芸妓さん舞妓さんの豆知識!花街(かがい/はなまち)のお正月は何をするの?
芸妓さん舞妓さんのお正月について勉強しよう!
お正月は、花街がいつにも増して華やかになる時期。
その時にしか見られない正装や、どのような行事がおこなわれているかなどをまとめてみました。
それではご覧ください!
お正月の花かんざし
お正月には、その時期限定の《花かんざし》というものが存在します。
基本的に年始にふさわしい、おめでたい雰囲気に合うかんざしが選ばれますが、15日までの期間だけは「稲穂」の飾りがつくことで知られています。
(それを過ぎるとそこから月末までは松竹梅のみのデザインになります)
この稲穂には、「今年も一年、稲穂の様に頭を垂れて謙虚に働きます」という意味があるそうです。
また、本物のお米を使って作られることから「豊作」にも通じます。
お正月にふさわしい、縁起の良いものですね!
ちなみに、稲穂の根元には目の書かれていない小さな《鳩の飾り》が付いています。
この鳩の目を好きな人に入れてもらうと、その恋愛はうまくいく!のだとか。
こういったジンクスがあることを知ると、すこし親近感がわきますね。
しかし馴染みのお客さんに「俺が目を入れてやろう」と言われたらどう断るのでしょう…。
とても気になりますがきっとそこはプロですから上手くやるに違いありませんね!
事始め 〜お正月に向けて〜
事始めとは、芸妓さん舞妓さんたちが芸事の師匠やお茶屋に、一年の御礼と来たる新年に向けてのご挨拶をし、お正月の準備を始めることです。
年内12月13日に行われる決まりになっています。
毎年この日には、かの有名な京舞井上流五世家元、井上八千代さんのもとに祇園の芸妓さん舞妓たちが大勢訪れるそう。
事始めの様子がわかる動画もいくつかありますので、気になった方は是非ご覧になってみてくださいね。
美しい芸妓さん舞妓さんたちが揃って歩く姿は荘厳で一見の価値あり!です。
新年挨拶回り
さて続いては年が明けてから。
京都の花街である宮川町のものがとても有名な新年挨拶廻り。
例年1月5日、芸妓さん舞妓さんたちが揃って、日頃からお世話になっているお茶屋さんへ新年の挨拶に回ります。
※「初寄り」と呼ばれることもあります。
花街の正装である黒紋付きの着物に金の丸帯、そして稲穂のかんざしを挿した芸妓さん舞妓さんの艶やかな姿はさぞかし美しいことでしょう…。
舞妓さんによって髪型などの違いがあるので、そこに注目するのも楽しみ方の1つです。
例年13時ごろがピークなようなので観たい方はその時間を狙ってぜひ行ってみてくださいね。
最後に
いかがだったでしょうか?
年に一度だけの芸妓さん舞妓さんたちの姿、ぜひ直接見てみたいものです。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
それではまた!
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