マキタのグラインダーのおすすめは?40V・18V・100Vの選び方
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結論:マキタのグラインダーは「すでに持っているバッテリー」で選ぶのが基本です。
18Vのマキタ工具を持っているなら、18Vの「GA404DZN(本体のみ)」が安く済みます。
これから揃えるなら、長い切断に強い40Vmaxの「GA019G」がおすすめです。
コンセントの近くで使い、軽さを優先するならAC100Vの「9533B」を選びます。
この記事を書いた人:谷 清和(カーライフアンテナ)。
車好きで、整備は趣味で自分でやる程度のDIY派です。
台湾から輸入した工具をECで販売していた経験があります。
整備士の資格はありません。
ディスクグラインダーとは、円盤状の砥石や切断砥石を高速で回して、金属を削ったり切ったりする電動工具です。
車いじりでは、錆びたボルトの切断、マフラーやステーの加工、溶接前後の下地処理などで出番があります。
メーカーを問わずに比べたい人は、ディスクグラインダーはどれがいい?おすすめ10選を先に読んでください。
この記事は「マキタに決めた。
でも40V・18V・100Vのどれを買えばいい?」という人向けに、マキタの中での選び方にしぼっています。
仕様の数字は、マキタ製品を扱う複数の販売店に掲載されたメーカー仕様で、2026年10月27日に一致を確かめたものです。
持っていない機種の使用感は書いていません。
マキタのグラインダーおすすめ3台の比較表
マキタの100mmディスクグラインダーは、電源で「40Vmax」「18V」「AC100V」の3つに分かれます。
まずは代表的な3台の仕様を並べます。
| 機種 | 電源 | 無負荷回転数 | 質量 | 長さ | スイッチ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GA019G | 40Vmax(直流36V) | 3,000〜8,500回転/分(ダイヤル変速) | 3.0kg(BL4040装着時) | 418mm | パドルスイッチ | 切断が多い・これから揃える |
| GA404DN(GA404DZN) | 18V | 8,500回転/分 | 2.3kg(バッテリ含む) | 362mm | スライドスイッチ | 18Vの工具を持っている |
| 9533B | AC100V(720W) | 12,000回転/分 | 1.5kg | 262mm | コード式 | 軽さと安さ優先・電源の近く |
仕様は2026年10月27日時点の販売店掲載のメーカー仕様です。
砥石は3台とも外径100mm・内径15mmです。
| 型番 | 中身 | Amazonの価格の目安 | Amazonの評価 |
|---|---|---|---|
| GA019GRMX | 本体+バッテリー2本・充電器・ケース | 約75,000円 | 4.4 |
| GA019GZ | 本体のみ | 約31,500円 | 4.8(10件) |
| GA404DZN | 本体のみ | 約20,000円 | 4.3(451件) |
| 9533B | 本体(コード式) | 約8,600円 | 4.3(918件) |
価格・評価は2026年10月27日にAmazonで確認した目安です。
本体のみの機種は、バッテリーと充電器を持っていない場合は別に買う必要があります。
マキタのグラインダー選びで最初に見るのは、性能より「どのバッテリーを使うか」です。
マキタの40Vmaxと18Vのバッテリーには互換性がありません。
手持ちの工具と同じ電源にそろえれば、本体のみを買うだけで済みます。
40V・18V・100Vの違いは?マキタのグラインダーの選び方
マキタのグラインダーは、4つのポイントで選びます。
①電源(バッテリーの種類)②作業の長さ③重さと取り回し④本体のみかセットか、です。
① 電源:手持ちのバッテリーに合わせる
マキタの充電式工具は、18Vのシリーズと40Vmaxのシリーズでバッテリーが分かれています。
インパクトドライバーや掃除機で18Vのバッテリーを持っている人は多いはずです。
その場合は、18Vのグラインダーを本体のみで買うのがいちばん安く済みます。
40Vmaxは、大きな力が要る工具向けのシリーズです。
これから工具を揃える人や、切断や研削を長い時間続ける人に向きます。
AC100V(コード式)は、バッテリーが要らず、コンセントがあれば時間を気にせず使えます。
ガレージや自宅の作業場で使うことが多い人には、いちばん手軽な選択肢です。
② 作業の長さ:切断が多いなら40Vmax、軽作業なら18V
錆びたボルトを1〜2本切る、ステーを少し削る、くらいの作業なら18Vで足ります。
マフラーの切断や鉄板の切り出しなど、刃を当てている時間が長い作業が多いなら、40Vmaxのほうが余裕があります。
