とても便利な工具セット！おすすめメーカーや選び方は？

この記事は5分で読めます　

DIYから現場作業まで、《工具セット》があればとても便利です。

購入費用を考えると、バラ売りの工具に比べ工具セットの方が高いです。

その為、必要な工具だけあれば良いという方もおられますが、長い目で見ると都度買い足していくより、セットで購入する方がトータル費用で考えるとお得で魅力的です。

意外と日常生活でも現場作業でもわずかなサイズ違いで組立が出来ず困る場面はよくあります。

工具セットは安いものから高いものまで様々な種類があります。

バラ売りの工具でもそうですが、長く使おうと考えている方には高品質なものがおすすめです。

そこで今回は工具セットを販売されているメーカーさんをその特徴と共にご紹介して参ります！

おすすめの国内工具メーカーは？

京都機械工具株式会社（KYOTO TOOL CO., LTD.）

まず、日本だけでなく世界でも通用する、中でも特におすすめの日本国内メーカーは、KTCです。

仕事で工具を使われている方なら誰もが知る日本製の高品質なメーカーで、京都機械工具株式会社（KYOTO TOOL CO., LTD.）です。

工具セット箱の表の部分にKTCのロゴがあるので一目で分かり、とても魅力的。

プロ仕様ですがDIYでももちろん使え、KTCの工具セット一つあれば丈夫で精度が高く長く使えますし、高品質な作業もできておすすめです。

ただし、プロ仕様と言われるだけありKTCの工具セットは価格がちょっと高いです。。。

トネ(TONE)

そこで、安すぎず品質も一定のレベルのメーカーは日本に本社を置くトネ(TONE)です。

国内ではKTCとよく比較されている人気の工具メーカーです。恐らく名前は聞いたことあるかと思います。

トネ(TONE)も日本のメーカーで大阪に本社を置く会社ですが、社名の由来は関東の中央を貫流し水運など様々な役割を果たす日本の代表的な大河の利根川がトネ(TONE)ブランドの由来です。

よくわからないメーカーの製品を安く買うくらいなら道具の種類も豊富なトネ(TONE)をおすすめします。

トネ(TONE)の工具の精度もとても高く人気のメーカーです。

トップ工業(TOP)

トップ(TOP)さんは日本で新潟県に本社を置く工具メーカーです。

トップさんの工具セットはびっくりするくらい高い！というわけではなく、導入編でも購入しやすい工具セットを販売しています。

国内製品ですので耐久性や強度は申し分ないでしょう！

精度もとても高くて評判も良く、愛用者も多い人気の工具メーカーです。

FC（ファミクリ）

当店のオリジナルブランドの製品は台湾の信頼の置ける工場で制作している工具セットです。

特に初心者の方にご好評をいただいております。

当店の工具セットは国内の大手ホームセンターや有名工具メーカーの藤原産業さん、角利産業さんなどの製品を製作している工場と同じ工場で製作しております。

もちろん藤原さんも角利さんも全てがそこで製造しているわけではありませんが、これは当店の工具セットの品質に関しても信頼が置けるものだと思っております。

特にe-valueさんの製品は当店の製品と良く似ているところがあります。

おすすめの海外工具メーカーは？

スナップオン(Snap-on)

海外製の工具といえば、アメリカ製かドイツ製が間違いないと言われています。

工具の歴史を見るとアメリカ製やドイツ製のほうが長く100年以上続いているメーカーがあります。

日本もそうですが自動車大国で自動車作りに必要な工具として工具も発達してきました。

アメリカ製でまず一番に名前が挙がるのはSnap-on(スナップオン）。

とにかくデザインと見た目がカッコいい！

スナップオンはソケットレンチを開発したことで有名で世界一のシェアがあり品質も申し分ないです。

マックツールズ(MAC TOOLS)

MAC Tools（マックツールズ）は自動車やバイクなどのメカニックの方に重宝されています。

MAC TOOLSさんもアメリカに本社を置く工具メーカー。

特徴的な工具があるメーカーです。

工具の持ち手ハンドルの部分にあるデザインロゴもおしゃれ！

プロの方で専門工具がない場合マックツールズ探すのが良いです。

クニペックス(KNIPEX)

ドイツであれば、Knipex (クニペックス)が代表的なメーカーです。

ニッパーやプライヤー、ラジオペンチ等の専門メーカーで、かなり特徴的なラインナップを持っています。

その道具に特化しておりますので、評判はとても良いです。

ヴェラ(Wera)

