ではありません。
車を運転していても、道路の凹凸を上手く吸収して突き上げも無く快適なのは、ブッシュも含めた部品が本来の性能の発揮しているおかげです。
しかし足廻り部品は、車のお腹側に取り付けられていますので、条件は過酷です。
雨や土埃、アスファルトからの熱にさらされて、環境は最悪な中で機能していますので、年月が経てば「へたり」が出てきます。
極端な例では、ブッシュが劣化で脱落した場合、段差を乗り越える度に異音が発生し、ブレーキを踏むとハンドルが勝手に切れて行くなど、走行にも支障が出てきます。
このブッシュ類を、車1台分交換する事で、走りに関しては新車のフィーリングが戻ります。
組付けは、ご自分でされる方は少ないと思いますが、1G状態(車が地面に着地している状態)で組付ける事が必要です。
車をジャッキアップすると、ショックアブソーバーやアームなどの足廻り部品が伸びたり、下がったりと、車が地面に着地している位置とは異なります。
ジャッキアップ状態で部品を本締めして組付けてしまうと、車が地面に着地した際に、ブッシュ類が捻じれた状態になり、常にブッシュに不要な力がかかり、本来の動きを妨げる事になりますし、損傷にもつながります。
その為、部品を本締めする際には、車が着地した状態で行う事が必要です。
今乗っている車が、生涯残しておきたい車であれば、1度リフレッシュする事をお勧めします。
また、生産打ち切りから約10年以降から、純正部品が徐々に無くなってきますので、必要な部品はストックしておくことも必要かと思います。
また今回エンジンには触れませんでしたが、エンジンルームでも、ホースやベルトなど、ゴム製部品が使用されています。
エンジン内部でも、オイルが漏れないように、ゴム製のパッキンを使用しています。
またブレーキに関しては、漏れれば、ブレーキが効かなくなる為、重要な役割を担っています。
短いスパンで新車を乗り替えられる方は問題ないですが、新車から長く年数を乗っている方や沢山の距離を乗られる方、また中古車で古い車を買われた方は、1度総点検をして悪い場所を洗い出して、今後のメンテナンス方針を考える事をお勧めします。
それでは、良いカーライフをお過ごしくださいね。
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