GA019Gは、ダイヤルで回転数を3,000〜8,500回転/分の間で変えられます。
回転数を下げられると、薄い板や塗装面を削るときに、削りすぎや焼けを抑えやすくなります。
③ 重さと取り回し:いちばん軽いのはAC100V
3台の中でいちばん軽いのは、AC100Vの9533B(1.5kg)です。
充電式はバッテリーのぶん重くなり、18VのGA404DNは2.3kg、40VmaxのGA019Gは3.0kgです。
車の下にもぐる作業や、片手で支える時間が長い作業では、この差が疲れやすさに出ます。
長さも同じ順で、9533Bは262mm、GA404DNは362mm、GA019Gは418mmです。
エンジンルームの奥など狭い場所に入れるなら、短いほうが扱いやすくなります。
④ 本体のみ(Z)かセット(RMXなど)か
マキタの充電式工具は、型番の最後の文字でセット内容がわかります。
「Z」で終わるもの(例:GA019GZ・GA404DZN)は本体のみで、バッテリーと充電器は別売です。
「RMX」などで終わるもの(例:GA019GRMX)は、バッテリー2本・充電器・ケースが付いたセットです。
バッテリーを持っていない人が本体のみを買うと、そのままでは使えません。
購入前に、型番の最後の文字と「バッテリ・充電器別売」の表記を必ず確かめてください。
| 型番の例 | 中身 | こんな人に |
|---|---|---|
| GA019GZ | 本体のみ | 40Vmaxのバッテリーと充電器を持っている |
| GA019GRMX | 本体+バッテリBL4040×2本+充電器DC40RA+ケース | 40Vmaxをこれから始める |
| GA404DZN | 本体のみ | 18Vのバッテリーと充電器を持っている |
| 9533B | 本体(コード式) | バッテリーが要らない |
マキタのグラインダーおすすめ3台
ここからは、比較表の3台を1台ずつ紹介します。
どれも砥石は100mmで、ホームセンターで売っている100mmの研削砥石・切断砥石が使えます。
取り付けられる砥石の厚さは、仕様と取扱説明書で確かめてください。
GA019Gと9533Bには、研削砥石とロックナットレンチが標準で付きます(販売店掲載の仕様より)。
ロックナットレンチとは、砥石を締めたり外したりする専用のレンチです。
サビ落としや塗装はがしの研磨には、ワイヤーブラシや多羽根ディスク(フラップディスク)を付け替えて使います。
塗装面の磨き上げが目的なら、グラインダーではなくポリッシャーという別の工具が向いています。
これから揃えるなら:40Vmax GA019G
GA019Gは、40Vmaxのバッテリーで動く100mmのディスクグラインダーです。
パドルスイッチ(握って押す間だけ回るスイッチ)とダイヤル変速を備え、無負荷回転数は3,000〜8,500回転/分です。
質量はバッテリBL4040装着時で3.0kgと3台でいちばん重いですが、そのぶん長い作業に向きます。
40Vmaxの集じん機と無線でつながる「無線連動」に対応しているのも特徴です。
グラインダーの電源を入れると集じん機も動くので、ガレージで削りかすを吸いながら作業したい人には便利です。
マキタ GA019GRMX 100mm 40Vmax充電式ディスクグラインダ(バッテリBL4040×2本・充電器・ケース付)
40Vmaxをこれから始める人向けのフルセット。切断が多い作業に余裕がある
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マキタ GA019GZ 100mm 40Vmax充電式ディスクグラインダ(本体のみ)
40Vmaxのバッテリーと充電器をすでに持っている人向け
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18Vの工具を持っているなら:GA404DZN
GA404DZNは、18Vのバッテリーで動く100mmのディスクグラインダーの本体のみです。
モーターはDCブラシレスモーターで、無負荷回転数は8,500回転/分、質量はバッテリ含みで2.3kgです。
スイッチはスライド式です。
18Vのマキタ工具を1台でも持っていれば、本体を足すだけで使えます。
DIYで車の部品を少し削る・切る、という使い方なら、まずはこの1台で足りることが多いはずです。
マキタ GA404DZN 100mm 18V充電式ディスクグラインダ(本体のみ)
18Vのマキタ工具を持っている人なら、本体を足すだけで使える。3台の真ん中の重さ
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軽さと安さ優先なら:AC100V 9533B
9533Bは、コンセントにつないで使うAC100Vの100mmディスクグラインダーです。
