グリスポンプとはどんな工具？使い方と注意点まとめ

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グリスポンプという名前を聞いて馴染みのある方も多少はいられるのではないでしょうか。

ご存じないの方が多いと思われますので分かりやすくご説明させていただきたいと思います。

グリスポンプとは？

グリスポンプとは読んで字のごとくグリスのポンプになります。

ホームセンターとかにもグリスは売っています。

そもそもグリスって何？

グリスとは、機械や工具などの潤滑油みたいな役割をしているのものです。

錆があるような場所や動きが悪いギヤの部分などに塗ってやると滑らかに動くようになります。

形状はパテやマヨネーズ状くらいのものが多いです。

そんなグリスはポンプの中に入れて使用することができます。

主にダンプカーやショベルカー、フォークリフトなど他にも様々な建設機械などにグリスを注入するためにあるのです。

グリスポンプの用途、使用方法

このグリスポンプは、手動で動かす工具になります。

ポンプの中にジャバラ状のグリスを入れてセッティングしたら、両手で持ってレバーを開いて閉じてを繰り返すことによりグリスポンプの先っちょからグリスがちょっとづつ出てくる仕組みになっています。

手動なので、かなりの圧力がかけることができます。

そのグリスポンプを重機などのシリンダーの根本の部分にある注入口に差し込みレバーを動かすことによって高圧の圧力をかけながらグリスを注入するのです。

グリスポンプの大きさにもよりますが1ストロークで1.5ccくらい出るようになっています。

ストローク数を覚えておくとどれだけ入ったかも分かるようになっているのでとても便利ですよね。

グリスポンプはどこで使うの？

このグリスポンプには建設機械などに使用することだけではなくて、建設業の作業の中でも使われています。

グリスポンプの中に接着剤を入れ込んで外壁やタイルの隙間などに注入したりするものです。

これは本来の使い方とは違いますが、工具の応用例としてこういった使い方もあるみたいです。

マンションやアパートなどの外壁とかはコンクリートの上にモルタルなどが塗ってありますが、年数が経つとだんだん劣化してきてコンクリートとモルタルの間に隙間が少しずつ出来てきてそれが剥離して浮いたり、耐えきれずに割れて落ちたりとかするのです。

そこで考えられたのがその工法で今でも、普通にその工法で建物の補修をしたりしていますよ。

グリスポンプとは、工夫を重ねて色んな使い道を見いだされているのですね。

一般の方々はあまり見たことない工具ですが見えない所の縁の下の力持ち的な感じの工具ですね！