2026年11月9日(月)車・整備・工具の情報サイト
2026年11月06日TEXT: 谷 清和更新:2026年11月08日ニュース

ヨコハマタイヤのリコール対象は?iG91など7,029本の見分け方

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ヨコハマタイヤのリコール対象は?iG91など7,029本の見分け方

結論:ヨコハマタイヤの横浜ゴムは2026年11月5日、タイヤのリコールを国土交通省に届け出ました。
対象は小型トラック・バン用の7商品・12サイズ・計7,029本です。
2026年5月31日〜6月6日製で、側面の製造年週コードの末尾が「2226」のものが当てはまります。
無償で良品と交換され、交換は2027年1月5日に始まります。

この記事の内容は、2026年11月6日に確かめた国土交通省と横浜ゴムの発表によります。

この記事を書いた人:谷 清和(カーライフアンテナ)。
車好きで、整備は趣味で自分でやる程度のDIY派です。
整備士の資格はありません。

発表された事実|ヨコハマタイヤのリコールの中身

今回のリコールは、タイヤの側面(サイドウォール)がふくらむおそれがあるというものです。
製造管理が不十分で、タイヤの材料に異物が混ざったものがありました。
そのため側面の部材どうしの接着が弱く、使ううちに空気が入り込んでふくらむことがあります。

発表によると、最悪の場合は空気が漏れて走行できなくなるおそれがあります。

項目発表の内容
届出日2026年11月5日(リコール届出番号 装22)
届出者横浜ゴム株式会社
不具合の部位サイドウォール部
対象小型トラック・バン用タイヤ 7商品・12型式・計7,029本
製造期間2026年5月31日〜6月6日
改善措置該当する識別記号のタイヤを良品と交換(無償)
リコール開始日2027年1月5日
不具合件数・事故3件・事故なし
発見の動機市場からの情報
問い合わせタイヤリコール受付窓口 0120-606-872(9〜12時・13〜17時、土日祝と同社の休日を除く)

出典:国土交通省「リコールの届出について(ヨコハマ LT151R 他)」(2026年11月5日発表)

出典:横浜ゴム「小型トラック・バン用タイヤのリコール届出について」(2026年11月5日)

リコールとは、安全基準に合わない(おそれがある)製品を、メーカーが国に届け出て無償で直す制度のことです。

対象の7商品・12サイズと識別記号

対象になったのは、次のタイヤです。
識別記号は、タイヤの側面に刻まれた製造年週コードのことです。

商品名サイズ識別記号対象本数
LT151R195/75R15 109/107LFBX7 9AY 2226478本
LT151R195/85R15 113/111LFBL1 YYY 2226313本
LT151R195/85R16 114/112LFBMW YYY 2226567本
LT151R205/70R16 111/109LFB3L YYY 22261,761本
LT151R205/85R16 117/115NFBM0 YYY 22261,129本
iceGUARD iG91185/75R15 106/104LFB5R YYY 2226147本
iceGUARD iG91195/80R15 107/105LFB55 YYY 22261,284本
PARADA PA03215/65R16C 109/107SFBUE YYY 2226753本
Y785R205/80R17.5 120/118NFB6X YYY 22265本
BluEarth-VAN RY55195/80R15 107/105Q1FB55 YYYY 2226569本
GEOLANDAR X-ATLT235/65R17 109/105Q1FBLJ YPHW 222621本
MY807195/85R16 114/112LFBMW JAY 22262本

出典:国土交通省のリコール届出一覧表(PDF)(2026年11月6日確認)

商品ごとに足すと、LT151Rが4,248本、iceGUARD iG91が1,431本です。
この2商品で全体の約8割になります(当サイトの計算)。

8月27日の届出から対象が広がった

今回の届出は、2026年8月27日の届出(装21)の対象を広げたものです。
届出一覧表の備考には「その後新たな不具合原因が判明したため、対象範囲を拡大」とあります。

項目2026年8月27日2026年11月5日
対象商品LT151R の1サイズ7商品・12サイズ
対象本数6本7,029本
交換の始まりすぐに開始2027年1月5日から
持ち主への連絡6本の納入先は特定済みで個別に連絡ホームページ、販売店経由、訪問・ダイレクトメール・電話

