ディスクブレーキピストンツールはどんな工具？使い方や注意点まとめ

ディスクブレーキピストンツールは、「ディスクブレーキセパレーター」とも呼ばれています。

他にも、人によっては、「ブレーキピストン戻し」とも呼んでいる方もいます。

主に車のブレーキパッドやローターを交換する際に使用する工具になります。

呼び方はどれも正解です！

ディスクブレーキの交換を自分でするという中級者の方なら、プライヤーで何とかするという強者もいるかもしれません笑

私が過去にディスクブレーキパッドの交換をしたときは、プライヤーと外した古いディスクブレーキでブレーキピストンを戻していました。

しかし、そのようなことをするとブレーキパッドを押すピストンに、傷がついてしまったりする可能性も考えられます。

なので、ディスクブレーキの交換をする場合は、ディスクブレーキピストンツールを使ったほうが良いし効率的なのです！

ディスクブレーキピストンツールの基本的な使い方

ディスクブレーキピストンツールの使い方は、以下の手順で行います。

①ブレーキキャリパーにディスクブレーキピストンツールをピストンに当たるようにはめ込む

②ディスクブレーキピストンツールについているハンドル部分を時計回りで回す

ディスクブレーキピストンツールについているハンドル部分を、時計回りで回せばピストンを戻すことができます。

ピストンを戻しきったら反時計回りで回せば、ディスクブレーキピストンツールは緩むのでブレーキキャリパーから外しましょう。

基本的にディスクブレーキピストンツールは、車種によっては使えないこともあります。

なので、ブレーキキャリパーによってプレートを選択できるようなディスクブレーキピストンツールを選んだほうが良いですね。

ディスクブレーキピストンツールの使用上の注意点

ピストンを拡げる際(ボルトをねじ込む際に)インパクトドライバーを使うと、ディスクブレーキピストンツールを壊してしまう場合があります。

よって、ハンドルを速く回したいのなら、チェットハンドルが使えるようなタイプを選んだほうが良いでしょう。

ディスクブレーキのピストン戻しに関しては、自作でディスクブレーキピストンツールのような工具を作る方もいらっしゃいます。

ですが、ディスクブレーキは一番重要な部品なので、できる限り専用の工具を使って交換をしたほうが良いです。

そのほうが、安全にブレーキを踏めますし、後々トラブルにつながる心配も回避できるでしょう！

ディスクブレーキピストンツールを自作して作業したい気持ちはわかりますが、工具にお金をケチるというのは怪我の元になるのでやめたほうが良いです。

なので、ディスクブレーキの交換にチャレンジしたい方は、ディスクブレーキピストンツールを買って安全に作業をしてください。