車整備初心者必見!自動車のバッテリー交換の方法や手順は?
この記事の目次
車整備初心者必見!自動車のバッテリー交換の方法や手順は?
自動車のバッテリー交換って難しいの?電気だから怖い。。。
エンジンルームなんて滅多に開けないから交換方法は分からない、、、、
そんな方のために、今回は自動車のバッテリー交換に必要な工具や方法・手順、そしてそれぞれの注意点についてご説明致します。
バッテリー交換に必要な工賃はいくら?
バッテリー交換といえば、カー用品店やディーラー、ガソリンスタンドなどで点検の際に電圧が落ちているとのことで交換をすすめられることがあると思います。
その時にかかる費用は、バッテリー代(車種や容量によります)と工賃が約2,000円くらいかかります。
自分で交換することができれば、バッテリーも自分で安価なものが選ぶことができ、工賃も不要になります!
順番と注意すべき点を守ればバッテリー交換方法はとても簡単ですので、是非チャレンジしてみてください!
バッテリー交換に必要な工具と手順
必要な工具一覧
まずは必要な工具などを準備しましょう!
準備するものは、スパナまたはメガネレンチとゴム手袋を準備してください。
工具のサイズは10㎜で合うナットが国産車だと多いです。
ゴム手袋は感電しないよう保護するために、初めての方は必ず装着してください。
保護メガネもあると更に安全です。
また、本来であればエンジンを切ってから30分くらい放置してから作業を行ってください。
エンジンがかかっているとバッテリー内にはガスが溜まります。そのバッテリー内のガスを抜くためです。
それでは始めましょう!
メモリーのバックアップは必要なの?
作業を始める前に、自動車に取り付けている電子機器のメモリーのバックアップが必要かを考えましょう。
バッテリーを交換する時にメモリーがリセットされることが多いこととして、
- カーナビのサウンドのチューニングがリセットされる
- パワーウィンドーの開け閉め機能がリセットされる(復帰は簡単です)
よくバッテリー交換後に、あれ??っと思う点は上の2点です。
よくカーナビのHDDのメモリーが全部消えるなんていう記事もありますが、余程のことがない限り消えることはありません。(私は何十回も交換していますが問題ありませんでした。)
それでもどうしても気になる方は、バッテリーのバックアップ電源をとることをおすすめします。
専用のバックアップ電源の機器を別途購入する必要がありますが、自動車のシガーソケットやバッテリー端子に繋ぐことによりバッテリーが繋がれた状態を保つことができます。
チェックしてみてください!
①まずはバッテリー位置の確認!
バッテリーの場所はボンネットを開けてエンジンルームを見て頂くと、四角い箱のよう物があり、赤と黒のカバーが付いているものになります。
赤がプラスケーブル端子、黒がマイナスケーブル端子
になります。
車種によってはバッテリーが綺麗にカバーで覆われている物もあります。
※バッテリーケーブル端子を触る時は素手で触らないように十分に注意してください。
②バッテリーケーブル端子を覆っているカバーを取り外しましょう。
ゴム手袋を着けて、カバーを外します。(マイナス側は無い車種もあります)
カバーは覆われてる形になってますので、カタカタと揺らしていただければ、取り外せると思います。
この時にプラスとマイナスとバッテリー、もしくはカバーに記載がありますので必ず混在しないように注意して覚えておいてください。
また、取り外す際にスパナやレンチを使用しますが、プラスとマイナスの両方同時につかないようにしてください!
両方に接触してしまうと通電してショートするため、火花が散ったりするとともに最悪の場合は感電しますので気をつけて作業をしてください!
③バッテリーケーブル端子が固定されているナット部分を緩めます。
まずマイナスケーブル端子から外します。
なぜマイナスケーブル端子からといいますと、マイナスケーブル端子を外すと車体への通電がなくなりますので、事故の危険が起きにくくなります。
※バッテリーに繋がっていると自動車の車体の金属部分には常にマイナスの電流が流れております。
もしプラス端子から外してその配線が車体の金属部分に接触したら。。。火花が散ったりショートや感電の恐れがあります!
マイナスケーブル端子を外したら、外した配線に絶縁テープとかタオルとか巻き付けて保護しちゃいましょう!
次にプラスケーブル端子を外します。
プラスケーブル端子の配線もテープやタオルを巻き巻きして保護しちゃいましょう!
そしてバッテリー本体を固定してある金具を外すともうバッテリーは取り外せます。
バッテリーは予想以上に重いので注意してください。
④新しいバッテリーを取り外した位置に置きます。
最後は逆の手順です。
バッテリー本体を固定していた金具を取り付け、固定。
次に端子を一つずつ取り付けていきます。
プラスケーブル端子→マイナスケーブル端子
の順番です。
マイナスケーブル端子を付ける際に初めはちょっと火花が散ることが多いです。
けどそこは勇気を持って付けちゃいましょう!
私はいつも素手で作業してしまいますが、それで感電はしたことはありません。
この際にもプラスケーブル端子とマイナスケーブル端子が当らないことに注意することと、工具が両方の端子に接触してショートしないように気を付けてください。
ボルトが取り付け終わったら、カバーを取り付け、エンジンルームを閉めて完了です!
使用済みのバッテリーはどこに持っていけばいいの?
交換して廃棄になるバッテリーは一般ゴミでは廃棄できませんので、必ずバッテリー回収業者かカー用品店に廃棄をお願いしてください。
廃バッテリー費用がかかる場合もありますので、廃棄方法をお調べただき廃棄していただいた方がよいと思います。
また、私はバッテリーは大体インターネット通販で購入します。
廃棄バッテリーも無料で引き取って(着払いでお店に送る)もらえますので楽ですし、気に入ったバッテリーが安く手に入りますのでおすすめです!
いかがでしたでしょうか?
バッテリー交換は電気系統の整備になりますので慣れないととても緊張しますよね!
しかしながら、手順をきちんと覚えればバッテリー交換は本当に簡単です!是非試してみてくださいね♪
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