芸妓さん・舞妓さんの豆知識!舞妓さんのメイクはどのようにするの?
美しい白塗りの舞妓さん!
舞妓さんのメイクは、白塗りと言って真っ白に顔を覆ったメイクが特徴的ですよね。
あの美しいメイクはどのようにされているのかを探ってみましょう。
ベースメイク
まず、おしろいをつける前に油を下地として塗ります。
この時に塗る油は鬢(びん)付け油といわれ、昔から相撲取りなどが髷(まげ)を結い上げる際にワックスのように使用されてきた油です。
鬢付け油は常温だと固いため、手に取って体温で温めから顔や首筋に塗っていきます。
ちなみに鬢付け油は古くから化粧下地としても使われており、肌の保湿力が高いのが特徴なのだそうです。
舞妓さんのお肌が綺麗なのは、こういったメイク用品の機能の高さにもあるのかもしれませんね!
鬢付け油を塗ったら、白塗りを行っていきます。
白塗りでは、練り白粉を使用。
練り白粉を水で溶いたら、「板刷毛」といわれる専用の刷毛(はけ)を使って塗っていきます。
何度も塗り重ね、最後にパフでなじませます。
アイメイク・眉メイク
ベースメイクが終わったら、次はアイメイクです。
舞妓さんのアイメイクは、眉や目じりに赤色を使った艶やかなメイクが特徴。
赤い色は棒状の紅(棒紅)を水で溶いて使用します。
この赤い色は、眉メイクの際にも黒に混ぜて使用します。
ちなみに眉の形は、笹の葉を半分にした形が綺麗だと言われているそうです。
アイメイクでは、目じりに赤色を使用。
特に舞妓さんの場合はこの赤を使用して、少し幼げなかわいらしさを演出します。
その上に黒で目の形に合わせてアイラインを引き、引き締めます。
最後にマスカラでまつげを整えれば、アイメイクの完成です。
唇のメイク
唇へも棒紅で色をのせていきます。
水で溶いた紅をリップ用の刷毛で塗ったら、ティッシュをくわえて完成。
このとき、新人の舞妓さんの場合はおちょぼ口にするのも特徴。
幼さを演出するための唇メイクの技なのだそうです。
襟足に模様をつける
舞妓さんメイクの最終段階で行うのが、襟足に模様をつける作業。
襟足を残して白塗りをすることで、舞妓さん独特の模様をつけていきます。
どのような模様かというと、色を塗っていない襟足の肌の部分がWの文字を描くような形の模様。
舞妓さんはかつらをかぶらない分、襟足が長く見えるようにこうした模様をつけるのだそうです。
ちなみに首の周りも白塗りを行っていきますが、首の部分は顔よりも白く塗るのが顔をより白く美しく見せるためのコツなのだそうですよ。
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