知ってるようできちんと知らない車の豆知識

 

中古車を購入しようとした時に、人それぞれ注目するところは違うと思いますが、今回は中古車購入時によく耳にする注目ポイントを説明したいと思います。

 

《事故車》

自分は車に詳しいから感を出している方に多いのですが、事故歴無しの中古車に、

塗装が違う・ネジを緩めた跡がある・パテが盛ってある！

などの理由で事故歴無しはおかしいだろうと騒ぐ方がいます。

 

ハッキリと言います！！

事故歴無しでも、おかしくもありません！！

 

事故歴の基準は車の骨組みを修理しているかどうかになります。

家で言うと柱を修理していなければ事故扱いになりません。
台風で壁に穴が開いたから修理した、床が抜けてしまったから修理した等々、柱以外の部分を何箇所も修理しても事故扱いになりません。

極論を言ってしまうと白色の車のドアがへこんでしまったから違う色の同型車のドアと付け替えても事故車扱いにはなりません。

 

事故車は値引き対象？

 

中古車購入時の値引き交渉として事故歴があるから値引きしろと言うのは有効な手段ではありません。

元々、買取査定の時点で修理歴の確認や修理箇所を目視して買取値段をだして、その値段をベースにお店の利益をのせて中古車として販売をしています。
車のボディー部に修理歴がある時は買取査定がマイナスになるので、中古車販売時のベースの値段も安くなります。

修理歴があるからこの値段ですよって商品に事故歴があるから値引きしろ！っていうのは無意味な交渉になってしまいますし、販売する側に対しても余り好感触を持ってもらえなくなります。

 

事故歴を確認するよりは、車のボディーの修理歴を聞いて自分の条件に合うかを確認した方がいいと思います。
流石にボディー全体をぶつけていて修理している車とかは嫌ですものね。。。

 

また、ネジが緩めたか後があるかどうかの確認をした方がいいと言う方がいるのですが、現在、ドアパネルの大きさが大きくなったことや電装品の補器類が取り付けられたことによりドアパネルそのものが重くなってしまったので、段差のある道路などを走行した特に建付けが悪くなってドアが開きにくくなることがあります。

その建付けをなおす際に各ボディーパネルのネジを緩めてドアの開閉具合やパネル間のすき間や段差を調整をします。

車をぶつけたことが無くてもネジを緩めた後がある場合があります。
ネジを緩めた後があるからというだけで事故車だとかぶつけている車だという判断は間違いとなりますので注意してください。

 

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