WERA（ヴェラ）はドイツに本社を置く、ドライバーの専門ブランドです。

使いやすさを追求し人間工学を用いてフィット感などを追求し作業者の使いやすさを追求しています。

また、ドライバー先端の加工やコーティング技術は優れ工具の耐久性が保証されています。

しかしながら価格が少し高いかなぁという印象です。

台湾製工具メーカー

アメリカ製、ドイツ製、日本製が工具で有名ですが、最近では台湾製の工具も注目を浴びています。

一言で言いますとリーズナブルでコスパに優れた工具が多いです！

AmazonやYahoo!ショッピングなどで上位のランキングに入っている工具セットは台湾製のものが多いです。

特筆すべき点は強度が高く壊れないことが評価を上げています。しかも価格は安価な物が多いです。

リーズナブルに工具を揃えるなら台湾製がおすすめ。ラインナップも豊富なのでリーズナブルに工具が揃います。

ホームセンターによくあるe-valueやSK11は藤原産業株式会社が台湾で工具を販売しています。

GEAR WRENCH（LEA WAY）

その代表格がGEAR WRENCH（LEA WAY）。

ギアレンチで有名になった会社です。

ギアレンチと聞くとピンと来ないかもしれないですが、ラチェット式めがねレンチといえば分かる方が多いです。

これはLEA WAY社がギアレンチの商標を持っている為で、その他のメーカーが作る場合には名称がラチェット式めがねレンチとなります。

サムライディング（Samuriding）株式会社

サムライディング（Samuriding）株式会社は日本のメーカーで自転車のパーツに特化した会社ですが、台湾製の製品を取り扱っています。

このような高品質なメーカーがある一方、廉価版や安く揃えられるのも一つの特徴です。

その他、ホームセンターで安い工具を揃えようとすると中国製や台湾製が多いのが現実です。

ただし、台湾製だから一概に安く壊れやすいものばかりではなく、LEA WAY社のようにメーカーを見れば高品質なメーカーがたくさんあります。

実際の作業用途、プロ仕様で専門職の人が使うにはそれぞれが得意としているメーカーを選べばあまり見ない特徴な工具セットが揃いますし、安価でまず使ってみたいという方にはホームセンターでもそれなりのものは揃います。

工具セット選びに大事なことは？

工具に最低限の品質を求めるのには理由があります。

価格を見よう

まず安い工具は耐久性がありません。

例えば安いドライバーを使用していると、ステンレスなどのねじを締めているとドライバーの先端が負けてガタガタになり使い物にならなくなります。

逆に安いスパナなどを使うと開口部の寸法のばらつきが大きく、ナットを絞める時ガタツキが大きく無理に締めようとするとナットの角が取れて回らなくなることがあります。

工具自体を長く使う意味でも、加工するネジやナットを傷めて使い物にならない、また見た目が悪くならないためにも最低限の品質を持った工具セットを選ぶことは大事なポイントです。

見た目が悪いと作業効率も悪くなるかも？

セット数を見よう

また、セットの点数が多ければ価格も高くなります。

安くセット点数が少なければ必要な工具のサイズがなくて困ることがあります。

そんな時DIYなど家庭で使う方なら、まず見たことがない工具が入っているものは選ばないようにしましょう。

例えば先端が星型になっているトルクスレンチ。

これは産業機器などで使われている特殊な工具で日常品の中ではほとんど使うことがありません。

よく見るプラスドライバー、マイナスドライバーとコの字型の先端のスパナがあれば最低限の作業は出来ます。

出来ればモンキーレンチがあれば尚良いです。

モンキーレンチはコの字型の先端の付け根にネジのようなものがついていてコの字型のサイズを変えられます。

スパナセットがあっても万が一サイズがない場合、モンキーレンチがあって助かることがよくあります。

ただし、高品質なものを作る、しっかり締めたり緩めたりするにはレンチで作業したほうが確実なので注意してください。

ラチェット機能は重宝する！

ボルトでもナットでもラチェット機能があるものはおすすめです。

ボルトやナットを締め付けたり緩めたりする際に、手間に感じるのが工具を回して締めたり緩めた後、一旦工具を外してまた締めてと繰り返す作業です。

特に狭い所での作業や、体勢が不安定なところでの作業では、体にかかる負担はかなりのものです。

一般的には聞きなれない言葉ですが、ラチェットというのは回転方向が一定方向になります。

例えば締める時は時計回りに使用しますが、そのまま反時計回りに回すと通常は緩んでしまって作業になりません。

しかし、ラチェット機能があれば反時計回りに回すと空回りします。

それによりボルトやナットに工具をセットすれば、工具を外すことなく工具を時計回りと反時計回りに繰り返し回すことで締めたり緩めたりできます。

日用的に使うなら？

日用用途でのDIYや日曜大工であればノコギリや金づち、ハンマー、ニッパーなどの道具があればより良いです。

女性であれば電動ドライバーがあれば力がいらず便利です。

電動ドライバーはコンセント式と充電式がありますが、どこでも使えるということで充電式のほうが人気があります。

工具セットは色々な種類がありますので、実際に使いたい用途を考えそれに合わせたものを使い分けることが大事です。

数が多くても必要がないものがあればもったいないので、まずは用途を考えたくさんの工具セットの種類を見てマッチするのを選ぶのが良いです。

工具セットは工具箱にもこだわろう！

工具セットを購入するのはいいのですが、工具箱にもこだわって選ぶことをおすすめ致します。

その工具箱によっては収納がしにくくなったり、かなり重くなってしまって持ち運びに支障が出てしまうこともシバシバ。

逆に工具箱の種類によっては収納力がとても良くなったり、箱が頑丈な分耐久性があったりとメリットも沢山あります。

ここでは工具箱の種類を簡単にご紹介してゆきます！

工具箱を詳しく書いた記事はこちらを参考にしてください。

現役自動車ディーラーおすすめする工具箱の種類とは？