消費電力は720W、無負荷回転数は12,000回転/分、質量は1.5kgと、3台でいちばん軽く、いちばん短い機種です。
バッテリーの残りを気にせず使えます。
一方で、コードの長さ(2.5m)の範囲でしか動けないので、駐車場や屋外で使うなら延長コードが要ります。
延長コードは、容量が足りるもの(電流の大きい工具に対応したもの)を選んでください。
マキタ 9533B 100mm ディスクグラインダ(AC100V)
バッテリー不要で3台中いちばん軽い1.5kg。ガレージや作業場の近くで使う人に
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マキタのグラインダーの使い方と安全の注意
グラインダーは、使い方を間違えると大けがにつながる工具です。
どの機種を選んでも、取扱説明書を最初に読み、次の注意を守ってください。
使う前の準備
1. 保護メガネ(できれば顔全体を守るフェイスシールド)、防じんマスク、耳栓、革手袋を着ける
2. 砥石・切断砥石に割れや欠けがないかを見る
3. 砥石が機種に合ったサイズで、表示された最高使用周速度(または最高回転数)が工具の回転数以上かを確かめる
4. ホイールカバーが付いていて、体の側を向いていることを確かめる
5. 削る物をバイスやクランプでしっかり固定する
ホイールカバーを外して使ったり、砥石の表示より速い回転数で使ったりしてはいけません。
砥石が割れて飛ぶと、大きなけがにつながります。
作業中の注意
・スイッチを入れたら、しばらく空回りさせて振動や異音がないかを確かめてから当てる
・切断砥石を横から押し付けて削らない(切断砥石は切るためのもので、側面で削ると割れやすい)
・火花の飛ぶ先にガソリン、オイル、布、紙などの燃えやすい物を置かない
・車の作業では、燃料系の配管や電装の配線の近くで使わない
燃料タンクや燃料ホースの近くでの作業は危険です。
ブレーキ・足回りの部品の切断や加工も、自分でやらず整備工場に相談してください。
職場で研削といしの取替えや試運転を業務として行う人には、特別教育が必要です(労働安全衛生規則 第36条第1号)。
自由研削用の特別教育は、学科4時間・実技2時間です。
出典:東京労働局「安全衛生教育(特別教育・職長教育・雇入れ時の教育)」(2026年10月27日確認)
厚生労働省の安全教材も、といしの外観検査と打音検査を求めています。
ひび・割れ・欠けを確かめ、といしカバーを付けることです。
出典:厚生労働省「グラインダー作業の安全」教材(PDF)(2026年10月27日確認)
使い方の基本はディスクグラインダーの使い方は?、事故を防ぐ注意点はディスクグラインダーは危険?で詳しくまとめています。
輸入品の安いグラインダーとの違い
私は台湾から工具を輸入してECで販売していた経験があります。
その経験から言えるのは、価格が安い輸入品でも、買う前に見るべき点は同じだということです。
見るのは4つです。
砥石のサイズ(100mm・内径15mm)、無負荷回転数、ホイールカバーの有無、電気用品安全法の表示(PSEマーク)です。
マキタのような国内メーカー品は、取扱説明書が日本語で、部品の取り寄せや修理の窓口がはっきりしているのが安心材料です。
よくある質問(FAQ)
マキタの18Vバッテリーは40Vmaxのグラインダーに使える?
使えません。
18Vと40Vmaxはバッテリーの形が違い、互換性はありません。
手持ちのバッテリーに合わせて、同じシリーズの本体を選んでください。
マキタのグラインダーは100mmと125mmのどちらがいい?
DIYで車の部品を削る・切る程度なら、砥石が手に入りやすく扱いやすい100mmが選びやすいです。
厚い鉄板を切る、広い面を削る作業が多い人は125mmも候補になります。
100mmと125mmの違いはおすすめ10選の記事で比べています。
充電式とコード式(AC100V)はどちらがいい?
屋外や駐車場、車の周りを動き回りながら使うなら充電式、ガレージなどコンセントの近くで使うならコード式が向きます。
軽さと価格を優先するならコード式、コードの取り回しが面倒なら充電式です。
まとめ
マキタのグラインダーは、手持ちのバッテリーで選ぶのが基本です。
18Vの工具を持っているならGA404DZN(本体のみ)が候補です。
これから揃えて切断も多いなら40VmaxのGA019G、軽さを優先してコンセントの近くで使うなら9533Bです。
本体のみ(Z)とセットの違いを型番で確かめ、使うときは保護具とホイールカバー、砥石の回転数の表示を必ず確かめてください。
メーカーを問わず比べたい人は、ディスクグラインダーの選び方も参考にしてください。
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