出典:横浜ゴム「小型トラック・バン用タイヤ『LT151R』のリコール届出について」(2026年8月27日)

自分のタイヤが対象か見分ける手順

見分けるのに工具は要りません。
横浜ゴムの改善箇所説明図では、側面の製造年週コードで確かめるとしています。
コードの例は「FBX7 9AY 2226」です。

順番見るところ対象になる条件
1側面の商品名上の表の7商品のどれか
2側面のサイズ表示商品名と組み合わせて上の表と同じ
3製造年週コードの最後の4桁2226
4製造年週コードの前半上の表の識別記号と同じ

説明図によると、最後の4桁のうち「22」は製造週、「26」は製造年です。
2226は2026年の第22週という意味です。
例の「FBX7」では、「FB」が工場コード、「X7」がサイズコードです。

出典:国土交通省の改善箇所説明図(PDF)(2026年11月6日確認)

商品名とサイズが合っても、最後の4桁が2226でなければ今回の対象ではありません。

説明図では、表側と裏側の側面を分けて示しています。
外から見える面にコードが見つからないときは、車の内側の面も見てください。
DIYで内側を見るときは、ジャッキアップせずライトで照らすだけにしてください。

カーライフアンテナの見方|誰がいつ確かめるべきか

ここからは、発表をもとにした当サイトの見方です。
一覧の種別は、すべて「小型トラック・バン用」「バン用」「小型トラック用」のどれかです。
乗用車用と書かれたタイヤは入っていません。

いちばん急いで確かめたいのは、この秋にバンをスタッドレスへ替えた人だと考えます。
iceGUARD iG91はバン用のスタッドレスです。
対象は2026年6月製なので、今シーズンに新品で買った人が当てはまりえます。

交換が始まる1月5日までにやること

発表では、交換の開始は2027年1月5日です。
それまでの使い方について、発表には書かれていません。
当サイトとしては、次の3つをすすめます。

1. 上の手順で、自分のタイヤが対象かを確かめる
2. 対象なら、買った販売店か受付窓口(0120-606-872)に連絡して、使い方と交換の段取りを聞く
3. 側面にふくらみがないかを見る

側面にふくらみを見つけたら、そのタイヤで走らないでください。
自分で判断せず、タイヤ販売店や整備工場に見てもらうのが安全です。

会社で何台もバンを使っている場合は、全車の確認が要ります。
発表では、同社は各販売店に電話・メール・紙で情報を伝えるとしています。
ふだんのタイヤ販売店に、まとめて相談してください。

関連する記事

リコールの対象を車台番号で調べる流れは、ホンダ8車種リコールの記事で書いています。
スタッドレスの選び方はスタッドレスタイヤのおすすめの記事、冬の点検は冬のタイヤの空気圧の記事にまとめています。

よくある質問(FAQ)

 

リコールのタイヤ交換はお金がかかる?

かかりません。
横浜ゴムの発表では、該当するタイヤを無償で良品と交換します。
交換は2027年1月5日に始まります。

製造年週コードの2226はどういう意味?

2026年の第22週に作られたという意味です。
横浜ゴムの改善箇所説明図で、「22」が製造週、「26」が製造年と説明されています。

出典

– 国土交通省「リコールの届出について(ヨコハマ LT151R 他)」(2026年11月5日発表)
– 横浜ゴム「小型トラック・バン用タイヤのリコール届出について」(2026年11月5日)
– 横浜ゴム「小型トラック・バン用タイヤ『LT151R』のリコール届出について」(2026年8月27日)

この記事を書いた人

谷 清和(たに きよかず)

カーライフアンテナ運営/ファミリアクリエーション合同会社

車が好きで、簡単な整備は自分でやるDIY派。台湾から輸入したオリジナル工具の通販を手がけてきた経験から、工具の選び方や使い方を紹介しています。記事は公的機関やメーカーが公開している情報を確認して書いていますが、整備士の資格は持っていません。ブレーキなど安全に関わる整備は、整備工場に相談してください。

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