カーボンニュートラルとは？車との関係性はあるの？

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ここ最近聞く言葉に、タイトルにも書きました、《カーボンニュートラル》があります。

さてこれは何でしょうか？

カーボン＝炭素です。元素記号では、「C」ですね。

 

これが酸素と結び付くと「CO₂」となり、二酸化炭素になります。

 

この二酸化炭素が、今地球上で起きている異常気象の原因とされています。

 

この二酸化炭素を減らす動きが、全世界を対象として2050年には、排出0の目標を掲げ各国としてどのように取り組むか、ノルマが課せられて来るのです。

 

カーボンニュートラルの考え方とは

 

それでは、カーボンニュートラルの考え方ですが、二酸化炭素は植物が光合成を行う際に必要なもので、植物が二酸化炭素を取り込むとその分の二酸化炭素が減ります。

 

しかし植物の命が絶たれ腐敗すれば、後に炭素となり地中へ残ることになります。

 

ただ、二酸化炭素を取り込んで炭素を残しても、それはプラスマイナス「０」となります。

 

二酸化炭素を排出すれば、その分の二酸化炭素を回収するという考え方が、《カーボンニュートラル》となります。

 

二酸化炭素を排出する原因とは

二酸化炭素は、空気中、海などの水の中、地中とあらゆるところに存在しています。

 

しかし人間は生きて行く中で、不便を便利に変えてきました。

 

しかし便利な物を造り出す過程で、二酸化炭素が排出され、便利な物を使っても二酸化炭素を排出する悪循環を造り出してきました。

現在の地球上では、二酸化炭素の排出量＝二酸化炭素の回収量のサイクルにはなっていません。　

 

明らかに二酸化炭素の排出量の方が多くなっています。

 

全世界が今の生活を放棄し、原始時代のような生活を送るならば、地球にとって良い環境が戻って来るでしょう。

 

しかし、そのような事は出来ませんね。。。

 

今多くの二酸化炭素を排出している原因としては、埋蔵されている化石燃料を掘り出し、それらを燃やして動力源に変えている事になります。

 

身近な物では、「電気」です。

 

電気は電力会社から送られあらゆる電化製品を動かし暮らしを豊かにしています。

 

今の暮らしには、電気が必要で、その電気を作るには、電気を作る為の機械を動かす必要があります。

 

電気を作る方法として、火力・水力・地熱・原子力などがありますが、電気を生成する過程で、二酸化炭素が排出される事になります。

 

現在では、環境に良い風力や太陽光による発電方法も増えて来ています。

身近な便利な車は、化石燃料を燃やし、動力に変える事で、行きたい場所へ移動する事が出来ます。

 

しかし燃料を燃やす事で、二酸化炭素が発生する事になります。

 

車のカーボンニュートラルの関係とは

それでは、車についてのカーボンニュートラルについて、少しお話をします。

現在では、燃費の部分が特にフューチャーされています。

 

過去の車の歴史を振り返っても、現在では燃費が向上しているのは、誰が見ても明白です。

 

その先のカーボンニュートラルを見据えた技術開発により、結果として燃費が向上している訳です。

 

それは、内燃機関でも、燃料を効率良く空気と混ぜ合わせ完全燃焼させる技術の進化により、燃費向上と二酸化炭素の排出量を減らしています。　

 

しかし近未来には、二酸化炭素を排出させる車は無くなってしまうと思われます。

 

全世界がその方向で舵を切りました。

 

二酸化炭素を排出させない車・・・今メインとなる方法としては、電気自動車でしょう。

水素自動車などもありますが、実用化に向けては、インフラ整備も必要となる為、国や自治体などと連携しなければ、車を造る会社だけでは、実現しないからです。

 

世界でも、電気自動車の開発が車メーカ―のみならず、ベンチャー企業も参入しています。

 

電気自動車の問題とは

心配となるのが、航続距離の問題と充電時間です。

 

ガソリンスタンドのように、充電スタンドが、普及しておらず、今後はさらに増えると思われますが、まだ時間は掛かりそうですね。

 

車好きの私としては、車が進化して行く事は、とても良い事であると思います。

 

しかし便利になり過ぎて、単なる移動手段の道具にはなって欲しくはないですね。

 

操る楽しみ、ワクワク感は継承し、「車」と言う特別な存在は無くならないで欲しいと思います。

 

それでは、楽しいカーライフをお過ごしくださいね！