芸妓さんと舞妓さんは京都以外にもいるの?
芸妓さんと舞妓さんは京都だけ?
芸妓さん・舞妓さんは京都がやはり有名ですが、日本には京都以外にも芸妓さん・舞妓さんがいる地域がありますのでご紹介したいと思います。
金沢
加賀百万石の城下町・金沢には《ひがし・にし・主計兆》という3つの茶屋街があります。
その歴史は古く、19世紀頃からあるといわれています。
芸妓の芸にはいくつかの種類があり、初めに覚えるのが立ち方(踊り)、次に鳴り物(お囃子/オハヤシ)です。
鳴り物には4つあり、太鼓・堤・大かわ・笛があり、それぞれの師匠のところでお稽古をする必要があります。
これをマスターしてから覚えるのが地方(じかた)という三味線と歌になります。
東京都
東京では芸子または芸者や芸妓(げいぎ)と呼びます。
修行中の芸者は半玉(はんぎょく)と呼ばれます。
芸者が活動する界隈を花街(はなまち)と呼んで、東京では赤坂・浅草・大塚・神楽阪・大井町などがあります。
博多
博多に芸子が誕生したのは、江戸時代中期以降です。
当初、大阪の芸子が長崎の茶屋に招かれていましたが、滞在が100日以下とのルールがあったため、一度長崎を出て博多に滞在し稼ぎ、また長崎に戻るというのを繰り返していました。
その中には博多に定住する芸子もいたようで、その方々が博多芸子のルーツになっています。
福井県あわら温泉
かつて舞踏、堤、三味線、太鼓など芸のすばらしさで全国にその名が知られていました。
ただ現在の観光客は家族連れや個人が多いため、お座敷遊びをする方が減っておりますが、また盛り上げようとする動きも出てきています。
新潟
新潟には200年の歴史がある古田花街があります。
新潟では芸子を留袖(とめそで)、見習いを振袖(ふりそで)と呼びます。
留袖になるには7~8年かかるそうです。
留袖は髪を中島田に結い、着物の裾は着物より長いお引きずりを着用、振袖はももわれなどの少女のまげで振袖を着ます。
熱海
私の住む静岡県熱海市にも古くから芸妓さんが存在致します。
話によると置屋が200近くあるとか。
ちなみに《置屋》とは芸妓さんが所属する派遣会社のようなものです!
その置屋の組合のような物が《見番》と呼ばれます。
熱海は知らずもがな老舗の旅館も多い温泉地です。
今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は見番で芸者さんに依頼をして、旅館での飲みの席で踊りなどを愉しむ旅も多かったですよね!
こうらん一覧であげてゆくと色々な地域で芸妓さん・舞妓さんは活躍されているんですね。
一度見に行ってみたいなと思いました!
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